グレッチ

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グレッチのエスカッションを交換する

今回は、グレッチのエスカッションのお話。 実はグレッチのエスカッションは、多くの場合単なる飾りです。フィルタートロンやハイロートロンといったピックアップは基本的に本体に直付けされていますから、構造上エスカッションが無くとも問題ありません。隙間を隠す程度の意味合いです。 「ベゼル」「ピックアップリング」といった名称も用いられます。 もっとも、近代的なモデルやエ
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グレッチの、ノブを直せ。

おなじみ、私のテネシアン。しかし見た所、違和感が。ピックガードが無いことじゃないですよ。 正解はこちら。スタンバイスイッチのノブがギブソン系に変更されている点です。 おおかた、紛失したから適当な代替品を取り付けたのでしょう。機能としては問題ありませんが、違和感がありますので交換します。 サウンドハウス 仕入れたのはTV Jones製。 TV JonesとGr
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グレッチ・ギターの変貌についての独自研究

グレッチというブランドは現在では安定した地位を確立しているが、その歴史は非常に波乱に満ちていた。 特に1950年代は、チェット・アトキンスが「カントリー・ジェントルマン」を手にしていたころが最盛期だった。チェットにとって、1959年モデルのカントリー・ジェントルマンが特に傑出しているとされている。その理由は明らかで、グレッチの特徴的なシミュレイテッドFホール
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ビンテージグレッチのボディ穴を埋める

またまたグレッチのリペア記事です。通販で買ったGretsch 6186 Clipperの状態が思ったよりも悪かったというのは、前回の記事で申し上げた通りです。 購入したのはイシバシ楽器です。ビンテージギターのボディにネジが打ち込まれていて、それを明記せずに販売するのはあんまり良くないと思いますよ、イシバシ楽器さん。機能に問題が無いとしてもね。 前回の記事でク
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ビンテージグレッチのペグを交換する

イシバシ楽器の通販で買ったGretsch 6186 Clipperの状態が思ったよりも悪かったので、自分でできる範囲は自分で修理してみようと思います。 ビンテージのグレッチを自力で直すなんて正気の沙汰ではありませんが、全部をお店に任せていてはお金がいくらあっても足りません。元々このグレッチは安物ですし、ある程度自分でやることも必要かと考え、修理します。まあお
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グレッチのピンドブリッジはどうなっているのか?

大事なことですので、何度でも書きたいと思います。 グレッチのブリッジはボディと固定されておらず、弦の張力だけで押さえつけられています。弦を緩めると簡単に外れてしまいますので、元の位置が分からなくなるという面倒くささがあるんですね。 また弦を張った状態でも激しくピッキングするとずれる事があります。これはグレッチの欠陥、弱点、ウィークポイントであると言えるでしょ
ギター

グレッチを買う前に知っておきたいいくつかの事

グレッチを買うにあたって困ることは、情報の少なさ。 それもそのはず、グレッチは基本的に高級路線であり、そもそも沢山売れることを想定した品ではありません。今やG6120のVSエディションなんて50万円近くしますから、おいそれと購入できるギターではないですよね。 しかし情報の少なさを嘆いていても仕方がありませんので、購入前に知りたいであろう情報を下記にまとめます
ギター

グレッチのギターってどう違うの?

私が所持しているのはG6120 Nashville。そこで新たに、6119が欲しいという話をしていた。すると複数の友人から「違いが分からない」と言われてしまった。 なるほど、ふつうは6120と6119の見分けがつかないのか。 確かにその気持ちは分かる。私もグレッチを持っていなければそんな事は分からなかっただろう。 並べてみた いっそのこと並べてみた。もちろん
ギター

グレッチ不遇の歴史をまとめる

グレッチの歴史は一言で言って不遇、不遇。しくじりの連続であり、老舗でありながらもその歴史は多難なものです。創始者の夭折、経営不振、買収、火災の挙句に製造中止。ギリギリのところで生き残っており、極めて浮き沈みが激しいメーカーです。そんなグレッチの社史を、私の知る範囲でまとめようと思います。 1883年、創業。 グレッチ創業。ドイツからアメリカに移住したフレデリ
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グレッチは弾きづらいのか?弾いてみて分かった事

グレッチが弾きにくいのかどうか。グレッチに興味を持ち当ブログに来てくださる方が多くて嬉しい限りです。 ありがとうございます。弾きづらいです。私のメインギターはジャズマスターでそちらも弾きづらいのですが・・・。 グレッチの弾きづらさはジャズマスターなんて比べ物になりません。 大きさについて でかいです。 私のG6120 Nashvilleはボディ幅16インチ、
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グレッチのブリッジをすり合わせる

前々から気になっていた、ブリッジのすり合わせ。意を決してやってみる事にしました。グレッチはボディトップとブリッジが対になっているため、通常は必要のない工程です。しかし私の場合ブリッジの木台を交換しているためすり合わせが必要なのです。 安物アーチトップの多くでは省略されている工程ですので、アーチトップと木台の合いが悪いと感じた方はチャレンジしてみてください。