音楽評

うっせぇわが嫌いな理由

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見得を切るうっせぇわ。

皆さん「うっせぇわ」聴いてますでしょうか。近所の庶民的なスーパーでさえ流れていましたから、聴いたことがない人というのも珍しいと思います。これだけ流行っているわけですから何かしらのインパクトがあって受け入れられたのでしょうね。

でも私は大嫌いです。「好きではない」のではなく嫌いなのです。

とにかく痛いし、うるさいし、全然いいと思わないし、流行っている事が全然理解できません。嫌いなら聞かなきゃ済む話ですが、この曲は若者を中心として変に流行ってしまいました。

そのせいで色んな所で聞かせられてウザいというのが大きな理由です。

買い物してようがラーメン食ってようがこれを聞かせられる大人の気持ちが想像できるでしょうか。

音楽は流れていれば聞こえてしまいますから、自衛手段が無いのです。

平沢進も有線放送でJ-POPが流れていると不快になるそうですよ。理由は「嫌いだから」。嫌いなものを聞かされて不快に感じるのは当たり前の事。

「うっせぇわ」で検索すると何語目かに「嫌い」がサジェストされますから、私のようにネガティヴな印象を持つ方も相当数居るわけで。

嫌いな理由をわざわざ記事にする人は珍しいかもしれませんが、潜在的に嫌いな人はめちゃくちゃ多いと思われますので、私だけが別格におかしいわけではないということをご留意いただきたく思います。

誤解のないように言っておきますが、シンガーのAdoさん自体は特に批判しません。私は歌唱力について言及するような立場ではないですから。歌い方が好きじゃないというだけで。

そもそも私、「歌い手」という文化が好きじゃないです。他人の曲勝手に歌っておいて商売っ気を出すのはなぜ???もちろんコミュニティの中で趣味の範疇としてやる分には良いと思うんですけど。そこからプロが出てきてもいいと思います。でも歌い手って・・・歌手じゃなくて?何だかとても軽薄に思います。

批判すると怒る人

怒らないでください。絶賛する記事の方が多いでしょうからそっちを読んでください。私みたいな人間が批判した所で、世間的な影響は何一つありません。私の意見など気にする必要は無いのです。

「幼稚って言った方が幼稚!」

そう怒る人が居ます。そうでしょうか。その程度の反論しかできない人はそれ以上喋らない方が良いと思います。私は本稿で「幼稚であると思う理由」「質が低いと考える理由」を述べていますのでそれに対して反論してください。

「この曲の良さが分からないなんて可哀想!」

そうやって言い返す人が居ます。だったら良さを自分の言葉で説明してください。ていうか私からしたらこんな曲を有難がってる人の方が気の毒です。残念ながらその人たちは「分かりやすい刺激しか理解できない人々」で、ちょっと難解になると理解ができず、また自分で探すという知能も無いので流行り物を受動的に聞く事しかできないんですね。だからこの手の「分かりやすい流行歌」ばかりを聞くハメになります。あなたのライブラリを見せてください、その中に自分で見つけたものや流行りでないものはどれだけありますか?

「初老!老害!」

そうやってレッテルを貼る人がいます。だから何なのでしょうか。別に私は自分が老害じゃないなどと全く思っていません。というか私は子供の頃から流行り物が嫌いだったので元々老害傾向で、それを自認しています。今更そう言われたところで、そうですねとしか思いません。でも老害とレッテルを貼って批判自体を潰そうとするのは間違いですよね。これだけ流行れば批判はあって当然ですから。

「人それぞれだろ!」

そうやって憤慨する人がいます。はい、人それぞれです。言うまでもないですね。「人それぞれ」の先に議論や批評があるのです。そんな事まで説明しないと分かってくれないのでしょうか。人それぞれというのは考えないことの言い訳に過ぎず単なる思考停止です。人のことはどうあれ、あなた自身の意見を自分の言葉で説明してください。

「じゃあお前は何を聞くんだ!」

そうやって否定する気満々の人がいます。それに答える必要はありません。何を言ったところで侮辱するつもりですよね。そして私は本当に好きなものを他人にベラベラと喋りません。自分の中でそっと大切にしておくタイプです。音楽ありきで人と繋がりたいとは全然思いません。

私がうっせぇわを批判したところで、あなたの気持ちまで否定したという事にはなりません。あなたが「うっせぇわ」が好きであるのなら、その気持ちを尊重します。

嫌いと言ってはいけない風潮

何でですか?これを嫌いと言っただけで、頭の悪い若者が「この曲の良さが分からないなんて可哀想!」なんて知った風な口を利きますよね。

いやいやいや、可哀想なのはこんなJ-POPを聞かざるを得ないあなた達です。何故こんなのを聞く羽目になるのかというと、知能が低く教養が無いためです。音楽を自分で選び取ったり聴いて判断する能力は知恵や知識、教養そのものです。

自分で探す事もできず、自分で判断する能力が無いから、この手の「勝手に聞こえてくる音楽」=「流行っている音楽」を聞くしかないという状況に陥っているんですね。

聞く音楽を自分で選べないのは知能が低いからです。聞く音楽くらい、自分で見つけたらどうですか?

