ロッキンユーの打ち切り理由を考える
ギター
BOSSのOD-2をPSA電源対応へ改造する
よく知られた話ですが、古いBOSSのコンパクトエフェクターは「ACA電源」に対応しています。ACA電源からはおよそ13Vが供給されていますので、エフェクター内部にある抵抗器とダイオードで9Vまで落としています。ちなみにこれを平滑回路とは呼びません。あくまで減圧のための抵抗と、極性の違うACアダプタを挿した時の回路保護用にダイオードが入っているものと考えられま
ストップテールピースのネジガジガジ問題について
ギブソンユーザーの悩みといえば、これ。ストップテールピースの高さ調整ネジがガジガジになってしまうこと。中古のレスポールって、大抵こんな風にガジガジになってませんか?このスタッドボルトは大きなマイナス溝(すり割り)になっており、マイナスドライバーやコインで回せるようになっています。しかしそれでは幅が足りず、結果的にネジ頭を潰してしまうと。ギブソン純正の場合すり
カビたギターケースを洗濯してみよう
一般にギターケースは非常にカビやすいものです。多くの場合ナイロン製であり、皮脂汚れの付いたギターをそのまま収納し、押入れに長期間放置すると必ずカビが発生します。こちらは古めかしい革製(合成皮革)のギターケースですが、これも非常にカビやすいです。ギターの購入時に付属していたもので、表面には白カビが浮いておりました。エタノールとか次亜塩素酸水で拭けばある程度は落
ついに出た!新型マルチストンプ、MS-50G+の購入前レビュー
ついに、超名作エフェクター・マルチストンプの新型が出るそうです。突如発表され、11月中旬販売開始。これは嬉しい!まだ手元にありませんが、外見やスペックシートから確認できる情報は沢山ありますので、レビューしてみましょう。手元に現物が無くとも、記事は書ける!マルチストンプの良いところマルチストンプの何が優れているのかというと、その汎用性です。あらゆるエフェクター
ビンテージグレッチのボディ穴を埋める
またまたグレッチのリペア記事です。通販で買ったGretsch 6186 Clipperの状態が思ったよりも悪かったというのは、前回の記事で申し上げた通りです。購入したのはイシバシ楽器です。ビンテージギターのボディにネジが打ち込まれていて、それを明記せずに販売するのはあんまり良くないと思いますよ、イシバシ楽器さん。機能に問題が無いとしてもね。前回の記事でクリッ
ビンテージグレッチのペグを交換する
イシバシ楽器の通販で買ったGretsch 6186 Clipperの状態が思ったよりも悪かったので、自分でできる範囲は自分で修理してみようと思います。ビンテージのグレッチを自力で直すなんて正気の沙汰ではありませんが、全部をお店に任せていてはお金がいくらあっても足りません。元々このグレッチは安物ですし、ある程度自分でやることも必要かと考え、修理します。まあお店
【機材紹介】Epiphone 1966 Worn Wilshire
先日、またしてもハードオフで機材を購入しました。その名も「Epiphone Wilshire」。安ギターのエリアに置かれていましたが、他のギターとは一線を画していました。他のおじさんも興味深く手にとっていましたしね。試奏時、セレクターの反応、ピックアップの感度、ボリュームとトーンの具合、そしてネックの反りに最低限問題が無いことを確認。美しい見た目も手伝って、
いつの間にか市民権を得ていたエリクサー。その理由とは。
エリクサーが発売した1997年当初、評価はとても低かった。「最初の音は良いが、音がすぐ死ぬアーニーボール」と対比して、「最初から音が死んでいるエリクサー」などと揶揄されていた。しかし最近、エリクサーを始めとしたコーティング弦の使用者はとても多い。その理由は、コーティング弦とノンコーティング弦のサウンド差が縮まったからであると考えられる。そもそもエリクサーは当
【機材紹介】Gretsch 6186 Clipper
ついに私、ヴィンテージのグレッチに手を出してしまいました。ヴィンテージは初めてですが、グレッチを買うのはこれで三本目。G6120-1960、G6120T-59 VINTAGE SELECT EDITIONときて、ヴィンテージの6186 Clipperです。ハードケースも当時物が付属。グレッチのプレートが眩しいですね。しかしこちら、超絶ボロボロです。板の継ぎ目
