ギター

グレッチ購入時はネック裏のバインディングに注意

スポンサーリンク

私の購入したグレッチなんですが、ひとつだけ気になる点が。

こちらなんですけど、お分かりでしょうか。ネック裏のバインディングが僅かに浮いています。ネック側とボディ側の二箇所ですね。商品画像では気が付きませんでした。

バインディング浮きといえばグレッチあるあるですが、ネック接合部はデリケートな箇所なのでちょっと無視できません。

しかもこれ、バインディングだけが剥がれたという感じではなくバインディングが木部を持って行ってしまってるんですよね。ヴィンテージならまだしも、2005年製でこの有様。まあ15年も経てば消耗するでしょうが・・・経年劣化ではなく、もしかして何か強い力が加わったのではないか?という疑念が残ります。

ちゃんとした楽器屋さんでそこそこの金額で購入したものですので、とりあえずお店に連絡してみます。

問い合わせフォームにて、購入時からバインディングが浮いてますと画像つきで連絡してみました。幸いなことに商品画像に浮いたバインディングが写っており、購入時からのものであるとの証明が容易でしたのでその後はスムーズでした。

お店から電話連絡があり、保証の範囲内で無料で修理していただけるとの事です。あ~良かった。

通販で買ったものですので、購入時の梱包資材をそのまま流用して着払いで返送します。梱包資材を取っておいて本当に良かったと思いました。通販でギターを購入した場合は、1ヶ月くらいは梱包資材を丸ごと保管しておいたほうが安全ですね・・・。そんなわけで返送はスムーズに行われ、修理も無事完了しました。

修理箇所はご覧の通り。無事直りました。多少跡が残っていますが、ヒビ自体は完全に埋まっており触っても段差はありません。おそらくは透明の接着剤を流し込んでクランピングし、乾燥したところを磨き上げたんでしょう。本職のリペアマンはすごいなあ。

返送したのが06/19で、修理が完了し受け取ったのが07/08です。結構かかったなあ。手元にグレッチが無い期間はジャズマスターを弾き倒しておりました。まあ接着剤の乾燥には時間がかかりますからね。きちんと修理していただけましたので満足しております。

そもそもバインディングが何ためにあるのかと言いますと、ボディ保護の意味と装飾の意味があります。

万が一ぶつけてしまったとき、ボディトップやボディバックの木部に直でダメージが行かないように保護しているんですね。それをラメやアバロンシェル(貝殻)で装飾したと。

ホワイトファルコンなんて金のラメで、デザイン的に重要な意味を果たしてきたわけです。

グレッチを購入するまでに色々な品を見たんですけど、確かにネック裏のバインディングが剥がれている個体が極稀にありました。繰り返しますが、ヴィンテージのグレッチはよくバインディングが浮いています。

それ自体はあまり気にしなくてもいいかと思いますが、ネック裏などの致命的な場所でないか注意したほうが良さそうです。今後グレッチを購入する方の参考になれば幸いです。

色々ありましたけれどもしっかりと直って帰ってきましたので弾き倒して行こうと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました