DIYギターグレッチ

壊れたハードケースのハンドルをパラコードで修理する

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ギターケースのハンドルというのは壊れやすいです。特にヴィンテージは。ギブソンのは壊れやすくて有名ですね。

根元から交換するのが最も確実ですが、リベット止めを素人が修理するのは困難です。

私のグレッチのハードケースも既に壊れており、汎用のレザーハンドルに交換されていました。これはベルトバックル式で、簡単に取り付けられることがメリットです。しかし強度は低く、千切れてしまいました。本来は鉄心が入っているべき箇所ですから、レザーだけでは耐えられなかったのです。

今回は、DIYで直してみようと思います。

パラコードで編む

私はパラコード編みが趣味ですから、編んで作ることはできないかと思い立ちました。

使用するのはアトウッド社の高品質なパラコード。丁度タンカラーをストックしていましたからそれを使います。

今回は3mほど使用します。

難しいのは最初の立ち上げです。カウヒッチを両端に二回ずつ結ぶ方法があり、これは腕時計のベルトを作るときに用いる手法です。先人の知恵に感謝します。

両端に通りましたら、あとは最も簡単な平編みをするだけ。終わったらライターで焼き止めて完成です。

本体と色が馴染んで良い感じです。

一つだけ難点がありまして、ブラケットは本体と並行に取り付けられていますから、持ち上げるときはハンドルが90度捻じれることになります。常に負荷がかかりますので、長期的には少々不安です。

使い勝手は特に問題なく、持ちやすいです。いきなり切れるということもないでしょう。

このケース自体使う予定は無いのですが、ハンドルが無いとケース自体の運搬が大変なんですよ。あるのと無いのとでは大違い、編んで良かったです。

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