Schottのサイズ感と選び方
オレはダンスが嫌いだ。
誤解のないように言っておきたいが、オレはダンスそのものを嫌っているわけじゃない。正確には、それを取り巻く環境や、風潮を嫌っているんだよ。運動音痴=運動嫌いとは限らないだろう。このオレがそうさ。特に球技はからきしだったが、足は速かったから陸上部に所属していた。授業のソフトボールだって、下手なりに楽しんでいたよ。人をダンスに誘う者は、皆口を揃えてこう言う。「下手
チャーハン、はんだ付け、BAD FEELING
DALL·E 3チャーハン、はんだ付け、BAD FEELING――突然だが、この3つの言葉を見て何を連想するだろうか?正解は、「絶対荒れる動画の御三家」である。これらは全て技術を要するほか、個人的な好みも交錯する。そのあたりが、荒れやすいポイントであろう。この現象を理解するため、それぞれのフィールドに分けて考察する。まずはチャーハンから見てみよう。料理の世界
グレッチのエスカッションを交換する
今回は、グレッチのエスカッションのお話。実はグレッチのエスカッションは、多くの場合単なる飾りです。フィルタートロンやハイロートロンといったピックアップは基本的に本体に直付けされていますから、構造上エスカッションが無くとも問題ありません。隙間を隠す程度の意味合いです。「ベゼル」「ピックアップリング」といった名称も用いられます。もっとも、近代的なモデルやエレマチ
【機材紹介】Pignose PGG-200
前回修理した、ピグノーズ。音の出ない原因は電池の接触不良でした。それだけではまだ弾きづらいので、紹介がてら調整をしていきます。まずはヘッドから。PGG-200は細かくマイナーチェンジしており、これは比較的前期のモデルです。前期モデルは段付きのストレート・ヘッドで、テンション不足を補うためにテンションバーが付いていますが、弦とネジが干渉してしまっています。近年
ピグノーズの音が出ない原因が、しょうもなさすぎた。
ハードオフで見かけた、ピグノーズのギター。外部アンプに繋ぐと音は出るけれど、内蔵アンプから音が出ないとのことでした。というか中古のピグノーズって大抵壊れてません?しかしピグノーズなんて新品の初心者セットが2万円台で買えるわけで、ケースも無いジャンクが8800円というのは高すぎます。買いましたけどね。早速電池を入れてみましたが、確かに音が出ません。しかし電池を
パナソニック洗濯機の死のエラー、「H35」を修理する。
年末、洗濯機が壊れました。液晶ディスプレイには「H35」の文字が。このエラー、「Vベルトが外れています」というものです。要するに、全く動かないというわけ。やり直したところで絶対に直りませんので、諦めてください。この洗濯機は購入してから5年、おおかたVベルトが伸びて外れてしまったのでしょう。予兆として、動き始めにベルトが滑って「ガガガッ」という音が出ていました
グレッチの、ノブを直せ。
おなじみ、私のテネシアン。しかし見た所、違和感が。ピックガードが無いことじゃないですよ。正解はこちら。スタンバイスイッチのノブがギブソン系に変更されている点です。おおかた、紛失したから適当な代替品を取り付けたのでしょう。機能としては問題ありませんが、違和感がありますので交換します。サウンドハウス仕入れたのはTV Jones製。TV JonesとGretsch
グレッチ・ギターの変貌についての独自研究
グレッチというブランドは現在では安定した地位を確立しているが、その歴史は非常に波乱に満ちていた。特に1950年代は、チェット・アトキンスが「カントリー・ジェントルマン」を手にしていたころが最盛期だった。チェットにとって、1959年モデルのカントリー・ジェントルマンが特に傑出しているとされている。その理由は明らかで、グレッチの特徴的なシミュレイテッドFホールや
ワトコオイルとパイン材でPCデスクを自作した話
私の自室で使用しているPCデスクは、サンワダイレクトの激安品です。このデスクの特筆すべき点は、フレームの位置が工夫されており、クランプ式のモニターアームに対応していること。しかしその反面、天板はあまり気に入っておりませんでした。白い化粧板のパーティクルボードで、カタログではそれなりに見栄えしますが、部屋に置くと事務机感が強かったです。強度は低く、しかも重い。
