私の手持ちの中で、特に状態が悪かったのが1962年製のテネシアンでした。
これは非常に見た目の良いギターですが、とても弾ける状態ではなかったのです。
ネックリセットの痕跡がありましたが、それも無駄でまたハイ置きを起こしていました。
フレットはヴィンテージの細いものが装着されており、かなり消耗していました。
つまり弦高が全く下がらないギターだったというわけです。
というわけで今回一念発起、フレット交換を依頼しました。フレット側から弦にアプローチするというわけですね。
モノはFREEDOMのEternal Fret・SPEEDY・ミディアムジャンボを選択。
これは他のステンレスフレットよりも多少柔らかく、音質の変化が少ないことがウリだそうです。
ジェスカーのステンレスフレットは硬度HV300、フリーダムのものはHV210。
一般的なニッケルシルバーのフレットはHV160~180くらいなので、それと比べればカチカチですね。
真のメンテナンスフリー化としてジェスカーもあり得ましたが、弾いたときに違和感が出そうだったので今回は見送りました。
まあEternal Fretが多少柔らかかったところでステンレスなので、私が弾く限り次の交換は訪れないでしょう、多分。


結果、新品のステンレスフレットがもたらすフレッシュな音と、素晴らしいコードの分離でした。
弦の滑りがよく、チョーキングが滑らかですね。これを弾きづらいと感じる人は居るかもしれません。
音が硬いかというと、私は特に何も感じませんでした。
仮にそうだったとして、エリクサーを張れば帳尻が合うかもしれませんね。
というわけで、人生初のステンレスフレットは大満足でした。もう、手持ちを全部交換したいくらい。
次はジェスカーのステンレスフレットを試してみたい気分です。
ショップの人には苦労をかけるかもしれませんが・・・。



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