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音楽評

僕は真部脩一を許さない。

※2023年7月現在、私はこの記事が伸びていることを非常に残念に思っている。私と同じ意見を持つ、ごく限られた偏屈な人に届けばそれで満足だからだ。必要以上に拡散された結果、「あのちゃんだって頑張ってる!」「お前にあのちゃんの何が分かる!」と憤慨する頭の悪い人が殺到してしまった。そういう人達は、どうかこの記事を読まずに帰って欲しい。トラフィック監視の都合上エゴサーチもしているが、ツイートもしなくて結構だ。コメントもしなくて良い。

私は真部脩一が居た頃の相対性理論の大ファンである。もとい、やくしまるえつこ真部脩一、それぞれのファンでもある。だから今、この二人が並び立っていない状態には少々の不満を持っている。

しかし個々の活動はチェックしていて、物足りなさを感じながらもそれなりに楽しんで聴いてはいる。

そんな中、当ブログの相対性理論の記事が突然伸びた。調べてみると、どうやらチェンソーマンの曲を真部脩一が手がけたらしい。チェンソーマンはOPが米津玄師だったり、EDが週替わりである事から注目度が高かった。

真部脩一はあのとタッグを組んで華々しく登場した。

「聴かずに批判する」というのは私が最も嫌いな行いだから、とりあえず聴いてみた。

うん、まあ、良いんじゃない?

しかしこれ、完全に相対性理論だ。もっと言うと「LOVEずっきゅん」の焼き直しであり、全体的なチャイナ要素も相対性理論そのもの。

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この二つ、似ているとかいう次元でなく全く同じ音楽である。どこが似てるんだ!という人、あなたの耳は間違っている可能性が高い。

正直言って、相対性理論を辞めた真部脩一が相対性理論と全く同じ音楽をやる意義が私には分からなかった。あのである必然性も全く見当たらない。

と、つい評論家気取りで適当なことを書いてしまったが、正直に告白しようと思う。

私はあのが大嫌いなのである。

「不思議ちゃん」の寿命とは

私はこの手のツクリ系女がとにかく苦手だ。我々の世代でツクリ系の先駆者と言えば小倉優子だが、

小倉優子ですら、「こりん星出身」というキャラクターを通す事は不可能だったのだ!

だからツクリ系で10年通すのは絶対に無理がある。ちなみにこりん星の設定はそのインパクトから、いじられるだけのネタに昇華された。小倉優子本人はこりん星改め千葉出身である事を認めている。

だから私はツクリ系に対し、最初から「よしときゃいいのに」と思っている。それを強要したり、可愛いとかいって持ち上げている周囲も同罪だ。数年もしないうちに寿命の来るキャラクターを演じ、周囲もそれを期待するのはあまりにも残酷だと思うのは私だけだろうか?

そもそも本物のバカだったらこんなにシャキシャキ踊れないだろう。

またこの手のキャラクターはフワフワした雰囲気を演じつつも、激情型である事が多い。実際にあのはメンヘラであるようだし、経験上このタイプは周囲をどんどん不幸にしていく。だから個人的にこの手の人間とは一切関わるべきでないと思う。

あとこの人、別に普通に喋れる。過去の映像や配信では、地声で普通に喋る様子が映っている。はて、普通に会話するうえで地声と作った声を使い分ける必要があるのだろうか。普通に生きていれば、喋る時は誰しも地声である。歌っている時ならまだしも、普段の会話で地声という概念を用いる事自体が誤りだ。冷静に考えて、25過ぎた女が「あどでーぼくでー」とキャラを作り込んでいる姿は、かなり痛い。要するに彼女のやっている事はクロちゃんと同じで、キャラ芸人としての活動の一環である。それはワザとエキセントリックに振る舞うニセモノ、フェイクに過ぎないのだ。それが本人の意思か事務所の指示かは分からないが、あのちゃん、それで良いのか?作ったキャラクターは後々面倒だし長続きしないぞ?「変人になりたがる女」なんて掃いて捨てるほど居るんだし。

