取り付けた瞬間から、しばらく使ったら外そうと考えていました。直感的に私には合わないと感じていたのですね。
私のジャズマスターとは相性が悪く、バズノイズとは異なった別のキンキン音が鳴るようになってしまいました。弦落ちやビビリよりもそっちの方が不快です。私の場合3弦のマスタリーブリッジとバズストップバーの二点間でめちゃくちゃデカい音が鳴ります。ピックアップで拾えそうなくらい、キーンッッ!!って感じで。まあ元々ここは鳴ってしまうので、レコーディングの際には布を挟んで対処する人が多いですが・・・。
あとは最初から分かっていたことですが、音と弦のテンション感がかなり硬くなります。私はジャズマスターのゆる〜いテンションが好きだったので、やはりバズストップバーは向いていなかったのです。これから取り付ける方は参考にしてください。
音はやっぱり硬くなる
マジです。ステンレスピックに持ち替えたようなイメージ。キレの良い音とも言えるかもしれません。この音が好きな人も居ると思います。ロングサスティーンや鋭い歯切れを求める人には良いでしょうね。柔和なジャズマスターがめちゃくちゃ尖ったギターに変貌します。
弦の張りも硬くなる
カチカチです。チョーキングやブラッシングで顕著です。多分テレキャスター以上、純正状態でこんなに弦がカチカチのギターは無い気がします。
別のノイズが鳴る
マジでうるさいです。バズノイズの代わりに要らん所がキンキン鳴ります。まあこれは個体差があるでしょうね。少なくとも私のジャズマスターやマスタリーブリッジとの相性は最悪でした。
サスティンは伸びる
めちゃくちゃ伸びます。生音も大きくなります。
弦落ちは絶対にしない
バズストップバーを使って弦落ちさせるほうが難しいんじゃないでしょうか。これで弦落ちするのであれば弾き方を改善するべきです。
外し方
それではサヨナラします。アリーヴェデルチ。
まだ張って間も無いエリクサーを切るのがもったいないので、面倒ですが再利用するべくペグから外します。この世にストリングワインダーがあって本当に良かったと思います。確かこれはイシバシ楽器のレジ前で100円で売っていたものですが、普通に使えています。
ネジを外してバズストップバーを撤去。ネジ二本を外すだけなので手回しで。ベッセルのドライバーは最高。
バズストップバーは弦が通過していますので抜き取る必要があります。丸まった弦を押し縮めれば難なく外れます。再利用しますので慎重に。
ピックアップ周辺はホコリが溜まりやすいので掃除します。クロスで拭くのも良いですが、私のおすすめは断然ハケです。アルミサッシ掃除とかキーボード清掃とか、とにかく何にでも使っていますね。DIYerなら、机の上をサッと掃除するのにも便利です。ありがとう刷毛。特に清掃用とかペイント用とか気にしていません。
というわけで撤去完了。スッキリしました。まあ私の好みではなかったというだけなので、高いテンションやロングサスティンが欲しい方はお試しください。
外してみるとやっぱりテンションは緩いですし、生音はボリュームダウンします。
ちなみにバズストップバー装着時のテンションが強すぎる場合は前後逆付けというのもあるのですが、私はもういいかなって感じです。
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