音楽評

必要以上に盛り上がってしまった、島村楽器の話。

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私の島村楽器に対する評価をポストしたところ、少々目立ってしまった。

もちろん、店舗や店員に差がある前提ではある。

しかしこのままでは私が単なるクレーマーであると取られかねないので、私の経験談を具体的に共有したいと思う。

その日私は、友人と共に島村楽器を訪れた。

ちょっと珍しいギターを試奏してみたかったのである。

店員に在庫を訪ねたところ、どうやらその店舗には無いことが分かった。

店員は続けた。「~~なら、~~店の○○さんが詳しいッスね~。」みたいに。ッス。

しかし、他県にある店舗の店員の名前を知ったところで、すぐに行けるわけではない。

記憶もその時まで維持できないだろう。

更に店員は続けた。

「じゃあ、LINEで友達登録しちゃいなYO。」しちゃいなYO。

というわけで、目的の品は存在しなかったし、大して役に立たない遥か遠くの店舗と店員の情報を仕入れて、LINE登録しちゃいなYOという接客を受け、我々は店を後にしたのであった。

我々は店を出た瞬間、

「今の店員ウザかったな~~~」と言って、大笑いした。

二人して全く同じ事を思っていたのである。

もう一つ。

私が中学生の頃、どうしてもエレキギターを始めたくて、母親と共に島村楽器に行った。

高いものは必要としていなかったから、最初から安ギターを買うつもりであった。

しかし、ギターの知識なんて全くない母子に、アンプの必要性は分からない。

店員は言った、「アンプが無いと生音だけになっちゃいますからね~」と。

まあそういうものか、と思って勧められるがままアンプ付きの初心者セットを購入するに至った。

そのことに大きな遺恨があるわけではないし、いたって普通の判断であろう。

しかし、問題視したいのはそのアンプの質だ。

素人でも分かるほどひどい音だったし、同じような価格帯でもっと良いアンプはいくらでもあったのに。

店員は契約を急ぎ、選択肢を示さなかったのだ。

我々親子にはアンプの選択肢も与えられず、まんまと利益率の高い初心者セットを買わされてしまったのである。

初心者を脱した今なら言える、「初心者セットはやめておけ」と。そして、「アンプは必要になってからゆっくり選ぼう」と。

さて、このエピソードを読んで読者の皆様は何を感じただろうか?

私がただのクレーマー体質で、極度に厳しい接客レベルを要求しているのだろうか?

しかし、今も私の元には島村楽器の悪評が届いている。

その中で、僅かばかりの良い店員や店舗があるという声もある。

客にとって店は一期一会、一店舗での体験がチェーン全体への評価にも繋がるだろう。

地方都市に住んでいる者にとっては、島村楽器くらいしか選択肢が無いのだから。

皆様のお近くの店舗は、どうだろうか?

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