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実録 ディスクふにゃふにゃシステム(DFS)の作り方

当ブログはギターについてのブログですが、私の担当はドラムですので久々にドラムについて書きたいと思います。頻出ワードであるDFSの作り方をできるだけ分かりやすく紹介します。久しぶりにライブに出ることになりましたので、どうしても電子ドラムで宅練する必要がありました。

DFSとはディスクふにゃふにゃシステムの略で、元は「タイヤふにゃふにゃシステム」と呼ばれていました。ふざけた名前ですが効果は抜群です。防振層に使う素材がが進化していって、タイヤチューブよりも健康器具であるバランスディスクが優れているということでDFSがポピュラーになったという経緯があります。先人の知恵には頭が下がります。

セッティングと採寸

まずは普通にセッティングして採寸。最も重要な工程。

まずは通常通りに電子ドラムをセッティングして採寸を行います。この時のセッティングでDFSのサイズが決定するので、非常に重要な工程です。セッティングが済んだら左右と奥行きを測っていきます。

今回はイスを含まない奥行きとした。

私の場合イスをDFSに乗せない想定なので、電子ドラム単体のサイズを測っております。イスを乗せる場合サイズが大きくなりますが、イス自体から発生する振動も吸収できるため防振性能が高いです。部屋の間取りと相談して決めましょう。因みにこれを置く部屋は6畳です。

当然ながら実寸よりも一回り大きいサイズで作成しないといけないので、一辺あたりプラス10cmで作っていくことにしました。今後用意するジョイントマットやベニヤ板をそのサイズでカットしていきます。

層を増やす

付属していた純正品。案外大きいので助かった。

まずは電子ドラムに付属していたマットを敷きます。所詮付属品なのでペラペラですが、布の層があるのとないのでは大違いなので重宝しました。こういうのは専用品を買うと高いんで、カーペット等で代用すると良いかと思います。

次にジョイントマットを敷きます。ジョイントマットはカット済みです。マジックで線を引いて、定規を当てながらカッターで数回なぞれば案外きれいに切れます。決して一発で切ろうとしないでください。

ここのマテリアルも色々なパターンがあり得るのですが、お風呂マットを使う人も居ますね。一枚が大きいのでジョイントマットより扱いやすいかもしれません。

ジョイントマットは大体このぐらいあれば足りるかと思います。ジョイントマットは気軽に拡張できるのがメリットです。安いですし、余っても困りません。

次にバランスディスクを乗せます。このサイズなら四隅に置けば十分です。これに加えて中央にも置くと防振性が下がってしまうようです。あくまでも適度に不安定で、揺れることが重要です。

タイヤふにゃふにゃシステムという名はこの部分にタイヤチューブを使用することからそう名付けられましたが、冒頭でも触れたようにフィットネス用品であるバランスディスクがトレンドのようです。

お店でこれを探すのが結構大変で、確かドンキのトレーニングコーナーで見つけました。ひとつ1200円ほどで4つ必要ですので今回使用した資材の中では最も高価でした。

他に水道用のホースやコーキング用のバックアップ材を使う人も居ます。これらは激安で手に入るのがポイント。

ふにゃふにゃ層に何を置くか、まだまだ研究の余地がありそうですね。αゲルとかどうでしょう?

コルクの防振効果は侮れない。

再度ジョイントマットを四隅に設置しました。この層に使用したものだけはコルク製で、これの有無でかなり防振性が変わりました。予算が許せば全てのジョイントマットをコルク製にしたかったくらいに、コルクの防振効果は高いです。

余談ですが、ジョイントマットはどの製品も1cm程度の厚さでした。厚さを売りにしている製品もありそちらは2cmでした。

どんどん層を増やしていく。

次にベニヤ板を敷きます。木の板を真っ直ぐに切るのは難しいので、ホームセンターで切ってもらいましょう。ワンカット50円ほどです。

板の厚みに悩むところでしたが、予算と相談して12mmにしました。下が密ならもう少し薄くても強度が確保できるんですけどね。四隅にしか接点が無いので12mmで正解でした。

今回はこれで最終層とした。

再度ジョイントマットを敷きます。どんどん層が増えますが私の場合はこれが最後です。10層以上積み重ねる人も居ます。

もちろん厚いほど防振性は高いですが、置いたときのバランスや予算の兼ね合いもあるので不必要に厚くする必要はありません。あんまり高いと叩きにくくなりますしね。これでDFSは完成です。そこそこコンパクトに作れましたが、6畳の部屋だとほぼドラムが専有するような状態です。

私は学習机をどけて置き場を確保しました。

ホームベース型に作って部屋の隅に配置するのもアリですね。

バランスディスクをサンドイッチにする構造。

真横から見るとこんな感じ。バランスディスクの層がゆらゆらと揺れながら、振動を吸収します。空気圧はパンパンにはせず柔らかめにしてあります。叩くときの揺れはそんなに気になりません。実際のドラムのタムとかも案外揺れますしね。

電子ドラムを載せて完成

以上で全て完成です。お疲れ様でした。この程度の厚みであればイスを高くすれば違和感ありません。

ちょっとしたことですが壁からは離して設置するべきです。壁面から振動が伝わってしまいます。アヒトイナザワも電子ドラムでお隣さんから苦情が来たようですが、DFSは導入していなかったんでしょうか?

DFSとKT-9の組み合わせは本当に静かで、パッドの打撃音の音ほうが気になるくらいでした。騒音問題で電子ドラムを諦めていた方も、是非DFSの導入を検討してみてください。バランスディスクは元々人が乗ることを想定しており、かなり頑丈にできているようです。空気がすぐに抜けてしまうということもありませんでした。

それと叩いてみてから分かったことですが、イスのギシギシ音が結構響きます。特に付属のイスは安物でそれが顕著でしたので、イスもマットか何かの上に乗せておいたほうがよいですね

DFSが効果絶大とはいえビーターの打音はかなりのものですので、最初からビーターレスのペダルを選択するのが無難です。おそらくDFSとKT-9の組み合わせであれば大抵の環境で叩けるはずです。独特のクニャッとした踏み心地ではありますが許容範囲です。

電子ドラムの騒音の大部分はペダルを踏んだ振動で、極端な話DFSはペダルの為にあると言っても過言ではありません。普通にキックペダルとメッシュパッドを使うのであれば、消音ビーターを使うなどの工夫が必要です。

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