今一番面白いバンド漫画、「ふつうの軽音部」。
※ジャンプルーキー公開分のネタバレを含みます。この漫画、一目見て「いいな」と思った。絵がシンプルで、バンドや音楽そのものを過度に美化せず、淡々と進むエッセイ調。やや毒のある、さくらももこのような画風と物語。私はこの手の漫画が大好きなのである。そしてしばらく更新が止まっていたが、なんと作画担当が付いてジャンプ+に昇格した。原作が好きだったという人も居るかもしれ
【機材紹介】Gretsch 6119 Tennessean
ついに手に入れた、テネシアン。実のところ、ビンテージのテネシアンはゆるりと探しておりました。ずっと昔から頭の片隅にあり、いつかは欲しいと常々考えていたんですね。しかしビンテージギターというのは減る一方ですし、相場は上がります。ですから、「いつかは欲しい」くらいの気持ちでは難しいのですね。その時々で、ちょっと無理をしないと永久に手に入らないことを痛感しました。
BOSSのエフェクターのゴムを交換しよう
BOSSコンの弱点といえば、これ。電池蓋のゴムが劣化してちぎれてしまうこと。中古で買うと高確率でちぎれてます。あればまだマシなほうで、失くなっていることもしばしば。汎用のゴムブッシングで代用したこともありますが、やはりフィッティングはあまり良くありません。無くても使えますが、やはり金属同士の接触は避けたいところです。幸いにもBOSS純正のゴムブッシングが安価
指板のメンテナンスグッズ全部試す
メンテナンス用品が増えてきましたので、それぞれの性能を検証してみようと思い立ちました。丁度手元にはボロのネックがあります。フレットはくすんでおり、指板には汚れが浮いていますね。それではグッズを一通り試してみましょう。FRETBOARD CLEANERまず最初に、指板の清掃からですね。何を塗るにしても、汚れを落とすのが先決です。シャンプーの前にリンスをする人も
フレットバターを試してみる
フレット磨きはそこそこ大変な作業です。何が大変かというと、マスキングですよ。全ての指板をマスキングして、フレットを一本ずつ磨く作業はなかなか辛いのです。何故マスキングするのかというと、指板にコンパウンドが染み込むのを防ぐためです。木目に微細な粒子が付着すると落ちませんし、白く粉を吹いてしまいます。一応こういった便利グッズもありますが、完璧ではありません。あく
BOSSのOD-2をPSA電源対応へ改造する
よく知られた話ですが、古いBOSSのコンパクトエフェクターは「ACA電源」に対応しています。ACA電源からはおよそ13Vが供給されていますので、エフェクター内部にある抵抗器とダイオードで9Vまで落としています。ちなみにこれを平滑回路とは呼びません。あくまで減圧のための抵抗と、極性の違うACアダプタを挿した時の回路保護用にダイオードが入っているものと考えられま
ストップテールピースのネジガジガジ問題について
ギブソンユーザーの悩みといえば、これ。ストップテールピースの高さ調整ネジがガジガジになってしまうこと。中古のレスポールって、大抵こんな風にガジガジになってませんか?このスタッドボルトは大きなマイナス溝(すり割り)になっており、マイナスドライバーやコインで回せるようになっています。しかしそれでは幅が足りず、結果的にネジ頭を潰してしまうと。ギブソン純正の場合すり
カビたギターケースを洗濯してみよう
一般にギターケースは非常にカビやすいものです。多くの場合ナイロン製であり、皮脂汚れの付いたギターをそのまま収納し、押入れに長期間放置すると必ずカビが発生します。こちらは古めかしい革製(合成皮革)のギターケースですが、これも非常にカビやすいです。ギターの購入時に付属していたもので、表面には白カビが浮いておりました。エタノールとか次亜塩素酸水で拭けばある程度は落
ついに出た!新型マルチストンプ、MS-50G+の購入前レビュー
ついに、超名作エフェクター・マルチストンプの新型が出るそうです。突如発表され、11月中旬販売開始。これは嬉しい!まだ手元にありませんが、外見やスペックシートから確認できる情報は沢山ありますので、レビューしてみましょう。手元に現物が無くとも、記事は書ける!マルチストンプの良いところマルチストンプの何が優れているのかというと、その汎用性です。あらゆるエフェクター