ギターのハードケースを丸洗いしてみた
私のベース、G&L L-2000。私はベーシストでもギタリストでもないドラマーですが、格好良いベースが大好きなのでつい買ってしまいました。やや古めのUSA製で大変気に入っているのですが、ケースが物凄くタバコ臭かったのです。以前ファブリーズで拭き上げた所、多少は改善しましたがまたぶり返してきましたので何とかしてみます。消臭成分が失われるにつれてタバコ臭も復活し
透明なエフェクターを自作したいので、Box of Rockと共に検証する。
この記事はあくまで願望の話であって、まだ実現していません。「出来たらいいな」という妄想をお送り致します。エレキギター用のエフェクターというのは基本的に金属製で、それにはきちんとした理由があります。その一つがノイズ耐性。ギターの電気信号というのはノイズに弱いため、金属で覆って保護してやる必要があるのです。もう一つは耐久性。エフェクターというのは足で踏んで使うわ
次号のギターマガジンは、ぼっちざろっく特集である。
まだまだ続く、ぼざろ旋風。正直、きらら系でここまでブームが長引いたというのは驚きです。ギター・マガジン2023年8月号は、ぼっちざろっく特集。もちろんギター雑誌ですから、結束バンドからはギターの後藤ひとりと喜多郁代が登場です。いっそベースマガジンとドラムマガジンに伊地知虹夏と山田リョウも出したらどうだろうか。これまでギタマガの誌面にアニメキャラが登場する事は
ギタースタンドは、ハードオフで買え!
私のようにギターを大量に所持するタイプにとって、ギタースタンドは悩みの種です。まあ数の足りないこと。良いギターにはハーキュレスを使っていますが、全部が全部ハーキュレスというわけにはいきません。何せ高いですから。横置きのギタースタンドは結構邪魔だし、ストッパーも付いてないし・・・。となると、誰しも一度は手にしたことのある以下のようなタイプを使うことになるわけで
ハードケースのタバコ臭を落とす方法
※この手法では臭いがぶり返しましたので、全面的に撤回します。丸洗いの方が効果的でした。G&Lのベースを購入したんですが、古いものでケースもなかなか年季が入っておりました。ケースの劣化具合など気にしませんが、問題なのはそのタバコ臭。超臭え。私も昔は吸っていたので気持ちは分かりますが、とにかく喫煙者というのはタバコの臭いに鈍感です。バンドマンというのは喫煙率が高
だから初心者セットは買うなっつってんだろ!!!
さんざん言われている事だが、その被害者が後を絶たない。誰がどれだけ言っても、その時代に必ず、これを買ってしまう人が現れるのである。多くの場合はストラトタイプで、色とりどりだ。見栄えは良い。私は安ギターが大好きなので、安ギター単体で買うことは全く否定しない。1万円でエレキギターが買えるだなんて素晴らしいじゃないか。しかしそれと抱き合わせになっている不要品の山、
何度目だ?ジャズマスターのブリッジ(サドル)を交換する
何度目か分かりませんが、ジャズマスターのサドルを交換します。手元にジャズマスターは二本ありうち一本はマスタリーブリッジを搭載していますが、もう一本は純正のままだったからです。しばらく純正サドルのまま使っていましたがやはりこれ、何度使ってもポンコツです。弦落ちの酷さは言うまでも無く、イモネジは勝手に飛び出してくるし、サスティンの伸びも異様に悪いんですね。純正の
安物でも良いからストリングワインダーを使おう
ストリングワインダー、それは「あると便利」の典型例。つまり「無くてもよい」という事です。あると段違いに弦交換がスピーディーだけれど、別に無くても弦交換は出来ますので必需品ではありません。しかしプロのギタリストであるとかリペアマンならば必ず持っていますよね。つまり頻繁に弦を交換するという立場の人であれば、絶対に使った方が良いという事です。一度や二度ならまだしも
ジャズマスターの配線を改善する。
メルカリに限らず、私は中古のギターに慣れています。ある程度は自分でいじる事が前提なので、別に壊れてても良いやと腹が据わっており、そういう覚悟でギターを買うと不思議と壊れていない事の方が多いですね。しかし今回メルカリでヘリテージのジャズマスターを購入したのですが、これが珍しくハズレでした。購入直後の状態購入価格は11万円。定価は19万円程度ですが、メルカリにお