長いこと練習用アンプを探していたのですが、悩んだ末YAMAHAのTHR-10を購入しました。実売価格は30000円程度、10Wの自宅練習用アンプとしては高額です。しかしながら、
- 可愛らしいデザイン
- 無駄に光る
- 高機能
- 高音質
- ステレオ
- オーディオインターフェース機能
- 電池駆動可
- 豊富なエフェクト
といった値段に恥じない性能を備えていたので購入に至りました。私にとって重要だったのはステレオという点ですね。
つまりスマートフォン等とAUX端子で繋いで音楽再生用のスピーカーとしても使用可能です。普通のアンプはモノラルで音楽再生には向いていませんからね。ギターに飽きたとしても安心です。
あとは電子ドラムやシンセサイザーのモニタースピーカーにも向いています。最近は電子ドラムと繋ぎっぱなし。
こんな感じで豪華絢爛に光るのも魅力的。練習用ミニアンプなのに。
明かりの下で使うとこんな感じ。眩しいということはありません。コントロールの数は程々で分かりやすい。これが多すぎたり少なすぎたりすると難しくなるんですけど、ちゃんと必要なだけあるので助かります。
ギターアンプとして真面目にレビューするのであれば、100点満点です。 操作が分かりやすくエフェクトもいい感じ。中でもリバーブの美しさは別格ですね。ヤマハはバイクのみならず、楽器全般もおしゃれな仕上がりです。思い切って買って良かった。
ただし良くも悪くも非常にデジタルな音質です。あまり自然な感じではなく、アンプによって作られた音というのが強く出ております。どんなギターを使っても同じ音になるというか。
このアンプとっても人気なようで、中古価格が高いです。売る時も安心。
惜しむらくは、Bluetooth機能が無いこと。
新型はBluetooth付きなんですけどね。今から買うのでしたらTHR-10IIの方が良いでしょう。
上位機種はワイヤレスレシーバーまで付いてます。
アンプ選びの難しさ
実際、練習用アンプを選ぶのは難しいです。選択肢が多すぎるのが要因で、安価なアンプはいくらでもありますからね。ただ言えるのは、激安品は避けたほうが良いということです。3000円ぐらいのアンプは正直どれもどっこいで、あんまり良くないことが多いです。
ただその価格帯の中でなら、VOXのPATHFINDER10は多少マシか。初心者向けのギターセットによく付属しているためか、ハードオフでもよく見かけます。ただこのアンプは新品の実売価格も5000円程度と大した値段ではないため、中古品を買う意味は薄いでしょうね。
マイクロアンプは案外おすすめ
半端な大きさのアンプを買うくらいならマイクロアンプを買ったほうが合理的です。そもそも自宅練習に大した容量は必要ないわけで、1Wから5Wもあれば十分です。
例えばMARSHALLのMS2など、同社のアンプをミニチュアにしたようなサイズです。音が良いというほどではないですが小さいのでちょっとした音出しには便利で、仮に飽きてもインテリアとしてなかなか良いです。
フェルナンデスアンプの思い出
私は昔フェルナンデスの5000円くらいのアンプを使っていたんですが、正直ダメダメなアンプでした。ミニアンプのくせに小さい音を出すのが苦手で、GAINの調整がすごくシビアだったんですよね。マスターボリュームを常に極小にしておかないと爆音になってしまうという実にピーキーなアンプでした。
そんな代物なので使用機会はほとんど無く、たまーに音出し確認に使った程度でした。中途半端な性能とサイズのアンプはすぐ使わなくなるという一例です。
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