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ジャズマスター JM66の細部を見ていく

久しぶりにジャズマスターのピックガードを開けたので細部を見ていこうと思います。主な目的はピックガードの交換です。

いつもの場所でビフォーを撮影。スタンドはハーキュレス、普段はジャズベースを引っ掛けているので高めに設定されています。

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ヘッドとネック

ヘッドはスパゲティロゴ、私の好きなロゴです。JAZZMASTERのフォントはシンプルですが、左右の雲が素敵。当ブログロゴのモチーフにもなっています。

ストリングリテイナーは本来羽型ですがバレル型に交換しています。バレル型の方が明らかに滑りが良くチューニングが安定します。こういう細かい部分にこだわりたくなる性分です。

ペグはオーソドックスなクルーソンタイプ、スリ割りペグ。見た目がシンプルで好きですし、弦交換に悩まないところが好きです。シンプルであるが故にトルクの調節はできず、またぶつけたときに曲がりやすいという欠点があります。その点ロトマチックペグの方が高機能です。

MADE IN JAPANの表記とシリアルはこの位置。これはU0シリアル、2010~2012年の製造です。バックプレートは何も印字が無いタイプ。細かいですがネックプレートセッターを挟んでおります。形が微妙に合わないので無理に押し込みました。

指板材はローズウッド。最近のモデルよりは色が深くて良いです。JM66はドットインレイ。

ネックポケットを確認。機種名はJM-66、要するに66年製を再現したジャズマスターです。日本製ジャズマスターには元々シムが入っていないため、自分でESPのバルカンファイバー製を入れています。別に自分で厚紙を切って作っても同じことです。

ボディ

ボディ正面から。やはりジャズマスターは美しい。いつもはボリュームノブを外していますが撮影のため取り付けました。因みにこれ、ピックガードが社外品でモントルーのものです。品質は良いのですが、べっ甲柄が純正よりも明るく風合いが気に入っていませんでした。なかなか好みに合うべっ甲柄に出会うのは難しい。今回純正ピックガードに戻します。

裏面から。アルダーの3ピースだと思われます。木材のマッチングが悪く中央部の境界がはっきり見えています。ギターの裏面は自分が映ってしまうから撮影が難しい。

コントロール

どうしようもないプリセットトーンがこちら。分かりにくいですがボディ中心部を向いたこの位置がOFFです。いつのまにかONになっていることも。ONにすると音が丸くなります。

ノブはフェンダーによく見られるハットノブ。実はこのノブが安っぽくてあまり好きではありません。ソンブレロノブの方が高級感があって良くないですか?

ブリッジ・トレモロユニット

私のジャズマスターにおける最大の変更点はサドルです。ムスタング用のアジャスタブルサドルに変更しています。ジャズマスター純正よりも僅かにサイズが大きく、弦間が広がっているのが分かるでしょうか。特に演奏上の問題は無いです。私はこれに変えただけで弦落ちしなくなりましたが、ハードピッキングな友人はこれでも弦落ちさせてました。

分解手順

今回の主目的はピックガード交換ですので、弦を切ります。まあ切らなくてもペグポストから外せば再利用できるんですけど、プレーン弦が真っ黒に酸化しているので交換時期です。

私が愛用しているのはKTCのペンチです。別に100均のものでも良いんですが、鋼線は硬いので対応していないものや安物だと刃が欠けてしまいます。

ノブはペーパーウエスで本体を養生してマイナスドライバーで持ち上げています。ノブ側が若干傷つくのであまりオススメしませんが、最早気にしません。布を巻き込んで引っ張り上げるのもアリ。ただしかたくハマっている時はドライバーでこじらざるを得なくなります。

ポットのナットはボックスレンチが最適です。こういったボックスレンチがあると便利。

あまり推奨されない行為ですが、この手のローレットナットは専用品を持っていないのでラジオペンチで回しています。

ESPの便利グッズがありはしますが、一体何を使って回すのが正解なのでしょうか。

ピックガードとプリセットトーンのビスを外します。

私はリョービの安いドリルを使っています。家庭での使用であればコンセント式の方が便利。ギターの分解は特に強い力が必要なわけではありませんが、手回しはとにかく大変ですし疲れてくるとうっかりネジ頭をナメてしまいます。

小ネジは締めすぎるとネジ穴が崩れるので注意。私は締める際は最弱トルクに設定して作業しています。

ピックガードを浮かせるときにピックアップのネジが引っかかりやすいです。少し緩めて隙間を作った方が良いですね。無理に外そうとするとピックガードが割れてしまいます。

開きました。こうして見てみるとジャズマスターはザグリが大きいギターです。少なからずサウンドに影響しているでしょうね。キャビティは真鍮製プレートシールドは無いものの、導電塗料が丁寧に塗られているのが良いですね。

プリセットトーンスイッチのプレートとアース線は共締めされて導通しています。

ノーマルのボリュームとトーン。よく思うのですが、日本製のギターは配線がキレイです。中国製はとにかく配線が無駄に長いんですよね。まあ最近は中国製の激安エフェクターが市場を席巻していますから、エレキギターの品質も上がっているのでしょうけどね。

トーンはA1MΩ、ボリュームはB1MΩ。キャパシタは333k。配線とはんだ付けはメチャクチャ綺麗ですが、その割にパーツが安っぽくアンバランスな印象を受けます。この辺のパーツをグレードの高いものに交換したら音が良くなりそうです。私は特に現状に不満が無いことと、ジャズマスターはパーツが多くて面倒くさいので中身はいじっておりません。

ポットはCTS、ジャックはスイッチクラフトのミルスペック、キャパシタはオレンジドロップに替えてみたいですね。

プリセットのトーンはB50KΩ、ボリュームはB1MΩ。キャパシタは223K。上記のトーン回路との値の違いが音の差を生んでいるんですねえ。しかしこの辺は専用パーツが多くいかにもコストがかかってそうです。誰も使わないのに・・・。

ピックアップの下にはスポンジが。ビスのネジは自分で入れました。どうもカバーが戻りが悪かったので。ピックアップカバーの変色に注目。

カバーを外すと黒いボビンが出てきます。ピックガードを黒く塗ると格好良くなるんじゃないかと思えてきますね。

ピックアップの断面。コイルは死ぬほど細いので絶対に触れてはいけません。断線したら即死します。見れば分かるんですが、だいぶ厚く巻かれているんですよね。測ってみると7mmもありました。USA純正が3.5mm程度なので、やはり全く別物のピックアップです。音に満足できないのであれば交換を検討するべきですね。

では分解を堪能しましたので、純正ピックガードに交換します。やはりこちらの方が落ち着いた色合いで好み。

清掃して弦を張り終了。全体的に落ち着いた色合いになり満足です。ボリュームポットはいつも外しっぱ。

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