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最強のスタンダード、テレキャスターを使用するアーティストたち

世界初のエレキギターはリッケンバッカーのフライングパンだとされていますが、これはプロトタイプのような扱いです。ラップスティールギター(水平に置いて弾くタイプ)であり、鋳造アルミ製の丸いボディは現在のエレキギターのイメージからは遠ざかります。

商業的な成功を収めた大量生産品のソリッド・エレキギターという意味では、世界初のエレキギターは「Fender Telecaster」でしょう。厳密にはその前身にエスクワイヤーがありますが。そのシンプルな構成は低価格と頑丈さに寄与し、多くの人々に受け入れられました。

今でこそ多少野暮ったい形ですが、音の立ち上がりは非常に鋭く多くのアーティストに好まれています。メインでは使っていない人も、一度は所持したことがあるのではないでしょうか。今回はそんないぶし銀のギターである、テレキャスターを使用する代表的なプレイヤーを紹介します。日本人多めです。

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向井秀徳(Number girl,ZAZEN BOYS)

いきなり私の趣味ですが、テレキャスターといったらこの人。専らテレキャスターを使用し、フェンダージャパンやアメデラなどを多数所持。

INUZINIの歌詞に「フェンダー社長に礼を言う」とあるくらいです。彼はあまり一本のギターに執着せず頻繁に買い換えるようです。赤と黒が多めの印象ですね。

近年よく使っているのは赤いフェンダージャパンのTL62B-75TXです。因みにあまり人気のないCrafted in Japan。

ピックアップはフェンダー純正のノイズレスピックアップ、サドルはグラフテックの樹脂製に交換済み。意外といじってあるんですね。ピックアップは常にセンターらしいです。

Fender公式のインタビューでは「テレキャスターしか弾けない」と答えておりました。断じてそんなことはないでしょうが、体が慣れきっているのでしょうね。

彼の奏でる独特の音はオレ押さえによるもので、以下で紹介しています。

※2019/2/15 ナンバーガール復活します。


無観客ライブが放送されていたのが記憶に新しいですね。

TK(凛として時雨)

彼はシェクターのテレキャスターモデルを使用。楽曲に「telecastic fake show」「テレキャスターの真実」などがあり、全く意味不明ですがテレキャス愛を感じます。

telecastic fake showではナチュラルカラーのテレキャスを使用していましたが、メーカーが判別できませんでした。フロントピックアップはカバーがありませんね。何かしらの改造が施されているものと思われます。

アベフトシ(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)

2009年、急性硬膜外血腫で残念ながらこの世を去りました。長身、細身、モッズスーツ、アン直と最高にギターヒーローです。

SEENというカスタムメイドのテレキャスターデラックスモデルを使用しており、私的には黒と赤べっ甲ピックガードの印象が強いです。次点で黒と白ピックガードのモデルでしょうか。

ハムバッカーをアン直で鳴らした硬派なサウンドで、カッティングの技巧と音は唯一無二です。弦に対してピックの侵入が深いのでしょうか?TMGEの曲には高確率で特徴的なカッティングが入っています。

岸田繁(くるり)

向井ときたら岸田です。61年製のFender USA テレキャスターを使用。ほとんど塗装が残っていないほどボロボロです。あとはフェンダーカスタムショップの黒のストラトも使用しており、こちらは90年代のものだそうです。

その他にもFender Mexico製のテレキャスター・シンラインを使用しておりました。その他にもギブソン・SGやリッケンバッカーを所持しているようですが、映像では見たことがありません。

志村正彦(フジファブリック)

フジファブリックのボーカル、志村正彦は68年製のテレキャスターを使用。色はクリーム。私はクリーム色とかバタースコッチ色のテレキャスターがどこか美味しそうで大好きです。

銀河のPVではビグスビー付きの黄色いテレキャスを使用しているのが確認できます。繊細なイメージの彼ですが、そのカッティングはスピード感と激しさがあります。

作詞、作曲、演奏、歌唱において優れたセンスを持っておりましたが、惜しくも2009年12月24日に急逝しました。2018年の現在においても死因については明らかにされていません。もしかしたら、本当に誰にも分からないのかもしれません。29歳、あまりにも早い最期でした。

