がんジャズ

スポンサーリンク
エフェクター

ベリンガーのケンタウルスについて。

この商品、『ベリンガーのケンタウロス』としか言いようがない。「CENTAUR OVERDRIVE」という名称で、何から何までソックリ。筐体は元のデザインのまま圧縮したような形で、そこがウケた。何より、お手頃なブランドとしての地位を確立しているベリンガーだからこそ、人々の琴線に触れたのである。エフェクターの回路には商標といった権利がないから、パクりパクられが常
ギター

3本のベースを3店舗で査定した結果、圧勝だったのは?

私の友人が、そこそこ良いベースを3本売りたいとのことで、3店舗で査定を依頼した。最近は便利なもので、LINEで画像を送るだけで簡単に査定が完了する。3店舗で3本の査定、このマトリクスを記事にしない手は無い!というわけで、買取偏差値を算出してみた。無論、実際の買取額は変動するため、あくまでも参考値として捉えて頂きたい。店舗名Wood custom guitar
DIY

続・ハードケースの臭い対策

中古の楽器を購入するにあたって、臭いというのは見落とされがちな観点だ。特にエレキギターにおいては、タバコや汗の臭いが充満した劣悪な環境に放置されがちである。特に箱物とかハードケースの内張りは、この臭いを吸着しやすい。結論から言おう、臭いの完全除去は困難だ。臭いの正体というのは原因物質が放った分子だから、原因物質の除去が最も効果的だ。つまり洗うのが一番だが、そ
DIY

誤解されがちなグレッチのストラップピン構造

グレッチギターのストラップピンは、一般的なギターのストラップピンとは異なり、「木ネジと機械ネジが一体化した二重構造」を持っています。その機械ネジ部にストラップボタンが付いていると。しかしストラップボタンと機械ネジが固着しているとそれに気が付かず、毎回木部から抜き差しするハメになります。やがて穴はバカになり、使い物にならなくなってしまうでしょう。チバユウスケも
音楽評

必要以上に盛り上がってしまった、島村楽器の話。

私の島村楽器に対する評価をポストしたところ、少々目立ってしまった。もちろん、店舗や店員に差がある前提ではある。しかしこのままでは私が単なるクレーマーであると取られかねないので、私の経験談を具体的に共有したいと思う。その日私は、友人と共に島村楽器を訪れた。ちょっと珍しいギターを試奏してみたかったのである。店員に在庫を訪ねたところ、どうやらその店舗には無いことが
DIY

遂に入手した、テネシアンのピックガードを取り付ける。

ビンテージのグレッチにおいて、ピックガードというのは紛失や破損がとても多いパーツです。薄いアクリル板なので割れやすく、また邪魔なので取り外されてしまうこともしばしば。ストラト等におけるピックガードと違って必需な部品ではありませんから、軽視されがちです。私の1962年製6119テネシアンも、購入時からピックガードがありませんでした。間に合わせに、たまたま手に入
音楽評

ハロルド作石の「THE BAND」は、流石の面白さ。

昨今、バンド漫画はある種のブームを迎えている。その起爆剤となったのは、言うまでもなく『ぼっち・ざ・ろっく』のヒットであろう。ギターやバンドといった要素を、きらら的なゆるふわな日常に落とし込んだこの作品は、バンドものの間口をぐっと広げた。無論、『けいおん!』の影響も無視できない。一方、我々の世代にとってバンド漫画の金字塔といえば、やはり『BECK』だ。小柄な少
音楽評

J-POP批判記事へのコメントから見えてきた、残念すぎる傾向

以前、J-POPの批判記事を書きました。その時の気持ちは今でも変わりませんし、なんなら私はティーンエイジャーの頃からJ-POPが嫌いです。それは一つの通過儀礼かもしれませんが、私はそれを通り過ぎず、ずっとその渦中に居ます。まず、このブログのPVは大したことありません。実践的なDIY記事は全く伸びません。しかし皮肉なことに、「J-POP批判」というどうでも良い
DIY

レモンオイル論争に終止符を。

定期的に炎上を繰り返す、この問題。そもそも、何故こんなにも見解が分かれてしまうのだろう?それは結局、正解が無いからであろう。マーチンとしては、塗装やフレットの酸化を理由に、レモンオイルの使用を推奨していない。指板にレモンオイルを使ってもいいですか?Martin Guitar は、指板にレモン オイルを使用することを推奨していません。レモン オイルに含まれる酸
DIY

