音楽評

J-POPなんかクソだ。私はこの意見を絶対に曲げない。誰が何と言おうとも。

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※J-POPが好きな人は読まない事をおすすめします。ご意見があればコメント欄へ。

こういう事を言うと、「良いJ-POPもある!」なんて事を言い出す人が居ますね。ええ、そりゃあるでしょう。でもそれは「一部の例外」です。私は「全体的な傾向」としてJ-POPがクソだと言う話をしていますので、別にあなたが好きなJ-POPを挙げるのは構いませんが、無意味です。少数の例外を挙げたところで、全体的な傾向を否定する事はできないからです。当然私も好きな曲ぐらいいくらでもありますが、その上で断言します。J-POPはクソです。

まず「J-POPってダサいよね」という意見が比較的多い事に対し、「むしろJ-POPは優れているよね」という意見が少ないことは理解できると思います。

本当にJ-POPが優れているというのであれば、その曲は世界中で親しまれ、時や世代を超えて愛され、日本人アーティストが世界中で公演している事でしょう。でも現実にはそうでない事は何となく理解できると思います。J-POPは世界中で大人気!みたいな記事を真に受けるのは勝手ですが、それは嘘ですからね。ビルボードチャートに日本人の名前なんてありませんよ。

Billboard 200
The week’s most popular albums as compiled by Luminate, based on multi-metric consumption (blending traditional album sales, track equivalent albums, and stream...

それは残念ながら、根本的に「J-POPには力が無い」という事の証左です。曲の質、セールスにおいて世界的な売上を意識している人は少ないのですね。だから適当に日本人向けに、ありがちなコード進行で愛とか恋とか歌いながら踊るだけになります。

で、私が言いたいのは「最近の曲はダサい」という事ではありません。J-POPは2010年代ぐらいから相対的に良くなっています。

ですが全体的な傾向としてJ-POPがクソなのは今も昔も変わりません。しかし今の方が断然良くなっており良い曲の割合は増えてきているので、昔のJ-POPは輪をかけてクソという事になります。

私は今30代ですから、私からみた「昔の音楽」というのは相対的に90年代から00年代初頭くらいのものになりますね。

90年代の邦楽は本当に酷かったですよ。ジャンル問わず何もかもがダサかったと思います。しかもその辺りがCD売り上げのピークで最悪でした。もちろん好きな邦楽もありますよ。でもそれは単なる例外です。今40〜50歳でグランジやオルタナが好きなおじさんに聞けば、当時のJ-POPの酷さが分かると思います。

イギリスやアメリカの音楽をパクって、意味不明なカタカナ英語をハッキリと発音する。イントロやサビは性能の低いシンセサイザーのコテコテしたサウンド。個人的に90年代音楽の戦犯は小室哲哉だと考えています。90年代のポップスがダサいのはだいたい彼のせいです。「小室ファミリー」「小室プロデュース」というような事がまるでブランド価値のように語られましたが、すごく間抜けな響きに思えました。次回作の主題歌は小室プロデュース!みたいな煽りに私はガックリしていましたね。

時は移って00年代。90年代音楽が終わって多少はマシになるかと思いましたが、特定のジャンルにおいてはむしろ悪化しました。

チャートの上位は浜崎あゆみ、AKB、ジャニーズ、EXILE等の出来損ない音楽が席巻し、CDが売れない時代の始まりです。

それでも日本のレーベルはCDの売り上げに固執していましたから、CDに握手券や投票券を付属させて、一人に同じCDを何枚も買わせようとしました。音楽そのものでなく、メンバーのビジュアルやダンスに比重が置かれ、CDや音楽そのものの価値は下がりました。

バンドものにしても、事務所の都合でしょうもないバンドがプッシュされては消えていった記憶があります。例えばアニメタイアップのポッと出のバンドとか、あれ全部事務所の都合で売り出してただけですからね。業界関係者のビンゴ大会の景品がアニメタイアップだったりね。優れている人が表に出てくるわけではなく、全てはカネと事務所の力。タワレコの目立つところに置いてあるCDなんか、あれ金払って良いところに置いてもらってるだけですからね。

