2025年– date –
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賛否の分かれる、レリックボディ。あなたは好き?嫌い?
要点サマリー(忙しい人向け) 自然と人工は、好みが分かれやすい。 アマチュア利用においてヴィンテージの風合いを得るのは困難。 我々は自然と、加工済みのデニムを手に取っている。 手元にある唯一のレリックモデル、フェンダーCSのジャズベース。薄い... -
【ガンプラ】ダイソーの水性ニスを使ってみよう
またまた、ガンプラの延長線上。 模型用の土台を作りたい、というお話。 前回はかまぼこ板を、サフ→ラッカースプレーで仕上げました。 https://ganbare-jazzmaster.com/2025/09/making-a-custom-action-base-for-gunpla/ 木をラッカー塗装で仕上げるには、... -
【ジャズマスター】サドルを変えるな!
かなり偏った主張に見えると思いますが、ご安心ください。 言葉通りの意味ではありません。 それよりも先に、やるべきことがあるという意味です。 現在のセッティングのままムスタングサドルに替えても、引き続き弦落ちする可能性が高いのですよ。 まずは... -
【ガンプラ】スタンドを自作してみよう
またまたガンプラ、今回はアクションベースを自作してみたかったお話です。 飾るのはモビリティジョイントガンダム。 モビリティジョイントガンダムは半完成品の食玩で、食玩としては結構お高めの700円。 割高感を加速させているのは忌まわしきEXパーツの... -
HGUCズゴックに、穴がない!
唐突にガンプラのお話です。 私はガンプラもギターも出戻り組、中高生の頃やっていたことを30過ぎてからリバイヴしている大人です。 さてHGUCズゴックと言えば、超優良キットであります。 最新のキットと比べると古臭い設計であることは否めませんが、パー... -
デニムを育ててみたかった話
男の憧れ、それはデニム。 それも自分で育てた生デニムだ。 車で轢いてダメージを与えたり、穿いたまま海に飛び込んだり、ちょっとした無茶をする者も居る。 今回はそんな、生デニムのお話。 私はデニム愛好家というほどではないが、好きという気持ちはあ... -
ピックガードのシールディング処理について。
例えば一般的なストラトのように、ポット周辺のみをシールディングするのであれば、ホームセンター等で売られているアルミテープをペタっと貼るだけで良いでしょう。 問題となるのは、ピックガード裏を全面シールディングしたい場合。 アルミテープを少し... -
グレッチとギブソンと、チェット・アトキンスのチェットややこしい関係
グレッチとチェット・アトキンスには、非常に深い関係があります。 なんせ、有名なグレッチのギターは、そのほとんどがチェットのシグネイチャーモデルだからです。 時は1950年代、ギブソンはレス・ポール氏とのシグネイチャー契約で大成功を収めていまし... -
ついに出た!プレイテックのジャズマスター
※買ってません!理由は後述 プレイテックといえば、みんな大好きサウンドハウスの初心者向けブランド。 弾いてよし、改造してよし、その名の通り遊びの幅が広いギターです。 しかし初期不良で音が出ないなんてことはザラなので、やはりメンテナンスの練習... -
ベリンガーのケンタウルスについて。
この商品、『ベリンガーのケンタウロス』としか言いようがない。 「CENTAUR OVERDRIVE」という名称で、何から何までソックリ。 筐体は元のデザインのまま圧縮したような形で、そこがウケた。 何より、お手頃なブランドとしての地位を確立しているベリンガ... -
3本のベースを3店舗で査定した結果、圧勝だったのは?
