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キックペダル dw5000AD4の調整

前回はペダルを清掃しましたが、今回は調整です。基本的にdwのペダルは一部の上級モデルを除いて調節機構が少ないです。これはメリットでもありデメリットでもあります。

あんまり調節箇所が多いとそれ自体が手間だったり、ちょうどいい設定を見つけるのに四苦八苦することになります。ですので私のようにあまり細かくこだわらないプレイヤーにとってはシンプルなほうが助かります。

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ビーター角度調整

基本的にはフットボードとビーター角度は連動しています。バネが引っかかっている部分のチューニングボルトを緩めて、位置を変更し締め直すだけ。

こちらは+方向までいっぱいにボルトを動かした状態。ビーターは奥に倒れフットボードは低くなりました。このようなセッティングだと、ストロークが短くなるため音量が稼げません。

こちら-方向まで動かした状態です。ビーターは水平よりも寝た状態、フットボードは高くなりました。ストロークがとれるので音量は稼げるのですが、ビーターが脛や足の甲にバシバシ当たって痛いです。スティックを常に大きく振りかざしているようなもので、このような極端なセッティングは避けるべきです。

私は足の甲にビーターが当たりがちなので、少しだけバスドラム側に倒しております。

チェーンを外してフットボード角度だけを調節する方法

ビーターとフットボードを別々に調節することも一応はできます。チェーンをカムから外して取り付け位置を変更すれば良いのです。気軽に調節できるような構造にはなっていませんができるだけマシですね。

チェーンの外し方

このように、ピンとクリップを同時に挟めばパチンと外れます。一番外側のクリップ部分だけをうまく掴んでください。

外れました。自転車などののチェーンリンクも同じ構造、同じ外し方です。画像のように継手リンク、継手プレート、クリップの3つに分離できました。滅多に外す部分でもないので、カム周辺を丁寧に清掃します。こんな風に穴が4箇所空いており、チェーンの開始位置をずらすことによってフットボードの高さを変更することが可能です。

左側にずらせばフットボードは低くなり、右側にずらせば高くなります。私は特に気にしないので、デフォルト位置である右から二番目のままです。

チェーンの取り付け方

戻すときは逆の手順、セットしてから上のピンとクリップを同時に挟みます。ピンの溝にクリップを合わせてから挟んでください。

スプリングの調整

続いてはバネの調整です。こちらは工具無しで簡単にできます。上側のナットを緩めて余白を作ってから押し下げ、下側の長いナットを回します。

締めるとバネの張力が強くなり、重たい踏み心地となります。ビーターの戻りが速くなるためスピードのあるプレイに有利になりますが、反面足への負荷が大きいです。慣れていないとすぐ疲れてしまうでしょう。

緩めると張力は弱くなり、軽い踏み心地です。私はそんなにスピードを求めていないというのと、足が疲れやすいという点からやや緩めに調整しております。またビーターの戻りをバネの張力に頼りすぎるのは良くないです。

極端な話、バネなしでもビーターは戻ってきますのでその動きを上手く活かせたほうが良いです。張りが決まったら上側のナットを強く締め込んでおきましょう。以上で主な調整は終了です。

調整結果

こちらが調整完了したものです。ビーターは少し奥、スプリングはやや緩め。あとは抜け止めとしてビーター先端にpearlのビーターウェイトを取り付けております。

正直こんなごついウェイトは必要無かったのですが、これしか売ってなかったので妥協。この位置にこの程度のものが付いただけでは踏み心地には影響しませんでした。

ビーター抜けはドラマーにとっては一番怖いトラブルですので、この措置は必須だと考えています。実際、本番中にビーターが抜けて演奏を中断せざるを得なくなったことがあります。

レビュー

今までに使ったペダルの中ではかなり踏み心地が軽くスムーズでした。その割に音量は大きく、非力な私でも十分な音量が出せます。きしみ等も無く堅牢で、一切の不安なく踏めるペダルです。

また3点止めのトライピボット・トゥークランプはかなり良かったです。3点全てに首振り機構があり、演奏中にずれたり外れたりすることはありませんでした。カカト浮きも皆無。滑り止めのゴムは外れることがあるそうなので要注意です。買うと2000円もします。

偏心カムにしては癖が少ない方だと思いますが、残念ながら慣れることができませんでした。最後まで悩んだ要素ではあるのですが・・・。正直なところ、カム形状が変更可能な9000にしておけばよかったと思います。悩んだ末に偏心カムを選択するのは危険だということがよく分かりました。

頑丈・スムーズ・音量大と三拍子揃った良いペダルであることは間違いないので、慣れたカム形状を選択すれば問題ないですね。

アメリカ製なので六角ボルトがミリとインチの混在である点には要注意。ビーターのストッパーだけ2mm、他は3/32インチです。

チューニングキーはTAMAのこれを使っております。でかくて使いやすいのです。ただしあとは穴のフチが厚いので奥まった場所にあるチューニングボルトは回せないと思います。

コメント

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