「人それぞれ」は思考停止の言い訳

最近の人は口を揃えて「人それぞれ」という傾向がありますね。いやいや、他人の事はどうでも良いですからあなたがどう考えるのかを教えてください。何かシニカルな事を言ったつもりなのかもしれませんが、あなたの言う「人それぞれ」は考える事を放棄した言い訳です。何が好きで、何が嫌いか。それぞれの立場でどう考えているのかを追求するのが議論です。

すぐ嫉妬とかいうバカ

嫌いを表明すると、「嫉妬するなよ」みたいな事を言う糞馬鹿がいます。いやいやいや、同業でもない人に嫉妬します?そもそも自分の才覚で食っている人間なんてほんの一握りなので、Adoさんに嫉妬するなんて状況はほぼ起こり得ません。同じように歌い手として活動している人なら嫉妬というエネルギーが発生する可能性はあります。例えば私漫画のワンピースも嫌いですけど、私が尾田栄一郎先生に嫉妬するんですか?何で?

そもそも嫉妬で片付けようとする人は頭が悪いんですね。脳の処理能力が低く、負荷を避けるために思考停止する事しかできないのです。

嫌悪感の正体

分かった。この曲はとてつもなくサムい。この曲で言われているような「社会人あるある」みたいなものは過去の遺物で、もはやコスられすぎて誰も口にしなくなったような事ばかりだ。

例えるのなら、お笑い芸人が披露した「学校の先生あるある」だ。

「家に帰るまでが遠足ですwww」

古っ。完全に死語である。ではうっせぇわの場合は。

「グラス空いたらすぐに注げ?うっせぇわ!」

「焼き鳥の串外せ?うっせぇわ!」

「会計では先陣を切れ?うっせぇわ!」

・・・いやさっぶ。というかふっる。このような感じで、うっせぇわの歌詞は死語と化したふっるい「あるある」に対してセルフツッコミを入れているような、サムいサムいお笑い芸人のネタでありボケとツッコミが成立しているのである。そしてボケがあまりにも時代遅れである点が寒い理由であろう。

これから社会人を迎えるみなさん、安心してください。そんな事を強要してくる会社は稀です。最早誰もそんなことは言いません。まあ対人スキルとして飲み物を注ぐくらいはできても良いと思います。友人間でもそのくらいはありますよね。

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痛い、ダサい、サムい

最大の見せ場を迎えるうっせぇわ。私はこれを見ると笑うようになってしまった。

端的に言ってこの曲は痛くてダサく、どう考えても質は低いです。若者に迎合して褒める必要があるとも思いません。

音楽の好みは人それぞれ、当たり前のことです。でもそれ以前に曲の質が存在します。質が高いからといって売れるわけではありませんし、質が低いものが売れることもあります。売れているからといって優れているということにはならないのです。そして、質が低いものを好む人が多いという現実があります。

歌詞は中学生の妄想、曲は素人のボカロ曲、歌は林檎の影響が強すぎる女の子、MVはアニメキャラクターと書き文字を合成したものでいかにも子供向け。全体的に稚拙です。

例えるのなら、中学生がノートの隅に書いたポエム。それを見つけた先生は、あろうことか壁に貼り出してしまったのです。

それを嘲笑する人が居つつも、ある人が「これは逆にアリじゃね?」と言います。その声がどんどん大きくなり、いつしか皆んなが「これはアリだ」と言うようになりました。

ついには専門家まで登場して褒めちぎる始末。みんなその人気に便乗し、話題にしました。消費者の主体的選択によって、中学生のポエムは一大ムーヴメントになりましたとさ。

これは完全にボカロ系や歌い手とかいう素人のジャンルです。メディアが必要以上に騒ぎ立てる程の物ではありません。

みんな老害とか時代遅れとか言われるのが怖いだけじゃないですか?素直に言いましょうよ、この曲はダサいって。

ニコニコとかボカロソング全盛期によくあった中二病ソングの一つという域を出ておらず、歌唱に関しては一聴して「ああ、また数年おきに現れる林檎のフォロワーか」と感じました。というかもう何番煎じか分からないです。

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林檎か事変聞いたほうが良くないですか?

