少し前から、ハーキュレスのギタースタンドを使っております。使用感は快適そのもの、予算があればあと何本か欲しいくらい。
似たような吊り下げ式のスタンドといえばULTIMATEのGS-1000 PROがあります。ハーキュレスとULTIMATEのスタンドとの比較すると、どちらもギタースタンドとしての安定度は高いですが全体的にハーキュレスのほうが骨格が太く頑丈です。
ULTIMATEのほうは足の折りたたみ方向が疑問です。外側に開いて折りたたむようになっており、ギターの体重がかかる方向に開いていきます。
折りたたんだときにコンパクトであるというメリットはあるのですが、少し怖い。もちろん1000円以下の安価なスタンドとは比較にならない安定感ですが、勝手に折りたたまれていくリスクを否定できません。
ハーキュレスは既に一定の評価があり、私も使用してみて大変満足しております。ただし旧製品は、高さ調整用のプラスチックパーツが経年劣化でベタベタしてきて割れてしまうそう。
近年のものはモデルチェンジされておりますので心配ないかと思いますが、購入時は一応確認した方が良いでしょう。万が一壊れた場合は、輸入代理店であるモリダイラ楽器で交換してもらえるそうです。
ラッカーとの相性
ラッカー塗装の楽器を使っていると、ギタースタンドとの相性は気になるところです。御存知の通りラッカー塗装は非常に繊細で、一般的なギタースタンドのゴムなどと接触すると割とすぐに溶けてしまいます。
ハーキュレスのこの接触部はSFF(スペシャルフォーミュレイテッドフォーム)という素材でできているそうですが、ラッカーには非対応ですので布をあてがったほうが良いかと思われます。
そこで試しに数日引っ掛けたまま放置してみましたが、特に何の問題もありませんでした。しかしながら、数年使うとなると影響が出てくるかと思いますので、要経過観察です。とりあえず数日ぐらいなら何の問題もないとの結果は得られました。
後日談として数ヶ月放置した結果をアップしておりますので、よろしければ御覧ください。
因みにこれ、ダイソンの掃除機にピッタリだそうです。
コメント