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ビグスビーのアームをメンテナンスする

ビグスビーはこのようにスプリングを踏んづけているだけの構造で、弦の張力で押さえつけられている。

皆さんビグスビーのアームは使っておりますでしょうか。私はアーミングを使わない派でしたがせっかくグレッチを入手したので最近は気に入って使っております。今更ながらアームダウンのおしゃれさにハマりまして、こればっかりはビブラートユニットを搭載したギターでないと不可能ですからね。

だんだん緩んでくるアーム

ビグスビーのアームはしばらく使ってると緩んできます。あるいは固くなったりとか。これは定期的な調整が必要でして、アームを留めている部分のナットを増し締めする必要があるんですね。以前緩んだだけでアーム自体を交換した人のブログを見て驚きました。

分解手順

アームの緩みを直すだけならば右側の小さいナットを締めるだけで終わりですが、今回はバラしてメンテナンスを行います。

ナットを緩めて外すだけですがサイズが5/16インチなので注意が必要です。ラジオペンチで回す人も居ますが舐めてしまいますので絶対にやめましょう。私はボックスレンチを使いましたが正直コンビレンチの方が良いと思いました。

ボックスレンチだと隙間に入れにくいんですよね。コンビレンチであれば弦を外さなくても調整できると思います。

ナットを一つ外すだけでここまでバラすことが可能。アーム部はこのようなワッシャーやナットで構成されています。

金属パーツが削りカスを吹いておりましたので拭き上げてヤマハのスライドグリスを塗布しました。あとはアームとシムの間等の摺動部には全体的に塗布します。

アームを回した時にギコギコ鳴るのはグリスアップで解消します。厚塗りはホコリを集めてしまうのでおすすめしません。うっすらと塗られていれば大丈夫です。

スライドグリスは楽器屋さんの管楽器コーナーにあるかと思います。丁度いい粘度でいい感じ。ペグにも使えますね。

組み立て手順

清掃が終わったので組み付けていきます。ナイロンワッシャーはアーム側です。ナットの締め具合が重要で、アームの固さとアーミング時の滑らかさに影響します。

小さいバネの余白が緩衝領域となってアームの効きを緩やかにしています。締めるとよりダイレクトに効き、緩めると滑らかに効くというわけ。ただし締めすぎるとアームが回りませんし、緩すぎるとガクガクしてアーミングが利きませんので丁度いいところを探っていきます。

私はアームが滑らかに回る範疇で強めに締めるのが好きです。

信じられないことに、ここのナットを接着剤で固めてしまう人が居るんですよね。まあ問題は無いかと思いますが・・・ねじロック程度に留めておくのが良いんじゃないでしょうか。

注意すべきはナットの締め具合くらいで、特に難しい点はありません。ただし弦を外した状態ではビグスビー全体がフリーですので、アーム等が本体を傷つけないように注意が必要です。私は何度かぶつけました。

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