ファンがよく「Adoちゃんの声は変幻自在!表現力がある!」とか褒めちぎってますけど。

私はあの手の過剰演出を上手いとか表現力があるという風には全然思いません。あれで20曲歌えるんだったらすごいフィジカルですけど。

というか一曲の間に何度も声色を変える必要性を全く感じず。正直言って芝居がかりすぎだと思います。

ていうかAdoちゃんとか言って偶像崇拝をしている時点でAdoさんの人気は極めてアイドル的です。音楽以外の部分で、「匿名の女子高生シンガー」という神秘性がウケたという側面を認識する必要があります。

思春期特有の全能感

自称優等生のうっせぇわ。嘘はやめよう。

人間ってですね、ほとんどの人が「自分はちょっと頭がいい」ぐらいに思ってるんですよ。

大体は成長と共に自分の立ち位置を自覚して、凡庸さを知るんですけど。そして自己評価と実際の能力が最も乖離するのが10代前半の思春期です。

この曲は自称優等生、自称天才、自称模範人間が鬱憤ばらしをする曲なので、やはり子供に受けて大人には受けないというのは当然の結果と言えます。

特別な自分が世間をぶった切って粋がる。そしてそんな曲に心酔する。その様子は他の世代からするととても滑稽に映るのです。

ただ私は10代の頃からJ-POPとかボカロとか大嫌いだったんで、仮に今私が13歳だとしてもうっせぇわは聞いてないと思いますが。それはそれで嫌なガキですね。

誤解の無いよう言っておきますが好きなJ-POPやボカロもありますよ。コピバンでボカロをやった事もあります。必ずしも若者向けが嫌いなわけじゃないのです。

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人気に便乗するプロやYouTuber

チュッパチャプスが格好いいお年頃のうっせぇわ。その価値観が悲しいほどに凡人です。

これに便乗する有名人は死ぬほどダサいと思います。人気に乗っかって再生数や好感度を稼ぎたいだけですよね?

彼らにとってはただ注目を得られたらそれで良いわけですから、人気のある曲を餌食としているのです。あくまでも曲の質ではなく、曲の人気に注目し迎合しているという側面を理解しましょう。

若者に迎合した絶賛ではなく、もっと真面目に分析して批評した人って居ないものでしょうか。

プロが褒めてる、だから何?

何故か下乳丸出しのうっせぇわ。こんな自分勝手な格好の人が何を我慢しているというのか。

「この曲はプロも褒めてる!だから良い曲に違いない!」みたいな理論武装をする人がいますね。でもそれは前提が間違ってます。

プロの評価が絶対的に正しいという事はありませんし、プロが間違っている事もあるからです。

例えば自身の評価のために、何かを絶賛することもあるでしょう。金を受け取ることさえあります。

歌が下手なプロ、ギターが下手なプロも居ます。

プロが二歩で負けることもあるし、チョンボすることもあるし、変な料理を出して店を潰すこともあるでしょう。

プロの意見を参考にすることはあれど、それが全てではありません。

大切なのは、「あなたはどう思うのか」ということ。他人の意見に振り回されるべきじゃないです。

「うっせぇわ」に関して言えば自らをよく見せるため、若者に迎合して敢えて褒めて見せている人が多いと思います。だってその方が印象が良いですからね。

じゃあ褒めた人の中で、今でも毎日聞いているとか新曲をチェックしている人がどれだけ居るのかって話ですよ。

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分かりやすすぎる幼稚な音楽

自称模範人間のうっせぇわ。嘘つくな。殴らないならそれで良いからいちいち言い訳するな。

音楽は芸術ですから、「分かりやすさ」と「分かりにくさ」の二面性を持ちます。

それでこの歌詞。思った事をただ口にしただけの駄文です。うっせぇわにはそれ以上の意味は無く、感情の機微などどこにも存在しないんです。

そこにアニメのMV。何かキャラクターが世間に向かって不満をぶちまけるという。その表現として何かオフェンシヴな格好や表情をしていますよね。

で、その超分かりやすいキャラクターに超分かりやすい日本語の作文をわざわざ表示させるという。

一から十まで全部説明してしまっている音楽でメタファーゼロ。

  • 分かりやすい日本語歌詞
  • 分かりやすいアニメキャラ
  • これを合体させた分かりやすいMV

私はこんなものになんの芸術性も感じませんでした。リスナーがその音楽を咀嚼する余地など微塵も残されていないんですよ。

昔キモオタが西野カナをバカにして喜んでいましたが、この曲は同レベルかそれ以下です。

日本語の違和感

言いたいことを言って最高潮のうっせぇわ。

所々歌詞の日本語に怪しい部分が。歌詞の内容と言葉が変です。全て挙げたらキリがないですが、まず最初に。

ちっちゃな頃から優等生

【Ado】うっせぇわ

嘘です。後続の歌詞から判断できます。日本語の怪しさとか言葉選びのセンスの無さから、優等生ではないということが分かりますので単なる自信過剰です。

ナイフの様な思考回路​持ち合わせる訳もなく

【Ado】うっせぇわ

syudouさん!逆です!この曲は「一見してマトモに見えるアタシ」が実は「ナイフのような思考回路」を持っていて社会に反抗するという曲です!

「ナイフの様な思考回路」を持っているから「うっせぇわ」と絶叫するのです!

次!

社会人じゃ当然のルールです

【Ado】うっせぇわ

syudouさん!「社会人」という言葉を活かすなら「社会人なら」が正解です!「じゃ」の部分を活かすなら「社会じゃ(では)」が正解です!

「じゃ」は「では」が変化したものなので、場所を指す言葉に接続して使うものだと思います!