グレッチのロッドを締めましょう。

久々にグレッチの実践的な記事。グレッチのトラスロッドは、ギブソンとかと同じような構造です。私の6186 Clipperは1963年製。ヘッドのトラスロッドカバーを開けると、このような六角ナットが露出します。サイズはギブソンと同じく共通の5/16インチ≒8mm。ギターの世界ではこのサイズは共用されています。グレッチはドラムの歴史のほうが長いですから、もっと古い
音楽評

局所性ジストニアの厄介さについて。

アヒトイナザワが、こんなことをポストした。これはミュージシャンズ・ジストニアとか、野球の世界ではイップスとか言われる疾患である。長期に渡る反復動作を原因として発症するものだ。これを患うドラマーは多く、とりわけ足に症状が出ることが多い。ドラマーとして、足が上手く動かないことは重大だ。山口智史氏も、「ドラマーとして終わってしまった」という苦しい胸中を語っている。
ギター

ノンタンお前、バンドやってたのか?

ノンタンシリーズといえば誰もが知る名作だが、その中でも「ノンタン テッテケむしむし」は異彩を放っている。何とこれ、「バンドもの」なのである。もちろん絵本らしいファンシーな構成になっているのだが、導入部のあまりのリアルさに私は度肝を抜かれた。ノンタンがアンサンブルを無視したギタープレイを行った結果、バンドをクビになってしまうのである。ノンタンが使うのは赤いモズ
ギター

グレッチのラインナップがいつの間にか刷新されていた件

皆さんは、グレッチのラインナップを把握しているだろうか?答えはノーだろう。何故ならグレッチのラインナップは、オーナー以外に易しくないからだ。現状グレッチは、3つのブランドで展開している。グレード順に、Gretsch、Gretsch Electromatic、Gretsch Streamlinerという具合だ。今回はレギュラーのGretschの話。Gretsc
音楽評

ギターを買うなら、決算期。決算セールの仕組みと年末年始の罠

世の中、何にでも買い時というのはあります。ギターに限らず、物を安く買いたいのであれば決算期を狙うのが鉄則です。一般的な楽器店のセールといえば、年末年始やボーナス時期を連想するかと思います。しかし、実はこれらのセールって単なる「お祭り感」があるだけで、さほど安いわけではないのです。ま、ガチで安いお正月セールをやっている店もありますけどね(イケベ楽器店とか)。そ
ギター

【悩み】ジャズマスターから、良い音が出ねえぞ。

スランプである。ちなみに私はプロでもないし、アマでもない。要するに、ギタリストではないのだ。だがギターを買って、眺めて、いじって、音を作る事が好きである。久々にアンプで音出しをしてみたところ、再認識。「音、イマイチだな・・・」無論、私の技術が未熟なせいもある。しかし、この妙にチャキチャキとしたアタック感の強い音は、今の私を満足させるサウンドでは無かった。一説
DIY

HD599のイヤーパッドを洗いたい。

私はゼンハイザーのヘッドホンを愛用している。長く使っているとイヤーパッドがへたれて来るので、途中何度か社外品のイヤーパッドに交換したが、今回は交換でなく洗濯の話。ある日、HD599がちょっと臭いことに気が付いた。信じて欲しいのだが、私はそれなりに清潔な人間である。妻からも体臭が少ないとの評価を得ている。では何故ヘッドホンが臭くなってしまったのか。それは着用中
DIY

最近のフラックスはペン型なんですね・・・

「はんだ付けが上手くいかない」これは作業者の技術が低いわけではなく、道具が悪い場合がある。主な要因ははんだの熱不足と、フラックス(ヤニ)の不足である。これらの要素が揃うと、母材の上をはんだがツルツル滑って、全く濡れない。はんだは常温では固体であり、高温では液体だ。液体の時に、しっかりと母材を濡らすことが大事なのである。そのためには、適切な温度管理と酸化被膜の
ファッション

Schottのサイズ感と選び方

革ジャンの中でも、とりわけSchottのライダースジャケットといえば古くから愛好家が多く、その情報は充実している。しかしそれはマニア向けに偏りがちで、初心者に優しくないというのが実情である。この記事ではSchottの613を中心に、モデルごとのサイズ感について基本的な知識を共有する。サイズ表以下は、日本サイズとUSサイズの換算表だ。 日本サイズ  USサイズ
スポンサーリンク