音楽評

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音楽評

オレはダンスが嫌いだ。

誤解のないように言っておきたいが、オレはダンスそのものを嫌っているわけじゃない。正確には、それを取り巻く環境や、風潮を嫌っているんだよ。 運動音痴=運動嫌いとは限らないだろう。このオレがそうさ。 特に球技はからきしだったが、足は速かったから陸上部に所属していた。授業のソフトボールだって、下手なりに楽しんでいたよ。 人をダンスに誘う者は、皆口を揃えてこう言う。
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チャーハン、はんだ付け、BAD FEELING

DALL·E 3 チャーハン、はんだ付け、BAD FEELING――突然だが、この3つの言葉を見て何を連想するだろうか?正解は、「絶対荒れる動画の御三家」である。これらは全て技術を要するほか、個人的な好みも交錯する。そのあたりが、荒れやすいポイントであろう。 この現象を理解するため、それぞれのフィールドに分けて考察する。 まずはチャーハンから見てみよう。料理
音楽評

今一番面白いバンド漫画、「ふつうの軽音部」。

※ジャンプルーキー公開分のネタバレを含みます。 この漫画、一目見て「いいな」と思った。絵がシンプルで、バンドや音楽そのものを過度に美化せず、淡々と進むエッセイ調。やや毒のある、さくらももこのような画風と物語。私はこの手の漫画が大好きなのである。 そしてしばらく更新が止まっていたが、なんと作画担当が付いてジャンプ+に昇格した。原作が好きだったという人も居るかも
ギター

いつの間にか市民権を得ていたエリクサー。その理由とは。

エリクサーが発売した1997年当初、評価はとても低かった。 「最初の音は良いが、音がすぐ死ぬアーニーボール」 と対比して、 「最初から音が死んでいるエリクサー」 などと揶揄されていた。 しかし最近、エリクサーを始めとしたコーティング弦の使用者はとても多い。その理由は、コーティング弦とノンコーティング弦のサウンド差が縮まったからであると考えられる。 そもそもエ
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皆さんには申し訳ないが、私は茂木健一郎と同意見だった。

まあ茂木健一郎は過去にSMAPを称賛していたわけだから、単なるダブスタだ。他人の顔色をうかがって、その時々で意見を翻すのは卑怯だし、ダサい。まあそれは置いておいて、今回の茂木健一郎の意見に対しては概ね同意である。 私は中学生の頃から一貫して、J-POPに批判的であった。当時の代表的なJ-POPといえば浜崎あゆみやオレンジレンジ、EXILEが挙げられるが、今思
音楽評

なぜWANIMAファンは、あんなにも分かりやすい格好をしているのか。

只今熊本で、1CHANCE FESTIVAL 2023というフェスが開催中だ。熊本県農業公園カントリーパークという、結構のどかな場所である。出演はMONGOL800、アジカン、WANIMAなど。 合志市というのは熊本市のベッドタウンで、県内有数の穀倉地帯だ。比較的人が多く、それでいてのどかという土地柄だ。 たまたま友人が近くに住んでおり、現地の様子が送られて
音楽評

Xアカウント、開設。

私、長らくTwitterからは足を洗っておりました。色々と嫌な事があったからです。しかしXというサービスに名前が変わったわけで、ここは心機一転、アカウントを作成しました。 主に記事の更新情報、ジャズマスターとグレッチの画像をアップする予定です。 まだ生まれて間もないアカウントですが、フォローの程宜しくお願い致します。ちなみにエゴサしてますので、記事のポストが
音楽評

THE FIRST TAKEをクソって言っちゃいけないんですか?

私も最初の方は見ていたが、徐々にくだらなさを感じるようになり見るのをやめた。 そんな中話題になった、KEYTALKの彼の発言。実際、彼の発言は芯を喰っている。しかし多くの批判を受け、詫びを入れるに至った。まあ彼は音楽関係者なわけだから、謝罪に追い込まれたのも致し方ないのかもしれない。相手は天下のソニー・ミュージックエンタテインメントだからね。 じゃあ私は業界
ギター

次号のギターマガジンは、ぼっちざろっく特集である。

まだまだ続く、ぼざろ旋風。正直、きらら系でここまでブームが長引いたというのは驚きです。 ギター・マガジン2023年8月号は、ぼっちざろっく特集。もちろんギター雑誌ですから、結束バンドからはギターの後藤ひとりと喜多郁代が登場です。いっそベースマガジンとドラムマガジンに伊地知虹夏と山田リョウも出したらどうだろうか。 これまでギタマガの誌面にアニメキャラが登場する
ギター

ぼっちざろっくの影響でギターがバカ売れしているらしい。

ほら見たことか!と言いたくなりますが、どうやらその規模は想像を超えるようで、業界関係者が言うには過去に類を見ないほどギターが売れているそうな。 つまりかつてあったけいおん人気を凌ぐ勢いであると。 アニメでバンドがフィーチャリングされると、必ず市場が反応します。私が生きてきた範囲でそれを観測したのは、ハルヒ、けいおん、ぼっちざろっく。 ハルヒはバンドものではな
ギター

今買うべきは、ヤマハのパシフィカ。皆でぼっちちゃんになろう。

ぼっちざろっくはもう皆さん視聴済みかと思われますので、今回は内容ではなく機材の話。ぼっちちゃんが当初使っていたのは真っ黒なギブソンのレスポール・カスタム。これ、現行品は¥535,700もする逸品です。父親世代ならそのくらいの値段のギターを持っていても不思議ではありませんが、それを女子高生が借りて使っているというのはなかなかアバンギャルドです。 まさかのプライ
音楽評

僕は真部脩一を許さない。

※2023年7月現在、私はこの記事が伸びていることを非常に残念に思っている。私と同じ意見を持つ、ごく限られた偏屈な人に届けばそれで満足だからだ。必要以上に拡散された結果、「あのちゃんだって頑張ってる!」「お前にあのちゃんの何が分かる!」と憤慨する頭の悪い人が殺到してしまった。そういう人達は、どうかこの記事を読まずに帰って欲しい。トラフィック監視の都合上エゴサ
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何故Adoファンは突撃してくるのか?その心理を分析する

事の経緯はAdoさんが20の誕生日を迎えた24日に「プリキュア5、スマイル go go! 歌いました」という動画を公開した事が発端です。 それが一部のプリキュアファンから批判され、謝罪する事態となりました。 それで案の定、Adoファンが否定的な意見に対して突撃する事象が確認されています。 頭の悪い人は嫉妬で思考停止しがち。 釘を刺しているのに突撃してくる人。
音楽評

Fender American Vintage II 発売イベントで起きた混乱は、何が問題だったのか?

Fenderが、新シリーズ「Fender American Vintage II」の発売をアナウンスし、ポップアップイベントが開催されました。 その目玉となったのは、オリジナルモデル販売当初の価格で購入できるという「Back to the 50’s Time Travel Shopping Campaign」です。 要は313,500円のストラトを43,00
音楽評

突如現れた友人の友人、スクワイヤー君の話

ギターの値段の話をしてしまうのは、ギタリストの悪癖だ。もちろん友人同士、冗談でそんな話をする事はある。「俺のは10万!」「いやいや俺のは20万!」「なんの俺のは100万だ!」「くっそー負けた!」なんてよくある話。もちろん単なる洒落なので、本気で競っているわけではない。逆に安物を自慢し合ったりもする。 これは友人間だから成り立っている事で、大して親しくも無い人