DIY レモンオイル論争に終止符を。 定期的に炎上を繰り返す、この問題。そもそも、何故こんなにも見解が分かれてしまうのだろう?それは結局、正解が無いからであろう。マーチンとしては、塗装やフレットの酸化を理由に、レモンオイルの使用を推奨していない。指板にレモンオイルを使ってもいいですか?Martin Guitar は、指板にレモン オイルを使用することを推奨していません。レモン オイルに含まれる酸 2025.03.30 DIYギター音楽評
音楽評 局所性ジストニアの厄介さについて。 アヒトイナザワが、こんなことをポストした。これはミュージシャンズ・ジストニアとか、野球の世界ではイップスとか言われる疾患である。長期に渡る反復動作を原因として発症するものだ。これを患うドラマーは多く、とりわけ足に症状が出ることが多い。ドラマーとして、足が上手く動かないことは重大だ。山口智史氏も、「ドラマーとして終わってしまった」という苦しい胸中を語っている。 2025.03.19 音楽評
ギター ノンタンお前、バンドやってたのか? ノンタンシリーズといえば誰もが知る名作だが、その中でも「ノンタン テッテケむしむし」は異彩を放っている。何とこれ、「バンドもの」なのである。もちろん絵本らしいファンシーな構成になっているのだが、導入部のあまりのリアルさに私は度肝を抜かれた。ノンタンがアンサンブルを無視したギタープレイを行った結果、バンドをクビになってしまうのである。ノンタンが使うのは赤いモズ 2025.03.17 ギター音楽評
ギター グレッチのラインナップがいつの間にか刷新されていた件 皆さんは、グレッチのラインナップを把握しているだろうか?答えはノーだろう。何故ならグレッチのラインナップは、オーナー以外に易しくないからだ。現状グレッチは、3つのブランドで展開している。グレード順に、Gretsch、Gretsch Electromatic、Gretsch Streamlinerという具合だ。今回はレギュラーのGretschの話。Gretsc 2025.03.11 ギター音楽評
音楽評 ギターを買うなら、決算期。決算セールの仕組みと年末年始の罠 世の中、何にでも買い時というのはあります。ギターに限らず、物を安く買いたいのであれば決算期を狙うのが鉄則です。一般的な楽器店のセールといえば、年末年始やボーナス時期を連想するかと思います。しかし、実はこれらのセールって単なる「お祭り感」があるだけで、さほど安いわけではないのです。ま、ガチで安いお正月セールをやっている店もありますけどね(イケベ楽器店とか)。そ 2025.02.27 音楽評
ギター 【感動実話】プレイテックの弦が繋いだ、嘘のような本当の話 私は機材の入れ替えが極めて激しいタイプだ。その日も私は、増えすぎたギターの整理をしていた。そのギターは弦が錆びていたため、引き渡す前に新品に交換しようと思った。しかしそれは元々安ギターなうえ、手放す前提のギターにエリクサーを張る人は居ないだろう。だから私はプレイテックの弦に張り替えたのだった。それでも錆びた弦よりは随分とマシだろう。そして錆防止のため、FAS 2024.11.20 ギター音楽評
ギター お前、いつの間にテネシアンに戻ったんだ? グレッチの基礎知識。多くのモデルが、チェット・アトキンスのシグネイチャーモデルであること。6119のペットネームである「テネシアン」の由来はチェットのアルバム名であること。チェットとグレッチの契約が切れてから、6119はテネシアンを名乗れなくなり、テネシーローズを名乗るようになったこと。だから必然的に、同じ6119でもビンテージ=テネシアン、現行品=テネシー 2024.10.16 ギターグレッチ音楽評
音楽評 ガールズバンドクライにおけるジャズマスターの考察 基本的に、ジャズマスターは不人気ギターです。これは、本来ターゲットとしていたジャズギタリストに好まれなかったことが原因です。ジャズ市場に受け入れられなかった理由は明白で、当時のジャズギタリストの多くがフルアコースティックギターの豊かな鳴りと丸い音色を求めていたのですね。ほとんどのジャズギタリストは、GibsonのES-175やL-5などを使用しており、ソリッ 2024.05.30 音楽評
音楽評 チバユウスケの思い出 私が高校生の頃だったか、多分その頃のチバユウスケはROSSOかThe Birthdayのどちらかだった。詳しくは覚えていない。あるニュース番組のコーナーに、チバが出演していた。チバが私物のレコードを紹介、みたいなコーナーだったと思う。チバがThe ClashだかDr.Feelgoodについて、「ア゛ァ、これは欠かせないねェ」としゃがれ声で語っていた。短いコー 2024.04.28 音楽評