そもそもの質が低い上に汚職にまみれた日本の音楽なんて、私は大嫌いです。聞こえてくるだけで不快になります。

どうして日本の音楽はレベルが低いのか。それはリスナーの質が低いからだと考えます。根本的に日本人は楽器や音楽、芸術と触れる時間が短いのです。

例えば我々がお金を払ってスタジオを2時間レンタルしている間、アメリカ人はガレージで一日中バンド練習をしています。そこからガレージロックというジャンルが生まれたわけです。かたや日本の住宅環境では自宅で楽器を弾くのが難しく、バンド練習ができる家などごく稀でしょう。そうやって趣味で触れる機会が少ないとなると、残された道は学校教育です。

しかし日本の音楽教育は合唱に偏っており、楽器に触れる機会が極端に少ないというのが実情。それは予算の問題でもありますし、民間の支援が定着していないという背景もあります。利権でピアニカとリコーダーは買わせるくせにね。中学の時買わされたアルトリコーダーをほぼ使わなかったのには驚愕しました。

アメリカなんて予算の都合で公立小学校から音楽教育が消えかけた歴史がありますが、その時アクションを起こしたのは保護者、音楽家、NPOです。それが「学校教育にアートを取り戻そう」という運動となり、民間からの支援が根付いたのですね。アートを蔑ろにせず、子供に少しでも良い教育を受けさせたいという親御さんの熱意が世間を動かしたのです。州にもよるんでしょうけど、小学生の頃からピアノやフルートやバイオリンを選択して、数ヶ月後には発表会をするそうですよ。使う楽器も大人が使うものと遜色ありません。かたや日本は利権で無理やり買わされたピアニカとリコーダー。比較になりませんよね。根本的に日本はアート軽視の国です。

私が小学生の頃なんて、音楽の授業は左翼教師のチョイスした反戦ソングばかり歌わされた記憶しかありません。音楽や楽器を楽しんだ覚えが無いのです。音楽の教科書の君が代のページは、上からプリントを貼って潰すように指示されました。そのせいで私は中学に上がるまで、君が代の歌い方を知りませんでした。私にとって音楽の授業は単なる思想教育、洗脳です。地域差もあるでしょうけど、義務教育の段階からしてこんな事ばかりやっているから音楽を聴く素養など育たないのです。

そして2010年代。私はここで潮流が変わったと思ってます。それは素人音楽、アニメソングの台頭です。ニコニコ動画を媒体として、初音ミクを筆頭としたボーカロイド、演奏してみた、踊ってみた等、ユーザーが直接発信するようになったのですね。これらは良し悪しありますが、素人が自宅から音楽を発信するようになったのは大きな変化でした。YouTubeでなく、あくまでもニコニコ動画上でオタク、アニメ、ボカロがシナジーを起こして発展していったのがむしろ良かったんですね。日本のアニメソングは独自性が強く、世界に訴求できる力があります。その観点で見ればアニソンはJ-POPの遥か上空を飛んでいるのですね。00年代後半、「God knows…」や「もってけ!セーラーふく」が出てきたあたりは飛躍の年でした。そう、神前暁がアニメソング作家として台頭してきた頃ですね。God knows…は多くの人がコピーしましたし、もってけ!セーラーふくは踊ってみた動画が沢山アップされました。今までとは少し異なる形でアニソンが存在感を示したのはその辺りだったと記憶しています。アニメオタクだけが盛り上がっているのではなく、もう少し外の世界に影響を与え始めたんですね。

その頃には「ミュージックマガジン」で取り上げられるなど、邦楽においてアニソンは無視できない存在になっていたのです。

死んでいく日本の音楽を救ったのは、皮肉にも蔑ろにされてきたオタク向け音楽でした。チャートを見れば分かるように、上位にはアニメ関係やボカロP出身が名を連ねていますね。

長くなりましたが、この記事の要点は3つ。

  • J-POPなんかクソだ。
  • それは音楽教育が終わっていてリスナーの質が低いからだ。
  • 今のアニソンやボカロの方がよっぽどレベルが高く世界で通用する音楽だ。

私は少なくとも音楽に関しては今の方がレベルが高く恵まれていると考えます。それはアニソンとユーザー発信のシナジーで独自性を高めてきたからです。米津もYOASOBIもsyudouもみーんなボカロP上がり!アニソンやボカロが時代を牽引するなんて、20年前には考えられませんでしたね。Z世代は本当に優秀です。

頑張れZ世代!