真部脩一と傀儡系女子

相対性理論の脱退後に真部脩一が発足させたのは、「集団行動」だ。真部脩一自らがオーディションをした上で、ミスiD2016ファイナリストの齋藤里菜をボーカルに迎えてプロジェクトは始動した。正直、曲は良かった。齋藤里菜の平坦なボーカルもテイストに合っていたと思う。しかし残念ながら現在は活動を休止している。そして今、あのとコラボレーションした楽曲を発表したが・・・。

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やくしまるえつこ、齋藤里菜、あの。

私には真部脩一が、その時々で若い女の子を節操なく起用しているように見えてしまうのである。

もしかしたら真部脩一のやりたかったのはそういう事なのか?アイドルプロデュース、およびアイドルへの楽曲提供がしたかったのか?

それはそれで良いとは思うが、結局集団行動はあまり売れなかったし、あのとのコラボは相対性理論のリイシューであった。真部脩一が何をやったところで「やくしまるえつこの方が良かった」と言われるのは必至だが、それにしてもあのとのコラボは私にとって辛いものであった。あのが不思議ちゃん系アイドルでなければこんな感情を抱いてない。実際齋藤里菜のボーカルは好きなのだから。

ファンの質も低い

結果的にあのと真部脩一のコラボは大成功、この曲はスマッシュヒットを収めた。しかしそれはあのというアイドル偶像や、作り込んだ顔とキャラクターがウケているだけであって、楽曲への純粋な評価ではない。だからリスナーの質も低いのである。断っておくが、私はこの曲が悪いとは一言も言っていない。しかしリスナーの感覚がそんなに優れているのならば、相対性理論や集団行動は大ヒットしているはずである。残念ながら現実は、そうではない。

そして私は見てしまった。SNSであのちゃんファンが大暴れしている様子を。誰かがふと「これ、整形してる?」と言ったところ、あのちゃんファンはそれを袋叩きにしたのである。整形がダメとは誰も言っていないのに、あのちゃんファンブチ切れ。「嫉妬だろ!」「お前よりマシ!」思考停止した頭の悪いファンの常套句である。斯様に、あのに対しちょっとでも否定的な意見を書き込むと、信者がワッと殺到するのも大嫌いである。

そもそも地下アイドル上がりに対し、一般人が嫉妬する理由が無い。一般人と芸能人の顔を比べて、お前よりマシというのも全くナンセンス。私はこの場であのが嫌いと公言しているが、私はあのを羨ましく思っていて、妬んでいるとでも言うのだろうか。全く意味不明である。

※個人の感想です

色々と個人的な感情を修飾してもっともらしい事を言ってみたが、結局私は真部脩一が大好きであり、あのが大嫌いだからこのような心境になってしまうのである。

やくしまるえつこと永井聖一。真部脩一と西浦謙助。相対性理論は真っ二つに分かれてしまった。真部脩一は若い女を取っ替え引っ替えし、あのからのオファーを受けた。そんな真部脩一を、私は許さない。こうなったらもう、やくしまるとえつこと永井聖一に頑張って貰うしかない。真部脩一をやっつけろ。

今日も私は、相対性理論を聴く。

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今更な人たち

そもそも、相対性理論の結成は2006年だ。当初からインディーズとしては異例の売上を見せていたし、2008年にはシフォン主義の全国版がインディーズチャートでトップになった。ちょっとバンドに詳しい人であれば誰でも知っているという程の存在感を見せつけていたのだ。しかしインディーズを聴いていたり、バンドメンバーの名前を知っていたり、作曲家単位で音楽を調べる人は少数派だ。だからアンテナ感度の低い人たちは、今更になって流行りのアイドルとコラボしたという事でしか真部脩一や相対性理論の存在を知り得なかったのである。そういう人たちに限ってまあ、この記事を見て怒る怒る。多様性とか言ってる人たちに限って、違う価値観を認めようとしないのは如何なものか。