彼の死後も山内総一郎をメインボーカルとしてフジファブリックは存続しています。

山中拓也(THE ORAL CIGARETTES)

Fenderより引用。
Oral Cigarettes | Fender
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彼が手にしているのはアメデラのテレキャスター。ボディは黒のバインディング入り。ピックガードはゴールドですので、アノダイズドでしょうね。楽曲ではいかにもテレキャスサウンドなギターリフが多用されます。

渋谷すばる (関ジャニ∞)

ジャニーズですので画像なし。前にテレビで見た時、黒のスクワイヤ製テレキャスターを使用しておりました。黒のボディにグレーのピックガードでかなり渋い配色です。

同メンバーの安田章大も黒のテレキャスター使用。こちらはフェンダーカスタムショップ製で黒/黒の配色です。というか関ジャニのほぼ全員がテレキャスを持っているようですね。

木村カエラ

彼女は初期に赤いテレキャスターをよく使っていました。リルラリルハのPVでもおなじみです。野暮ったい形のテレキャスターも、キャンディアップレッドとなると可愛らしいですね。白いセルバインディングが洒落てます。

橋本絵莉子(チャットモンチー)

惜しまれつつも2018年の解散を発表。2003年製のサンバースト/白ピックガードを使用。後に黒ピックガードに変更。73年製の黒シンラインも所有しています。

他にも2008年製、83年製と数多く所有。女性はソリッドカラーの印象ですが、彼女の場合はサンバーストの印象が強いですね。テレキャス女子が増えたのは彼女の功績であると勝手に思っております。

miwa

彼女はシンガーソングライターなので当然いろいろ持っていると思うのですが、3TSのテレキャスターも使用。めちゃくちゃ似合ってます。

宮崎朝子(SHISHAMO)

おそらくFender USAのテレキャスターと、Provision Guitarの真っ黒なテレキャスターを使用。非常にワイルドな逸品です。

ピックアップセレクターは下向きに折り曲げられております。演奏中に手で触れてしまわない為でしょうね。やはりプロのバンドマンは実践的なカスタムを好みます。

Provision Guitarは山口県のギター工房で、オーダーメイドギターを手掛けております。リペアにもかなり自信があるようですので、興味のある方はぜひ。

Provision Guitar
Provision Guitar

Jimmy Page(Led Zeppelin)

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もはや説明するまでもないでしょうが、ツェッペリンのジミー・ペイジです。彼と言えばダブルネックのSGとかサンバーストカラーのレスポールのイメージが強いですが、初期はもっぱらテレキャスを使用していました。Stairway to Heavenのソロはテレキャスの音だそうです。

そう考えると、テレキャス=高音というイメージは必ずしもそうではなく、テレキャスの個性の一つと捉えるべきでしょう。邦楽バンドにありがちなジャキっとしたサウンドだけでなく、ジミーペイジのような野太いソロもこなせるテレキャスターは懐の深いギターであると言えます。

ジミーペイジ本人はテレキャスとレスポールの音は似ていると評したそうで、結局ギターとは弾き手次第であると考えさせられます。やはり迷った時は、テレキャスを買っておけば問題ないんじゃないだろうか?

まとめ

エレキギターの歴史はテレキャスから始まったといっても過言ではなく、非常に普遍的な存在です。ですのでここには書ききれないほどの使用者がプロアマ問わず存在します。その中で特に日本人を中心としてご紹介致しました。

テレキャスターは全てが高水準でまとまった非常に優れたギターです。後発ギターほどのスタイリッシュさは無いですがトラッドな魅力があります。色によって印象ががらっと変わるギターですので、どの色にするか迷うことも非常に楽しいかと思います。間違いなく万人におすすめできます。

三連サドルは伝統的ですが、現代的なプレイアビリティを求めるのであれば段差付きのサドルに替えたほうが良いかもしれませんね。

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