このように歌詞の内容以前に言葉遣いが変で、とてもじゃないですけど「ちっちゃな頃から優等生」だった人の文章だとは思えません。

うっせぇわ本人は自己主張が少なく従順なタイプです。

自称優等生、天才、模範人間、かつ殴ったりする度胸も無い。この人はとても会社員向けの性格をしていると思います。

多分串の盛り合わせが出たら串を外してくれるでしょうし、私が杯を乾かしたらすかさずビールを注いでくれるのでしょう。

ストレスが溜まればインターネットカラオケマンと化し、月曜は何事もなかったかのように出社する事でしょう。良い人材ですね。

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共感できない歌詞

10代に大ヒットしたうっせぇわ。皆分かってくれたようです。

正しさとは 愚かさとは それが何か見せつけてやる

【Ado】うっせぇわ

この曲の導入はこうです。世間やら社会やらに啖呵を切り、挑戦状を叩きつけるわけです。それで聞き手は「ほう、それなら聞いてやろうか」と引き込まれるわけですね。

それだけで何かしら物申したいという意図は伝わります。そのような叛逆が共感を呼ぶことはありますから、掴みはバッチリだと思います。

しかしその後に述べる「新入社員あるある」は冒頭で述べた通りあまりにも古臭く幼稚。

批判の切り口が特に鋭いわけでもなく、今更それを言うかというような内容ばかりで本人が主張するような天才性や優秀さはまるで感じられません。

最新の流行は当然の把握

経済の動向も通勤時チェック

純情な精神で入社しワーク

社会人じゃ当然のルールです

【Ado】うっせぇわ

今どき誰がこんなことを言うんですか?誰もこの人に対してそんな事言っていないと思うのですが。

斬りたい不文律があまりにも古臭く鋭い風刺と言えるような域に達しておらず、ただの自意識過剰です。

勝手に仮想敵を作り上げて、勝手にキレて勝手にぶった斬っているという「ツイッター中毒」のような症状が出ています。

酒が空いたグラスあれば直ぐに注ぎなさい

皆がつまみ易いように串外しなさい

【Ado】うっせぇわ

この部分は別格におかしい。

だってリリース時はコロナ禍の真っ只中ですよ?

飲み会自体が壊滅状態ですし、人が串から外した焼き鳥なんかこのご時世は御法度じゃないですか?

しかもそれ以前から、飲み会のクソルールとか社会の不文律とかは減少傾向です。

作詞した人はよっぽど異常な企業に勤めていたか、もしくは働いたことがないのかな?と思いました。

調べてみると作詞作曲のsyudouさんは当時24歳。やはり社会を語るには経験不足じゃないでしょうか。

それならば内容にもう少しウィットが必要です。

まあそこに突っ込むのはいささか野暮だとは思います。大人が子供の気持ちで歌ったり、子供が大人の気持ちで歌ったり。異性の立場で文をしたためるなんて、紀貫之が土佐日記でやっていた事です。女子高生が社会人の気持ちで歌うこともあり得るでしょう。

しかし経験の不足からか、歌詞にリアリティや説得力が無いせいでただの自意識過剰に陥っているんですよ。

会社員の闇を斬りたいのなら、飲み会どうこうよりもクオカードの方がネタとして優秀だと思います。

10代のリスナーは一体何に共感したのでしょうか。働いてもいないですし飲み会とか行った事ないですよね?親とか先生に対する不満に置き換えたってこと?

とはいえ「うっせぇうっせぇうっせぇわ」の語感が耳に残るのは理解できます。主に注目されたのはその部分でしょうし。バズを起こすには全体的な出来よりも、インパクトのあるワンフレーズが重要ですからね。トータルでの良し悪しは別として。