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この記事をツイートした方へ

あなたは大きな思い違いをしているようです。私がしているのはブログもツイッターも無かったような時代の話であり、「ツイッターが無かったからブログでグチグチ言うしか無かった」というのは大間違いです。ツイッターがある現在敢えてブログで発信しているのは、あなたのように部屋で寝っ転がって無料で使えるツイッターで好き勝手言う事が嫌いだからです。

コメント

  1. 中年 より:

    尖った事書いてやろう、みたいなタイプじゃないのにこんな記事書くタイプだったんですねえ
    しょーもないブログが多い中、チェックするに値するブログだと思って今までチェックさせて頂いてたんですが、なんかがっかりしたので折角だし思った事書かせていただきますね

    この人もネットに良くいる他人の価値観を理解できない人だったんだなあ と言う印象がガッツリ植え付けられました
    結局「ギターの練習せず買ったり改造するダケで満足してて小室とかうっせぇわが嫌いとか言い出すネットによくいる系の浅い人」じゃん、と
    ネットの不快な部分から逃げてきたのにその先でも5chの長文みたいな内容を読まされているような感覚になり、購読する気が完全に失せました・・・
    他人との価値観の違いって良識ある人間に育てば大体は消化できる物だと思っていますが、その年で「人には趣味嗜好があって優劣ではない」という事を分かってないですよね
    言いたいことはわかります 俺も似たような世代でロックを聴くような層はみんな似たような思いを抱えてました
    自分は大衆音楽を好まない系の面倒臭い人間でしたし、今でもその傾向があります
    それも踏まえた上で「あ、こいつダメだ」と思いました 思ってる事そのまんま書いちゃう人なんだな、と
    あなたが嫌いなジャンルもある人(小室系好きで聴いてた人とか)には青春そのものだったりするんじゃ無いですか?その人らの感性は劣ってると?
    音楽のインスタント化を嘆いてたのにブレブレじゃないですか
    色々言いたいことはありますが自分語りみたいになるのでやめておきます

    ついでなんで書きます
    Squireの品質は良くないと言う記事ですが、Squireにも年代やグレードのライン、製造国の違いや個体差がありますけど何本くらいのSQを試したんだろうと思って読んでました
    深い知識がある人がブログ記事を書く事には意味はありますけど、浅い知識で書くダケならタダのアフィブロガーにでもできますからね・・・ネット界では見る価値なしのノイズ記事です
    個人ブログに有益さを期待してしまった自分が悪いのですが、グレッチなどは有益そうな情報だったので

    ブログのチェックはもうしませんのでコメントにレスポンスしなくて良いですよ
    賛否の賛はとても多かったです 90%の記事は大した問題がなかったですし
    初期の頃は楽しませて頂きましたがもうネタ切れなのでしょうか?
    そろそろブログのタイトルを変えてはいかがですか?

    頑張れ、がんばれジャズマスター

    • nanodesu より:

      あなたは名前を変えてわざわざ捨てアドを取得して悪質なコメントをしていますけど、管理者にはIPが見えていますのでバレバレですよ。
      IPが分かれば、5chのIP有りスレの書き込みも全て紐付きます。あなたは5chのファズや松田聖子のスレによく書き込んでいますよね。だから私がファズやJ-POPに言及した時にいちいち噛みついてきたんですよね?
      コメント削除、承認解除、アク禁などは簡単です。あえてそれをせず、寛大な気持ちであなたを泳がせている事をお忘れなく。次はないですよ。

  2. よんよん より:

    私も概ね同意見でJ-POPやRockモドキは吐き気がするほど嫌いです
    アニメタイアップなどは主目的がアニメーションにありOPやEDの曲は付随したものだったことや
    ニコニコなどのストリーム派生による良質化は
    結局売ったりすることから離れた(趣味の域に戻れた)ことが好転のキッカケと思ってます
    その上で実は90年代や00年代で唯一世界に先んじれたジャンルが
    ゲーム音楽だと思っています。

    日本人は良くも悪くも大衆性とその興行性(金と言い換えてもいい)に群がる傾向にあるんで
    ポピュラーミュージックで抜きん出たものは難しいのでしょう

    • nanodesu より:

      コメントありがとうございます。
      おっしゃる通り、趣味へと回帰できたのは良い変化でしたよね。
      今でもきっとどこか陽の当たらない場所で名曲が生まれていることでしょう。

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