【ガンプラ】Mr.ウェザリングカラーの拭き取りテクニック2 筆編

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筆によるMr.ウェザリングカラーの拭き取りは私の専売特許ではなく、当たり前に行われている技法である。

私は「筆で拭き取りなんてしゃらくせえ!」と考えていたが、今はその事を後悔している。非常に濃度調節がやりやすく、適度に汚れを残すことができ、下地を痛めにくい技法だったからだ。

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艶消しについて

Mr.ウェザリングカラーを使用するにあたって事前に艶消しを吹くのは、個人的には必須だと思っている。油彩塗料はガンプラの表面に定着しづらく、綿棒などで擦ると綺麗さっぱり拭き取られてしまうのである。

そのため、基本的には表面がザラついている事が望ましい。だから先にトップコートを吹く。

完全に定着させるのであれば、艶消し→Mr.ウェザリングカラー→艶消しという流れになるだろうが、私は最後の艶消しは吹かない派だ。ちょっとくらい擦れて取れても気にしないためである。

水性トップコートとの相性について

私は基本的に、トップコートは水性のものを好んで使用している。

水性トップコートの上には問題なくMr.ウェザリングカラーを使用することが出来るが、それを綿棒などで擦ると水性トップコートまで剥がれてしまう。

そこで筆の出番というわけだ。

実践:Mr.ウェザリングカラーを拭き取ってみる

試しに、足の赤い部分にMr.ウェザリングカラーのグランドブラウンを塗ってみる。赤い部分には馴染みがよい。

少し不安になる絵面だが、全体に広く薄塗りして問題ない。しかし塗料が溜まった箇所は割れるリスクがあるため、量の見極めが重要になる。

次に、Mr.ウェザリングカラー専用の溶剤を含ませた筆で、チョンチョンと拭き取る。これぞまさにウォッシング。丁度良い具体に汚れが残っている。

白い部分にはグレーを使用し、筆による拭き取りを行ったEGストライクガンダムがこちら。

簡単な作業でここまで仕上がりに差がつく、クレオス様様である。

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