しかし残念ながら聴衆が見せつけられたのは正しさや愚かさなどではなく、思春期にありがちなガキ特有の全能感でした。

言うまでもなく、生きるのは大変です。飯食って、仕事や学校に行って、また飯食って寝るだけで精一杯です。

それでさえ困難な人だって居ます。

みんなそんな辛さや不安を噛み殺して何とか生きています。

しょうもないルールだとか不文律にいちいち反応して、批判して、自らの天才性をアピールしている暇などないのです。

そんな状況を変えたいのなら、自らが力を付けて変えていくしかないのです。おそらくそんな苦労も知らないからこういう歌詞になるのでしょう。

何度も言いますが、しょうもないルールにいちいち突っかかっている人間は「反抗したいお年頃」なだけで天才とは言いません。

曲のダサさ

狂った自分をアピールするうっせぇわ。そういうのいいから。

ラスサビ前の溜め、「ドッドッドッドッ(うっせぇうっせぇうっせぇわ・・・)」の部分とラスサビの転調は手抜きレベルだと思う。

ドラムのフィルとかもワンパターンで、一番二番のサビで全く同じ。「ドッタンドッタンタドタドタッドドタン」

素人の打ち込み音楽にありがちな平坦な音です。なんか専門家は構成がどうとか進行とか調とか具体的に解説して褒めちぎってますけど。

私は理論的な話は苦手ですが直感的にダサいと思いましたし、何周回ってもダサいものはダサいです。逆に理論的にダサさを証明してくれる専門家って居ないんでしょうか。

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MVのダサさ

クソだりぃうっせぇわ。ギャグじゃなくマジで言ってるらしい。

これ、本当にカッコいいですか?このシーンとか悪夢としか思えませんけど。

この曲の主張は、普段は大人しい優等生だけど実は攻撃的で狂っているアタシが歌で世間を斬るって事ですよね?いかにもナードが思いつきそうな設定です。

兎角オタク的な人はギャップのある自分に憧れがち。オタクだけど実は強いとか、オタクだけどキレたら怖いとか、オタクだけど実は不良とか。腐女子だけど実はお嬢様とか。或いはイケメンだけど実はオタクだとか。

言うまでもなく、現実には違うからそのような妄想に逃げるのです。それを体現したのが、この口が裂けたようなイラスト。実は狂っている、オフェンシヴな自分をアピールしているのです。

「ちっちゃな頃から優等生」である自分が、内に秘めたる攻撃性を「言葉の銃口」と化して発砲し狂気の笑みを零す・・・書くのが辛い。

そもそもこれアニメーションと呼べる代物ではなくほぼ静止画ですし、一枚絵として見ても線が汚すぎます。素人が作った映像だというんなら凄いと思いますけどね。

これを格好いいと思う感性は極めてオタク的。オタクっぽいから悪いという事ではなく、極めて悪趣味な方向でオタクっぽいことが問題です。

ていうかアニメーションしてるのは「はあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」の部分だけです。

歌詞の表示=ダサい

というかですね、ボカロソングのMVって何故か大体歌詞入りなんですよ。いい加減、アニメに歌詞を踊らせたMVとかやめませんか?MVがアニメーションでしかも歌詞が組み込まれていないと嫌だってリスナーが多いんでしょうか。

歌詞を楽しんで貰いたいという意図は理解できるんですけど、歌詞を音楽に合わせてガクガク揺らすのはただ痛いだけです。

中学の時、BUMPの歌詞を黒板に書いてる人とか居ましたね。あと当時はお気に入りの画像に歌詞を合成して待ち受けに設定するという謎ムーヴメントがありました・・・。

私もバンプ大好きでしたけど、流石に曲の歌詞で自己主張するというのは当時でも痛くてダサいと思っていました。

クソダサい英字Tシャツと同じ理屈で、過剰な文字情報というのは大抵ダサいのです。

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ファンの痛さ

youtubeのコメント欄が地獄です。自称キレると手がつけられないキッズが大集合。弱い人間は怒ると怖い自分をアピールしがちです。

Adoちゃんとか言ってる奴ら

youtube外のフォーラムも覗いてみたんですが、「Adoちゃん」と呼ぶ方々が多数。私はアイドル的な音楽を聞かないので、シンガーをちゃん付けで呼ぶ心理が分かりません。

今ならオロノがちゃん呼ばわりにブチ切れる理由が分かります。

「女子高生シンガー」という部分に発情しているようにしか見えず、どうにも理解し難いのです。

ボーカルの顔や年齢や性別はスパイスであって、音楽の本質ではないと思うのです。しかしながら顔公開を熱望しているファンが多く、私には理解できない感覚です。

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「嫌なら聞くな」を行使したいのに

代弁者なうっせぇわ。

ここまで言うと、多くの人は「嫌なら聞くな」と思う事でしょう。でも音楽にはそれが通用しません。流れていれば自然と耳に入ってきますから。ただでさえうるさくて耳に障る曲ですし。

好きじゃない人からすれば、聞きたくないのに好きじゃないうるさい曲を延々聞かされるのはかなりのストレスです。

流行曲であるなら尚更。テレビを見ていれば流れていますし、スーパーの有線でも、ラジオでも、こないだは釣具屋で流れていました。

「嫌なら見るな」という論理は主体的に選択できるメディアにしか通用しないわけです。

その論理自体嫌いですけどね。自分で見聞きせずにどうやって評価しろと言うのでしょうか。私はよく知りもせずにただ批判をするという行為が嫌いです。

お前がうっせぇわ

健康なうっせぇわ。銃の持ち方が天才的。マジで何と戦ってんの?

