DIYギター

ギターの金属パーツ洗浄について

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基本的にエレキギターって、細かい金属パーツの集まりです。

ペグとか、ブリッジとか、それを止めているネジやバネとか。分解するともっと細かな金属部品に分類できますね。

ジャンクギターって大抵、金属パーツが物凄く汚れています。サビやホコリが堆積している様子は、想像に難くないでしょう。

手元にあるジャンクベースのブリッジはこんな感じ。弦高調節用のイモネジ、オクターブビス、スプリング、サドル。案の定、サビとくすみがひどいです。

本格的なリペアを行うのであれば、分解して一つ一つ丁寧に磨くんでしょうけどね。しかしここは素人DIYの場ですから、もっと楽に仕上げましょう。

私がよくやるのは、「空き瓶に溶剤とパーツを入れて振る」といったものです。これはベアリングの洗浄でも使われる手法ですね。

但し、蓋は締めないでください。内圧が上がって破裂する可能性があります。また激しく振ると割れる可能性もありますから、かき混ぜる程度に留めておきましょう。

ギターのパーツくらいのサイズ感であれば、アヲハタのジャム瓶が最高です。ジャムも美味しいし、瓶も口が広くて使いやすいですから。これ機に皆さん、朝食にはジャムパンを食べましょう。私はりんごとマンゴーが好きです。

しばらく振ったあと。いい感じに汚れが落ちてますね。溶剤の洗浄力とパーツがぶつかり合う力で、表面に浮いたサビくらいでしたら落ちてくれます。

洗浄力のある溶剤であれば何でも良いです。私は手元にあったパーツクリーナーを使いましたが、別に5-56でも似たような効果は得られるでしょう。一晩浸け置くなどしても良いとは思いますが、それにより劇的にサビが落ちることはありません。気分の問題ですね。

拭き上げて組み立てたものがこちら。ご覧の通り、ある程度汚れが落ちて、金属光沢が出ています。但し金メッキパーツには厳禁です。あっというまにメッキが剥がれてしまいますから。

完璧な仕上がりを求めず、元より綺麗になればオッケーという程度であれば、これぐらいで済ませると良いでしょう。ジャンクギターにそこまでの手間をかけたくは無いのです。そもそも、サドルなんて買い替えた方が安いことのほうが殆どですから。

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