手持ちのマーチンが汚れてきましたので、簡単なやり方で磨いてみます。
いつもはこのような道具を使ってちゃんとした手順で磨くんですけどね。ステインリムーバーで汚れを落とし、クリームを塗ってブラッシングしてワックスで磨くというように。ワックスはkiwiのパレードグロスを使用し鏡面仕上げにしております。
しかし今回は完全に手抜き、コロンブスのナイトリキッドで仕上げてみようと思います。
革靴を買うと革に対して過保護になってしまう事もありますが、そんなに毎回完璧に磨き上げるのは面倒ですからね。
手抜きでもいいから定期的に磨いてやることが重要だと考えます。専用のシューケア用品は高くつきますからね。
私のマーチンは仕事でほぼ毎日履いておりますので結構ボロボロです。更に釣りとかキャンプにも行ってたんでまあひどいもんです。白く曇っているのは海水の塩分でしょうね。
ヘビーユースしすぎかもしれませんが、マーチンは元々ポストマンシューズ。労働者に人気のあった靴なのでこの使い方は間違っていないと思います。
とりあえず拭く
私がよく使うのはショップタオルです。水で濡らして固く絞っただけ、特別なものは使っておりません。濡れ布巾で拭くというのはマーチン公式サイトにも記載されている正規の方法ですので心配ないです。
最近は無印とかダイソーにもウェットティッシュタイプの靴磨きが売っていますね。別に簡単な手順でもいいので、こまめに手入れすることが重要かと。
拭き上げます。そこそこ汚れておりましたのでしっかりめに。
左足だけ拭いた状態。これだけでも案外きれいになるもんですが、油分が失われておりあまり光沢がありません。やはり拭きっぱなしよりも靴クリームで磨くべきです。
ナイトリキッドで磨く
お手軽な靴磨きといえばこれが最強。コロンブスのナイトリキッドです。今回使用する唯一の専用品、本当におすすめです。
これは蓋を開けて押し付けながら塗るだけなんでマジで簡単です。これより簡単な靴磨きグッズを知りません。塗るだけ簡単という広告に偽りなし。
左足だけ磨いた状態。汚れの有無や輝き方が全く違います。ナイトリキッドは塗ってから5分ほどで乾いて輝きを増します。その後乾拭きするとさらに艶が良くなります。
両足ちゃんと磨いて比較。軽く水拭きしてナイトリキッドで磨いただけでここまでの仕上がり。黒い部分はより黒く、光沢が強くなっているのが分かります。ズボラなマーチンユーザーには非常にオススメです。
面が広い部分ははナイトリキッドを塗った跡が残りやすいのですが、有り余るメリットからすると些細な問題です。
しかもこれ、塗ってしばらくは乾拭きするだけて光沢が復活するんですよね。何週間かは平気で持ちますので、定期的に磨いてやるといいですね。
もっと拘りたいのであればステインリムーバーの使用、クリーム塗布、ブラッシング、ワックス塗布、鏡面仕上げといったように工程が増えます。
別に工程を省いたから悪いということはありませんので、簡易的にでもたまに磨くと目に見えて長持ちします。靴を大切に。
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