私の友人が、そこそこ良いベースを3本売りたいとのことで、3店舗で査定を依頼した。最近は便利なもので、LINEで画像を送るだけで簡単に査定が完了する。 3店舗で3本の査定、このマトリクスを記事にしない手は無い! というわけで、買取偏差値を算出してみ... -
続・ハードケースの臭い対策
https://ganbare-jazzmaster.com/2023/06/how-to-remove-tobacco-odor-from-guitar-case/ https://ganbare-jazzmaster.com/2023/08/full-wash-of-guitar-hard-case/ 中古の楽器を購入するにあたって、臭いというのは見落とされがちな観点だ。特にエレキギ... -
誤解されがちなグレッチのストラップピン構造
グレッチギターのストラップピンは、一般的なギターのストラップピンとは異なり、「木ネジと機械ネジが一体化した二重構造」を持っています。その機械ネジ部にストラップボタンが付いていると。 しかしストラップボタンと機械ネジが固着しているとそれに気... -
必要以上に盛り上がってしまった、島村楽器の話。
私の島村楽器に対する評価をポストしたところ、少々目立ってしまった。 もちろん、店舗や店員に差がある前提ではある。 しかしこのままでは私が単なるクレーマーであると取られかねないので、私の経験談を具体的に共有したいと思う。 その日私は、友人と共... -
遂に入手した、テネシアンのピックガードを取り付ける。
ビンテージのグレッチにおいて、ピックガードというのは紛失や破損がとても多いパーツです。薄いアクリル板なので割れやすく、また邪魔なので取り外されてしまうこともしばしば。ストラト等におけるピックガードと違って必需な部品ではありませんから、軽... -
ハロルド作石の「THE BAND」は、流石の面白さ。
昨今、バンド漫画はある種のブームを迎えている。 その起爆剤となったのは、言うまでもなく『ぼっち・ざ・ろっく』のヒットであろう。ギターやバンドといった要素を、きらら的なゆるふわな日常に落とし込んだこの作品は、バンドものの間口をぐっと広げた。... -
J-POP批判記事へのコメントから見えてきた、残念すぎる傾向
https://ganbare-jazzmaster.com/2022/07/jpop-is-sucks/ 以前、J-POPの批判記事を書きました。 その時の気持ちは今でも変わりませんし、なんなら私はティーンエイジャーの頃からJ-POPが嫌いです。 それは一つの通過儀礼かもしれませんが、私はそれを通り... -
レモンオイル論争に終止符を。
定期的に炎上を繰り返す、この問題。 そもそも、何故こんなにも見解が分かれてしまうのだろう? それは結局、正解が無いからであろう。 マーチンとしては、塗装やフレットの酸化を理由に、レモンオイルの使用を推奨していない。 https://www.martinguitar.... -
グレッチのロッドを締めましょう。
久々にグレッチの実践的な記事。 グレッチのトラスロッドは、ギブソンとかと同じような構造です。 私の6186 Clipperは1963年製。 ヘッドのトラスロッドカバーを開けると、このような六角ナットが露出します。 サイズはギブソンと同じく共通の5/16インチ≒8m... -
局所性ジストニアの厄介さについて。
アヒトイナザワが、こんなことをポストした。 https://twitter.com/ahitoinazawa/status/1901215632122671106 これはミュージシャンズ・ジストニアとか、野球の世界ではイップスとか言われる疾患である。 長期に渡る反復動作を原因として発症するものだ。 ... -
ノンタンお前、バンドやってたのか?
ノンタンシリーズといえば誰もが知る名作だが、その中でも「ノンタン テッテケむしむし」は異彩を放っている。何とこれ、「バンドもの」なのである。 もちろん絵本らしいファンシーな構成になっているのだが、導入部のあまりのリアルさに私は度肝を抜かれ... -
グレッチのラインナップがいつの間にか刷新されていた件
皆さんは、グレッチのラインナップを把握しているだろうか? 答えはノーだろう。何故ならグレッチのラインナップは、オーナー以外に易しくないからだ。 現状グレッチは、3つのブランドで展開している。グレード順に、Gretsch、Gretsch Electromatic、Grets... -
ギターを買うなら、決算期。決算セールの仕組みと年末年始の罠
世の中、何にでも買い時というのはあります。 ギターに限らず、物を安く買いたいのであれば決算期を狙うのが鉄則です。 一般的な楽器店のセールといえば、年末年始やボーナス時期を連想するかと思います。 しかし、実はこれらのセールって単なる「お祭り感... -
【悩み】ジャズマスターから、良い音が出ねえぞ。
スランプである。 ちなみに私はプロでもないし、アマでもない。要するに、ギタリストではないのだ。 だがギターを買って、眺めて、いじって、音を作る事が好きである。 久々にアンプで音出しをしてみたところ、再認識。 「音、イマイチだな・・・」 無論、... -
HD599のイヤーパッドを洗いたい。
私はゼンハイザーのヘッドホンを愛用している。 長く使っているとイヤーパッドがへたれて来るので、途中何度か社外品のイヤーパッドに交換したが、今回は交換でなく洗濯の話。 ある日、HD599がちょっと臭いことに気が付いた。 信じて欲しいのだが、私はそ... -
最近のフラックスはペン型なんですね・・・
「はんだ付けが上手くいかない」 これは作業者の技術が低いわけではなく、道具が悪い場合がある。 主な要因ははんだの熱不足と、フラックス(ヤニ)の不足である。 これらの要素が揃うと、母材の上をはんだがツルツル滑って、全く濡れない。 はんだは常温... -
Schottのサイズ感と選び方
要点サマリー(忙しい人向け) 無印の613は、コーデが難しい。アームホールと身幅が太く、アメリカンなサイジングであるため。 613USTが最もおすすめ。全体的に細長く、日本人向けのシルエットに調整されている。 フロントジッパーが閉まればジャストサイ...
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