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DIYエフェクターギター

モガミ2524でシールドを自作しよう

私がシールド自作を思い立った理由、それはベルデン8412の音が全然好きじゃなかったから。

シールドに4000円も出費して思った音が出ないとガックリきます。

まあベルデン8412の音が悪いというわけでは無いと思うんですけど、設計が古めかしく電気的な特性があまり良く無いらしいんですね。

ベルデン8412は低域が強いと評されますが、フラット重視の私には全く向かなかったのです。

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ケーブルはモガミ2524で決定

何故モガミなのか。それはハイインピーダンス用でそもそもギター向けだから。何でも音がフラットらしいんですね。

海外のシールド自作動画をいくつか見ていたんですが、モガミ2524の使用率が高いです。海外の自作erにとっても定番化していると。

また値段も安く1mで150円、私は10m注文しました。

安くてフラット、アメリカでも人気(多分)とあれば選ばない理由がありません。

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プラグはスイッチクラフト

プラグは高いので全体的なコストに占める割合が大きいんですよね。定番のスイッチクラフトなら500円くらいなので許容範囲かと思います。また私の使っている機器のジャックはほぼスイッチクラフトなので、嵌合の相性からしてもスイッチクラフトが無難です。それ以外だとNeutrikも良いと思います。

今回は汎用性の高いS-Lで作成。

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ケーブルをカットする

今回は3mで製作します。既製品のメーカー公称値は「カットしたケーブルの長さ」ですので、ケーブルを3mで切ればOK。仕上がり寸法はプラグを含むので少し長くなりますね。また何度か失敗する前提で数センチ長く切っても良いと思います。

私はケーブルカッターを持っているので使っていますが、別にペンチでもニッパーでも何でも良いです。ただケーブルカッターは専用品なだけあって軽い力で切れますし、何より切断面が綺麗です。

スリーブとカバーを通す

これは一番最初に通してしまってください。忘れると後々悲惨です。誰もが通る道ではありますが・・・。

絶縁に関しては、

  • スリーブと収縮チューブ
  • スリーブのみ
  • 収縮チューブのみ

という3パターンが考えられますのでお好みで選択してください。

大手の製品でもどちらか片方だけというパターンは多いです。私はスイッチクラフトに付属しているスリーブのみで問題ないと判断します。収縮チューブはメーカーロゴが入っていたり色付きだったりと、個性が出るポイントではありますが。

シースを剥く

最初の難関。ここはカッターナイフで剥くのが確実だと思います。

このようにして、ぐるりと一周浅い傷を入れます。刃がシールドに触れる寸前で手を止めます。カツンとシールドに触れたらそれ以上刃を動かさないのがコツです。

ケーブルを強めに湾曲させるとシールドが露出している部分が見つかります。そこをきっかけとして緊張した外装に刃を当てるとスパッと切れますので、曲げる→刃を当てるを繰り返して一周するとシールドに傷をつけることなく剥く事ができます。大きな力がかかっている箇所は脆く切れやすいのです。

シールドをまとめる

露出したシールドは真ん中で分けて反対側で捩ってまとめておきましょう。減線は無いのが望ましいのですが、実際の所何本か減線した所で影響はほぼゼロです。

私がYouTubeで見たアメリカ人なんてシールドを分けた後、半分は切り捨てていました。そのぐらいの大雑把さは見習うべきですね。

というかギター関係のDIYに関して欧米人は高い技術を持っているにも関わらず信じられないほど雑なので、あまり几帳面にならずに行きましょう。細かいことは気にするな!

導電ビニールを剥く

この黒いビニールは導体です。芯線と接触してしまうとショートして音が出ませんので、短く剥いた方が良いですね。

ちなみに剥かないアメリカ人が結構居ます。国民性なんでしょうか。

ここは薄皮一枚なので、カッターで軽く一周。その後グイッと曲げて切れ目が入っている箇所を見つけて、針とか爪楊枝を浅く差し込んでください。

そうしてできたとっかかりを元に、引っ張って「脱がせる」イメージで剥きます。

芯線の被覆を剥く

プラグに当てがって剥く長さを計算。大体5mmくらい、ワイヤーストリッパーを使って剥きます。芯線なので減線させてはいけません。芯線の公称値はAWG20ですので対応したワイヤーストリッパーを使ったつもりでしたが、何本か減線してしまったのでやり直しました。

3mのうち数cm短くなった所で何の問題も無いので失敗したら根本から切ってリトライしましょう。

あとはここらでシールドと芯線に予備はんだをしておくと良いですね。シールドは大抵の場合長すぎますので半分くらいに切ります。

予備はんだ後に切ると銅線が散らからずに済むのですが、私が見たアメリカ人は予備はんだ前に切り落として銅線を散らかしていました。

プラグにはんだ付けをする

いよいよ最終作業、楽しい楽しいはんだ付けです。はんだ付けをする前に、カバーとスリーブが通っていることをもう一度確認してください。

ちょっとしたテクニックとして、コンパクトエフェクター等のジャックに挿すと作業しやすいです。あとは芯線を穴に通した後、ラジオペンチで軽く噛んで並行にしておくと仕上がりが綺麗です。シールド線もプラグに沿うように角度を調節しましょう。

芯線、シールドの順にはんだ付けしてこんな感じになりました。ホットの端子は少し内側に折り曲げています。スイッチクラフトのストレートプラグはシールド側に突起がありますが用途が不明です。

根本をカシメてカバーをねじ込んで作業完了。

L字のプラグはこんな感じに仕上がりました。ストレートよりも狭いため難易度高めです。全体的に短く仕上げるイメージで作業します。

これは芯線を内側と外側のどちらから通すのが正解なんでしょうか。私は外側から通しましたが、別にどちらでも良い気がします。「穴に通さない」という流派もあります。

またカシメ部分をきちんと折り曲げないとカバーが入りませんので、できるだけ先端の方が丸くなるように曲げましょう。

完成

というわけで今回ははS-Lの3mを2本製作しました。

製作の内訳は下記。

  • スイッチクラフト280 330円
  • スイッチクラフト226 580円
  • モガミ2524 1m 150円

3mで製作したので1本あたり1360円。激安です。

まあはんだごてとかワイヤーストリッパーとか、普段使わない工具を揃えると高くついてしまうんですけどね。

ただし高級なシールドを3本も買うと一万円を超えてしまうので、それを考えると工具を一から揃えたとしても安上がりです。

長めのものを数本作ればすぐに元が取れますので、挑戦してみる価値はあると思います。

本番作業前に、ジャンクのシールドとか激安品使って練習しておくと失敗のリスクが減って良いですね。一発勝負は避けて、何度か試作した上で作業することをオススメします。

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