多分、この曲が嫌いな人はみんなこう思ってるんじゃないでしょうか。

好きでもない、しかもうっせぇ曲を延々聞かせられるのはストレスです。ただでさえうっせぇ曲がどこ行っても、どこの局でも流れてるわけですよ。そりゃ嫌にもなりますって。

例えばニコニコ動画内部でのムーヴメントであるのならば、わざわざ聞きに行って非難することも無いわけで。

でもこの曲は内容とか曲自体の質の割に、必要以上に拡散されすぎたと思います。

ニュース番組で取り上げられた時、スタジオの白け方がものすごかったのが忘れられません。「え、これが流行ってるの?」みたいに大人たちが苦笑している姿が見るに絶えませんでした。

とはいえ、2010年代はジャニか秋元かエグザイル系のゴミ音楽ばかりがチャートインしていましたから、この手の意外性のある素人音楽がヒットするのは夢があって良いと思います。

多様性という意味ではこういった曲の存在は必要です。でももう少しだけ静かにしていただけると助かります。

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ハンバーガー理論

売れているもの=美味いものという理論。それは絶対に違いますよね。私はこれを「ハンバーガー理論」と呼びたいと思います。

売れているのが良いもんなら、世界一うまいラーメンはカップラーメンだ。

甲本ヒロト

売り上げや再生数がものも良し悪しを決定するわけじゃありませんよね。うっせぇわの再生数を誇る愚か者が多いですけど、カンナムスタイルは40億とかですよ。サメのかぞくは100億近いんで、再生回数が多い音楽が優れているというのならそっちを聞いたら良いんじゃないでしょうか。

これは持論ですが、私は本当に良いものはややマイナーな所に潜んでいると考えています。メジャーを批判するわけではありませんが、メジャーしか聞かない・知らないという感性は良くないと思います。

それは人の作り上げた感性に従っているだけで、自分の耳で判断している事にはならないからです。

自分で調べて、自分で聞いて、自分の感想を持たないと曲の良し悪しは判断できません。

そうして自分の感性に従って「見つけた」音楽っていうのは特別な意味を持ちますし、永い間大切にできたりするものなのです。

重要なのは継続力

何かに立ち向かううっせぇわ。この人は何と戦っているんだろう?

良いレコードというのはどんなに批判されても残っていきます。平気で何十年も残ります。

この曲が10年後も愛されて、人々の記憶に残り、ラジオで流れたり、誰かが口ずさんだり。

そうなっていたら、ある程度は客観的に見て「名曲」ということになるでしょうかね。

まあ10年も要らないでしょう。数年で消え失せるタイプの曲だと思ってます。

一過性のブームであることよりも継続力の方がずっと大事です。少なくとも音楽においては。

クリアファイルと化したうっせぇわ。結局は資本主義のオモチャに。
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若者音楽が嫌いなわけではない

別に私は若い音楽を頭ごなしに否定する人間ではありません。米津とか買いましたし、YOASOBIはセンスが良いから大好き。King Gnuとかも居て、一時期と比べ邦楽は本当に良くなりました。才のある若者が多くて嬉しいです。

でもこれはちょっと・・・。

これを聞くんなら事変を聞きます。私は浮雲のギターが好きですし、椎名林檎は金切声で暴言吐いているわけじゃないですからね。

タマホームCM出演

タマホームなado。

最近はタマホームのCMでも歌っていますし、Adoさんが幸せそうで良かったです。こっちは全然嫌悪感無いです。歌も映像も歌詞も。まあCMソングなんで、人に不快感を与える歌詞である筈が無いのですけれど。

2000億円フェア開催中らしいですが、Adoさんのファンは家を建てないと思います。

タマホームなadoその2。すごい。

タマホームCMは第二弾までも登場。林檎の模倣よりこういう路線のほうが私は好きですけどね。

ちなみにタマホームは社長が「ワクチン禁止令」を出した件が報じられ株価が続落中。

https://m.finance.yahoo.co.jp/news/detail/20210721-10000022-dzh-stocks
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うっせぇわパーカー1990円

Adoとドンキの驚安コラボアイテム発売、うっせぇわパーカー1990円
Adoの限定コラボアイテムが全国のドン・キホーテで10月16日9:00に発売される。

ついにはドンキホーテとコラボした衣類まで登場。客層が被っているのでしょうか。うっせぇわパーカー1990円というパワーワードまで誕生。

阿修羅ちゃんに受け継がれし感性

第一声が「あんたわかっちゃいない」の大シャウトで私はずっこけました。またそれか!

ポップ交流分析のOK牧場マップで表すと「私はOKだけどあなたはNG」。つまり自己肯定、他者否定の状態です。この考え方は人から好かれないですがそんな事は関係ないのでしょうね。

コメント

  1. しょうへいへい より:

    私もこの曲大嫌いでした。サビ前のドラムと林檎嬢に遠く及ばないインテリジェンスの無い歌詞が特に。ado氏は好きでも嫌いでもありません。
    うまく言語化できなかったことを整理して頂きありがとうございます。最近聴く(聞く)ことも無くなり一過性のブームで終わった様で一安心です。

    • がんばれジャズマスター がんばれジャズマスター より:

      コメントありがとうございます。嫌いということを表明すると怒るファンも居ると思いますので、この記事は内心ビクビクしながら投稿しました。しょうへいへい様に共感していただけたようで幸いです。
      サビ前の陳腐なドラム、インテリジェンスの無い歌詞、全く同感です。
      この曲に関してはバズりすぎたという事もあり、必要以上に聞かされたことと「褒めなきゃいけない空気」があった事がどうにも我慢できず、こんな記事を投稿するに至りました。
      嫌いな側にも意見があるのだという事が世間に伝われば良いと思います。
      ブームが終わりつつあり私もホッとしている所です。

