長く連れ添った相棒、polytune。
かれこれ8年ほどの付き合いであったが、とうとう壊れてしまった。
まず買って数年で、ポリフォニックチューン機能が壊れて反応しなくなった。
そしてつい最近、電源が入らなくなった。
複数種類の電池で試してもダメだったので、本体の回路が壊れてしまったのだろう。
8年も持てば上出来なので、この度unituneへと買い替えた。
結局ポリフォニックチューンは使わなかったことと、その価格差が決め手だ。
ここ数年で、同製品も随分と値上がりしたものである。
機能の違い
polytuneの機能を省略し、その分安くなったのがunituneである。
言うまでもなく、前者にはポリフォニックチューン(全弦同時チューニング)機能があり、後者にはない。
ポリフォニックチューンの精度は良好で、ビブラートユニット付きのギターとは大変相性が良かった。
私の場合、その機能は壊れて使えなくなってしまったが、別に不便は無かった。
つまり私にとってのポリフォニックチューン機能は、「あったら便利」だが「無くても良い」ものだったのだ。
unituneはポリフォニックチューンが無いことに伴い、ギター/ベースモードの切り替えも無く、そのまま両方で使える。
polytuneは、モード切替のボタン長押しが微妙にストレスだった。
機能を省いた結果として、unituneのほうがシンプルで使いやすいのである。
裏蓋について
裏蓋は、polytuneとunitune共に、ドライバーが必要なタイプになった。
電池の誤飲対策のためだろう。
そう頻繁に交換するわけでもないので、これで正解だと思う。
ギタリストたるものドライバーくらい持っているだろうから、特に問題はない。
ラッカー非対応
どちらもラッカーには対応していないため注意が必要だ。
一日もすれば簡単にラッカーを溶かしてしまう。
すぐに外せば済む話だが、誰しも忘れてしまうことくらいあるだろう。
私はあまり気にしていないが、どうしても嫌ならフェルトを貼れば良い。
現状、クリップチューナーとしては間違いなくunituneが最強だ。
私を信じて使ってみて欲しい。
コメント