※悪質なコメントを残していく方々へ

悪質なコメントが増えてきましたので、警告致します。「意見」と「特定個人に対する誹謗中傷」は別物ですので、以下をよくお読みのうえコメントしてください。コメント欄は皆様の良識により、公平性が保たれています。

コメント

  1. まとめると より:

    尊敬していた真部が俺の嫌いな短命メンヘラ女とやくしまる捨てたくせに二番煎じみたいなことやってるということでがっかりということですね。
    二番煎じは覆せないですね。
    短命メンヘラ女も覆せないかもしれませんが、短命メンヘラ人間でも尊敬に値する人もいるんじゃないですかね。
    あのちゃん結構芯のある人ですよ。
    二番煎じしたという点ではがっかりは解消されないかもしれませんが、ちゃんとした人とタッグを組んだと思えたらがっかりが少しやわらぐかもしれません

    • nanodesu nanodesu より:

      全くまとまってないですし、がっかりとも書いてないですね。申し訳ないですがあなたの言う事は全て間違いであり、書いている意味を理解していないようです。私は万人受けしたいとは全く思っていませんが、間違った解釈をされるのは心外ですので訂正させていただきますね。
      ところで、地下アイドルがキャラ変して再登場するのは「芯のある人」という事になるのでしょうか。芯の無い人のブレた行動としか思えませんが。

      • まとめると より:

        そうですか、そうとしか読めなかったですが、具体的にどこが間違っているのかな。それを言わないのは訂正と言えませんよ。
        まあ別にそこまでしてあなたを説得したいわけではないのと、言いたいことは言えたのでこれ以上は返信しません。
        大袈裟な表現でレスやPV数を稼いだりするのが上手ですね。
        とりあえずコメントの許可時にこのコメントがあなたの目には入るということで、許可されないとしても私の勝ちです。

        • nanodesu nanodesu より:

          正直言って、私はPVが伸びる事を嬉しく思っていません。PVが増えると決まって、あなたのような人がやって来るからです。この記事もTwitterからの流入が増えて、「ああ嫌だな」と思っていた所、案の定的外れなコメントが付くというオチがついたのです。
          しかしあなたはわざわざコメントしてくれたわけですから、正解をお教えします。この記事は「真部が好き、あのが嫌い」以上の意味はなく、それ以外は全て飾りです。
          わざわざ本文にそう書いているのにあなたには理解できず、的外れなコメントをし、それを認めるのが嫌で勝利宣言をしたというのが真実でしょうね。

  2. うた より:

    検索に引っかかるようなゴミ記事書くな。

    • nanodesu nanodesu より:

      世間はあなたのママではありませんから、情報の取捨選択はご自分でなさってください。検索に引っ掛かるのはそれなりに優れた記事であるとgoogleのアルゴリズムが判断したためです。実際にこの記事は人気があるので、たまたまあなたのお気に召さなかっただけでしょうね。
      しかしながらあのちゃんファンは残念な人が多いようで、あなたみたいな暇人がわざわざしょうもないコメントを残していく傾向があるのですよ。

  3. たなか より:

    なかなかうまいこと言語化が出来ずで周りが持ち上げる度グッと飲み込んでいたのですが、この記事に辿り着いて正に自分の思っていることが書いてある。
    思っていることをこのように残してくださって嬉しいです。
    真部脩一には正直あのちゃんのプロデュースはして欲しくなかったです。時間の問題だなとは思っていましたが。
    齋藤さんの平坦だけどクリーンで素直さのあるボーカルは本当に良かったですね。初期のやくしまるも飾り気のない素直さがあったので真部とマッチしてたんだなと感じています。
    あのちゃんは聴いててベタついた感じがするし、彼女はやはり長年アイドルやってきて作り込んでいるので素の不思議感とは違った感じがしますね。
    記事にもありますが激情型ですしね。

  4. a より:

    真部脩一で検索したらゴミみたいな記事が上に来て笑った
    終わってんなぁ

    • nanodesu nanodesu より:

      私という個人に対し「ゴミ、終わってる」等と言うのは誹謗中傷に当たります。
      あなたみたいなのは一度痛い目を見ないと分からないようですから、悪質なコメントをするようなら制裁を加えます。
      大体あなたみたいなのは虚偽のメールアドレスを記載しますが、管理者からはIPが丸見えという事をお忘れなく。二度目はありません。

  5. yukkoG7 より:

    進行方向別〜からの真部楽曲ファンです。今更ながら真部さんがあのちゃんをプロデュースしたと知り、ちゅ、多様性を聴きました。ちなみにあのちゃんの歌は一曲も聞いたことありません。
    初っ端から理論節でしたね。まんまです。SNS界隈で近年、初期の相対性理論のキャッチーさがウケていますが今の時代にちょうどハマっているということなのでしょう。彼の音楽は時代を先取りしていましたね。インタビューでは理論ぽさをお願いされていたようです、で、セルフオマージュは大成功。やっぱり真部さんは天才ですね。

    そして、あのちゃんです。タレントとしてのあのちゃんを知った前提で聴きましたが、正直、うまいと思いました。歌がうまいというより、雰囲気の出し方、世界観を背負った歌い方がうまい。真部さんもインタビューで言ってました、彼女は声を出すだけで存在感がある、歌がうまいってこういうことだと。ヒットしたのは真部さんとあのちゃんの作り上げたこの一曲が多くの人に刺さるいいものだったという証、このコラボは大成功と言わざるをえないですね。「自分の曲は歌うのが難しくて合わない人が多い」的な真部さんのインタビューも見ました。
    確かに、あのちゃんに拒否反応を示す人は少なくありません。が、歌い手としてのanoには魅力がある。と真部さんも思ったからコラボしたのでしょう。それが続くと、「女の子を取っ替え引っ替え」感になる。私も前から感じていました。ですが逆に「彼は歌い手一人にこだわらない、むしろボカロでもいいのだから」と考えたらまあ彼が固執するほどの歌い手は現時点でこの世にいないということなのではないか、それはそれでありか、と思えるようになりました。
    書いていたら長くなってしまいました、長文失礼しました。とにかくこれからも真部さんを追っていく、それだけですね!

  6. Anoちゃん可愛い より:

    はじめまして!年末の紅白で、あのちゃんを観て、この曲すごいなー誰が作ったんだろ、となったら真部 脩一さんでして、
    天才だなーと思って 「真部 脩一 天才」で検索してこの記事にたどり着きました。
    個人的には中田ヤスタカ氏がperfumeときゃりーぱみゅぱみゅ以外のコラボではなぜかあまり売れなかったのと同様に、才能を世に知らしめるためのコラボとして素晴らしい機会だったのかなと思います。
    私は音楽の専門性は全くないですが、年末にちゅ、多様性をたくさんテレビで観て、今ノリにノっているあのさんにドンピシャにはまる曲・(原作リスペクトもある)歌詞と振り付け・衣装など、商業的に成功する要素が詰め込まれたとても素晴らしい作品だと感じました。あのさんもこの曲で相当仕事の幅が広がったと思い、さらに評価をあげたと思います。
    真部さんの素晴らしい才能が一般の人にも伝わる機会として非常によかったのではないかと思います。
    みんなが幸せになっていると思います。
    あなたのように、昔から才能に注目されていた方がいらっしゃったからこそ、今回のようなコラボがあったのだと思います。
    感謝しています

  7. 00年代の空気 より:

    私みたいに古い音楽ファンは言ってること分かるけど、もう18年経ってるんだよね。
    anoを含め普通に相対性理論を聴いてた世代が、相対性理論の人だーって曲作ってもらう時代。anoは他にもクリープハイプの尾崎世界観や神聖かまってちゃんのの子にも曲作ってもらってたり自然にあの時代の音が好きなのは伝わる。
    それらの楽曲はそのキャラクター通りの曲で案外上手くanoは歌いこなしていた。なのであの時代が好きだったものの1人として私はanoの曲は嫌いじゃない。

  8. ひとこと より:

    真部脩一も、やくしまるえつこも、永井聖一も、
    あとanoも、
    あなたのママじゃないからね。

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