  2. 通りすがり より:

    幼稚だの何だのと批判していますが、この曲をsyudouさんが作ったことで、流行が生まれたのもまた事実だと思います。
    歌詞を思ったことそのまま書いている、と言うのなら、最近流行った瑛人さんの香水なんかどうなんでしょう。過去に起こったことをそのまま歌詞にしている、それでもその曲を好むなら良いのではないでしょうか。
    嫌いなら嫌いで別にこの記事を書かれた方の自由ですからどうでもいいですけど、嫌いだから嫌い!幼稚だと思ったから幼稚!と批判する記事を公の場に出すその行動こそが、私は幼稚でこれが大人の記事か、痛いなぁ…と思ってしまいました。

    • がんばれジャズマスター がんばれジャズマスター より:

      コメントありがとうございます。
      私は最初から「流行っている」という事実に対して不満を述べ、「人それぞれである」と断言した上で嫌いな理由を述べました。
      それにも関わらず通りすがりさんは同じことを反復しているあたり、「記事を読んでいない」もしくは「理解していない」、という印象を受けました。
      この記事を読んで理解したのであれば「うっせぇわ」の代案として「香水」を出さないはずです。
      「嫌いだから嫌い」「幼稚だから幼稚」というトートロジーは使っておらずそう思う理由も明記していますので
      やはり記事をきちんと読んでいただきたいというのが正直な所です。
      通りすがりさんはうっせぇわが好きだったのかもしれませんが、嫌いな人も居ます。
      批判=幼稚、痛いと断じず、嫌いな人にも考え方があるのだとご認識いただければ幸いです。

  3. ただのオタク より:

    コメント失礼致します。記事が気になり、つい全文見てしまいました。

    私はAdoさんに関してはどうも思わないですがやはり「うっせぇわ」同様他のAdoさんの曲もゲーセンやラーメン屋等それこそ似合わない場所にまで「うっせぇ!うっせぇ!うっせぇわ!」と流れる為嫌になっておりました。ですがこの様な言葉をどう言えばいいか分からず、この記事を拝見し「これか、これが言いたかったのか…」と自分で謎の納得をしてしまいました。

    簡単に言ってしまえばとことん苦手なんだなと思いました。
    人それぞれなのでAdoファンの方に対して何か言うわけでもありませんが。
    これに関してはAdoさん関係ない話ですが、あなたのように歌い手が嫌いな方がいるように私のように歌い手が好きな方もいらっしゃりますからね。
    私は歌手とかそういうのは分かりませんが、この記事のおかげで自身の気持ちの言葉がわかりました。
    ありがとうございます

    途中のものは記事とは関係無いものでしたが失礼致しました

    • がんばれジャズマスター がんばれジャズマスター より:

      コメントありがとうございます。苦手だから聞きたくない、それなのにどこに居ても聞かされる、だから余計に嫌いになるというのが嫌悪のメカニズムですよね。
      ただのオタクさんは歌い手が好きだったのですね。その件を引き合いに出してしまって申し訳なく思います。すみませんでした。
      今でこそうっせぇわはあまり聞かなくなりましたが、代わりに「阿修羅ちゃん」が流れているのが私にとっては辛いところです。うっせぇわほどの嫌悪感はありませんが・・・。

  4. Adoファン より:

    私はAdoさんの大ファンですがご最もすぎて爆笑しました。
    また私自身AdoさんをAdoちゃん呼びしていますが、
    おっしゃる通りアイドルと同じ感覚で、
    アーティスト・AdoというよりAdoさん自身のことが好きです。
    なぜ私がうっせぇわを好きかと言うと
    それこそこの記事に書いてある通り
    〝ダサくて幼稚だから〟なのですが
    それを言うと他のファンに怒られるので心の中で秘めています…笑
    音楽としてのレベルが低いのも事実だと思います。
    結局何かを流行らせる為にはマーケティングが大切なんでしょうね。
    「流行っている=素晴らしいもの」「流行りを理解できないのは老害」と言うのは
    好きでもない人からすると迷惑極まりない意見の押し付けだと思います。
    好きな人は好きでいいし嫌いな人は嫌いでいいはずなのに
    少しでも批判すると過剰にキレるファンもどうかと思います。
    私はうっせぇわやAdoさんへの批判を見ても
    それすら受け止めているので「それな~ww」と共感しつつニヤニヤしています。
    いい部分だけを見て盲目的に崇拝するのではなく
    いい部分も悪い部分も冷静に見た上で愛することが
    本当の意味での好きなのではないだろうかと
    過激なファンに対して言いたいです。

    • がんばれジャズマスター がんばれジャズマスター より:

      コメントありがとうございます。「怒らないファン」の方からのコメント、大変嬉しく思います。
      Adoファンさんの言う事は全くその通りでして、私もダサくて幼稚な曲が大好きなんですよ。ただうっせぇわが好みじゃないというだけでして。
      つまりダサい事が必ずしも悪い事じゃないので、どうか「ダサい」と言った事だけに対して怒らないで欲しいというのが本音なんですよね。
      そこに理解を示してくださった事、大変ありがたく思います。

  5. ななし より:

    > 質が低いものを好む人が多いという現実があります。
    これで答えが出ているでそんなに否定しなくてもとは思いますが、それだけ自分の嫌いな曲が人気なのが癪に触ったんですかね。

    > 「じゃ」の部分を活かすなら「社会じゃ(では)」が正解です!
    これはターゲット層に合わせた言葉使いなのかもしれないし、メロディに対して歌いやすい(歌っていて気持ちいい)母音の組み合わせを意識した作詞の技術とかかもしれないですよね。
    逆にこんなことでいちいち指摘してる方が社会人として大人気なくないですか?そんなこと言ってたらうっせえわ!と返ってきますよ。

    > 林檎の模倣
    全く一緒っていうわけでもないのに多少共通点があると、主語を大きくして過去の偉大な人の模倣だと言い出すのは新しいものに順応できない老害だと思われる可能性があると思いますよ。

    > ボカロソングのMVって何故か大体歌詞入りなんですよ。
    ボカロが流行った当時だと早口系が人気だったりして何言ってるか聞き取れないのでその名残じゃないですかね。
    それと最近は一枚絵(表情差分数枚)+歌詞のMVが流行っている(?)と思うのですが、こういうのは恐らく歌ってみたをする人用に、原曲に寄せたMVを作るコストを小さくする(絵師さんに1枚だけ依頼すればいい)目的なんじゃないかなあと思っています。

    ちなみにうっせえわはそんなに好きというわけではないです。
    歌詞なんて歌い心地がよければ内容なんてどうでもいいし、聞いててつまらん編曲(ボーカルを際立たせるためみたいにあるような編曲。バラードとか)の曲はクソつまらんと思っている人間の意見になります。

    • がんばれジャズマスター がんばれジャズマスター より:

      コメントありがとうございます。
      はい、この記事は大人気ない老害丸出しの人間が書いております。
      流行曲を受け入れられない痛い大人が書いていると思っていただいて結構です。
      嫌味や開き直りで言っているのではなく、実際にその通りです。
      ななしさんは私の書いた記事に思う所があったのですね。
      本文中にもある通り、老害丸出しであることは重々承知していますので
      「インターネット老人が何か言ってるよ」ぐらいで済ませて頂けたら幸いです。
      ところで、ななしさんはどういった立場でコメントしましたか?
      コメントしたからには「同意」か「反駁」のどちらかだと思うのですが、
      >ちなみにうっせえわはそんなに好きというわけではないです。
      こうおっしゃっているので立場が分からず混乱しました。
      好きじゃないのに反対意見を述べたのはどうしてでしょうか。

      • ななし より:

        立場が分かりづらい文章ですみません。
        曲に対しての批判は大旨同意です。(と頭に書いておけばよかったですね)

        >ななしさんは私の書いた記事に思う所があったのですね
        一部内容が制作者自体を否定しているように感じたので、そういった部分が私にとっての思う所です。
        つまり行き過ぎた否定に見えました。

        • がんばれジャズマスター がんばれジャズマスター より:

          そうだったのですね。
          確かにこの記事は制作者に対して言葉が強い部分がありました。
          それによりななしさんを不快にさせてしまったことをお詫び申し上げます。
          この記事は現在も校閲・更新を続けていますので
          その際は参考にさせていただこうと思います。
          ご意見ありがとうございました。

  6. NS11 より:

    「歌詞に共感できるから良い曲」なんです。

    アーティストは「自分の考え」を表明して、「私の考えと同じだ」というひとが仲良くなる。考えが違うひとが批判する。それだけです。「音楽」である必要が無い。「詩」ですらない。「考え」だけが空中に浮いてるんです。想像させてくれない。景色を見せてくれないんです。広がりが無い。

    この曲には愛が足りないんです。だからこっちも愛せない。雑だし、乱暴です。

    その愛の足りなさを何でごまかすか? うまいひとに歌を歌わせるんです。そうすればみんな騙せますから。

    愛が辛いときもあります。愛を突き放すとき、それはパンクとかアバンギャルドとか、オルタナティブの表現になります。でもそれも、愛があってこその表現です。根っこの強さが違うんです。

    「ルーツ」、「ソウル」、「ラヴ」です。

  7. um より:

    ガキンチョが幼稚なのは、昔の自分を見るような嫌悪感(昔の自分より幼稚ならさらに嫌悪感)を抱くのは自然だし、

    個人的にはその幼稚さを使って社会批判を悪い大人たち(自分より年齢も上の世代)がメディアで喜々としてやってることが、
    一番気持ち悪い。
    活動家が子供に代弁させたり、学生運動崩れの老人が気持ち悪いように。

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