音楽評 オレはダンスが嫌いだ。 誤解のないように言っておきたいが、オレはダンスそのものを嫌っているわけじゃない。正確には、それを取り巻く環境や、風潮を嫌っているんだよ。運動音痴=運動嫌いとは限らないだろう。このオレがそうさ。特に球技はからきしだったが、足は速かったから陸上部に所属していた。授業のソフトボールだって、下手なりに楽しんでいたよ。人をダンスに誘う者は、皆口を揃えてこう言う。「下手 2024.04.09 音楽評
音楽評 チャーハン、はんだ付け、BAD FEELING DALL·E 3チャーハン、はんだ付け、BAD FEELING――突然だが、この3つの言葉を見て何を連想するだろうか?正解は、「絶対荒れる動画の御三家」である。これらは全て技術を要するほか、個人的な好みも交錯する。そのあたりが、荒れやすいポイントであろう。この現象を理解するため、それぞれのフィールドに分けて考察する。まずはチャーハンから見てみよう。料理の世界 2024.04.05 音楽評
音楽評 今一番面白いバンド漫画、「ふつうの軽音部」。 ※ジャンプルーキー公開分のネタバレを含みます。この漫画、一目見て「いいな」と思った。絵がシンプルで、バンドや音楽そのものを過度に美化せず、淡々と進むエッセイ調。やや毒のある、さくらももこのような画風と物語。私はこの手の漫画が大好きなのである。そしてしばらく更新が止まっていたが、なんと作画担当が付いてジャンプ+に昇格した。原作が好きだったという人も居るかもしれ 2024.01.22 音楽評
ギター いつの間にか市民権を得ていたエリクサー。その理由とは。 エリクサーが発売した1997年当初、評価はとても低かった。「最初の音は良いが、音がすぐ死ぬアーニーボール」と対比して、「最初から音が死んでいるエリクサー」などと揶揄されていた。しかし最近、エリクサーを始めとしたコーティング弦の使用者はとても多い。その理由は、コーティング弦とノンコーティング弦のサウンド差が縮まったからであると考えられる。そもそもエリクサーは当 2023.09.25 ギター音楽評
音楽評 皆さんには申し訳ないが、私は茂木健一郎と同意見だった。 まあ茂木健一郎は過去にSMAPを称賛していたわけだから、単なるダブスタだ。他人の顔色をうかがって、その時々で意見を翻すのは卑怯だし、ダサい。まあそれは置いておいて、今回の茂木健一郎の意見に対しては概ね同意である。私は中学生の頃から一貫して、J-POPに批判的であった。当時の代表的なJ-POPといえば浜崎あゆみやオレンジレンジ、EXILEが挙げられるが、今思い 2023.09.15 音楽評
音楽評 なぜWANIMAファンは、あんなにも分かりやすい格好をしているのか。 只今熊本で、1CHANCE FESTIVAL 2023というフェスが開催中だ。熊本県農業公園カントリーパークという、結構のどかな場所である。出演はMONGOL800、アジカン、WANIMAなど。合志市というのは熊本市のベッドタウンで、県内有数の穀倉地帯だ。比較的人が多く、それでいてのどかという土地柄だ。たまたま友人が近くに住んでおり、現地の様子が送られてきた 2023.09.03 音楽評
音楽評 Xアカウント、開設。 私、長らくTwitterからは足を洗っておりました。色々と嫌な事があったからです。しかしXというサービスに名前が変わったわけで、ここは心機一転、アカウントを作成しました。主に記事の更新情報、ジャズマスターとグレッチの画像をアップする予定です。まだ生まれて間もないアカウントですが、フォローの程宜しくお願い致します。ちなみにエゴサしてますので、記事のポストがあれ 2023.08.21 音楽評
音楽評 THE FIRST TAKEをクソって言っちゃいけないんですか? 私も最初の方は見ていたが、徐々にくだらなさを感じるようになり見るのをやめた。そんな中話題になった、KEYTALKの彼の発言。実際、彼の発言は芯を喰っている。しかし多くの批判を受け、詫びを入れるに至った。まあ彼は音楽関係者なわけだから、謝罪に追い込まれたのも致し方ないのかもしれない。相手は天下のソニー・ミュージックエンタテインメントだからね。じゃあ私は業界人じ 2023.08.15 音楽評
ギター 次号のギターマガジンは、ぼっちざろっく特集である。 まだまだ続く、ぼざろ旋風。正直、きらら系でここまでブームが長引いたというのは驚きです。ギター・マガジン2023年8月号は、ぼっちざろっく特集。もちろんギター雑誌ですから、結束バンドからはギターの後藤ひとりと喜多郁代が登場です。いっそベースマガジンとドラムマガジンに伊地知虹夏と山田リョウも出したらどうだろうか。これまでギタマガの誌面にアニメキャラが登場する事は 2023.07.11 ギター音楽評