ドラム音楽評

ライブで大失敗した話

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この間コピバン大会でドラムを叩きましたが、大失敗をしてしまいました。ドラムは料理に例えるならば器そのもの、ドラムがダメならばバンド全体がダメになってしまいます。

そんなことは今まで散々分かっていたので、いつもよりも一生懸命練習していたつもりでした。しかし結果は散々で、ボーカルもギターもベースもすごく良かったのですが、ドラムの私がダメダメでした。

スティックは吹っ飛ぶわ、bpmは早すぎるわ。全く褒められない内容になってしまいました。見に来てくれた先輩から、ボーカルがすごく良かったとの声を頂いただけに残念です。

なんかもう、学生の頃から足を引っ張ってばかりで最低です。

何がダメだったのか?

今年の2月にも、コピバン大会でドラムを叩いたんですよね。その時は超久しぶりのドラムであったということもあり、出演者の中で一番下手ではあったのですが、「久々の割にはマシな方だったかな」ぐらいの満足感はありました。目立つミスもありませんでした。

それで今回です。

私はミスしないことを意識するあまり、曲練ばかりしていました。

練習内容が間違っていた

私は本番までの二ヶ月余り、自分としては結構なペースでスタジオに入り練習を重ねておりました。しかしその内容のほとんどが曲練で、それが今回の敗因であると分析します。

結局基礎ができていないと、本番で成功するか否かが運否天賦になってしまいます。前のライブでははたまたまミスらなかっただけなのです。

そこを勘違いして曲練偏重であったことが根本要因です。

基礎練九割、曲練一割でもよかったぐらいです。

そもそも基礎ができていない

私は今回、多少の基礎練を取り入れたことで満足してしまっていました。しかし結果は大失敗。後の祭りではありますが、私はこのところジャズドラムに興味があり、基礎練の方法を調べておりました。その内容を見て愕然としました。

「基礎練を二時間してください。」

当の私はというと、基礎練は一日10分程度、しかも毎日ではありません。こんな状態で満足して本番に挑んだ自分が恥ずかしい。

曲練はほどほどで良いのだと痛感

そもそもですよ、曲をどれだけ覚えたところで大した意味はありません。本当に上手い人たちはさらっとアドリブしますし、楽譜通りに演奏することを重視しません。曲を覚えるなんてのは最低限のことであって、反復してやるほどのことではなかったのです。

ミスなく叩くということと、上手く叩けるということは別次元の話なのです。

楽譜通りに叩こうなんて考えていたのが大間違いでした。まず曲の進行をに覚えた上で、基礎練を行うべきだと私は結論づけました。一曲あたり数日で覚えて、あとは基礎練に充てるぐらいの気持ちで臨むべきです。

心を入れ替えて基礎練します・・・

今後出演予定はありませんので、毎日とはいかずとも基礎練に時間を割こうと思います。こんな駄文に需要があるとは思いませんが、今回のライブでの失態は本当に悔しかったんです。

今まではロクに練習せずにヘラヘラしておりましたが、今回一生懸命練習したつもりで失敗したというのは相当堪えました。

「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。」

ダルビッシュ有

この言葉が頭を巡ります。

バンドメンバーのみんな、本当に申し訳ない。次はもっと頑張ります。

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