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ギター音楽

時代から考えるストラトの由来

まず前提として、フェンダーのソリッドギターはテレキャスターから始まった。

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テレキャスターの由来

テレキャスターは当初ブロードキャスター(Broadcaster)を名乗っていたが、グレッチにスペル違いで同名の製品があったため変更を余儀なくされたのである。そっちのスペルはBroadkasterでスネアドラムなので全くの別物だ。

ちなみに今ではグレッチからブロードキャスターというセンターブロック仕様のギターが出ている。薄めのボディとセンターブロックの組み合わせは、ES-335を思わせる非常に扱いやすいスペックだ。

ブロードキャスターにしろテレキャスターにしろ、放送用語にちなんで名付けられている。ブロードキャストは複数の受信者にデータを同時送信することを指し、テレヴィジョンの「テレ」には遠いという意味がある。1950年頃のテレヴィジョンはまだ新しい技術だったため「新しさ」にあやかったことと、「遠くへ届ける」ことを意識したのではないだろうか。

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きっかけは宇宙?

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その後、テレキャスターの発展系として登場したのがストラトキャスターだ。stratosphereは「成層圏」という意味、それとキャスターを合わせてストラトキャスター。当時ソ連とアメリカの宇宙開発競争が活発だった事が関係していると思われる。

地上波放送だけでは飽き足らず、地表50kmまで飛んで行ったというわけだ。

これは個人的な見解だが、もしかすると「遠いほどオシャレ」というような風潮があったのではないだろうか?ブロード→テレ→ストラトという流れでは特に顕著だ。

もっと遠いギターといえばスターキャスターが存在する。どの星を指しているかは不明だが、勢い余って地球を離れてしまった。

スターキャスターはギブソンのES-335に対抗心を燃やして投入されたのだが、セールス的には大失敗で文字通り星になった。

ES-335っぽいルックスにフェンダーらしいオフセットウェストを組み合わせたものと思われるが、やはり異形っぽさが強く本家には叶わなかった。

【インタビュー】全力の自由人・所ジョージの奇天烈人生訓『JAM CRACKER』Vol.2/4 | BARKS
多趣味・多芸・多才で知られる所ジョージだが、そもそも彼のキャリアのスタートは音楽にあり、れっきとしたシンガーソングライターのひとりである。創意工夫の人生を全力の自由人として闊歩する人物ゆえ、多面的なタレント人の印象...

そんな珍奇なギターだが、所ジョージや川谷絵音が愛用している。

ちなみにスターキャスターの前身にはコロナドがある。コロナドは米国カリフォルニア州サンディエゴのリゾート都市。そんなに遠くない。

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音や速度と関係のあるギターたち

遠いといえば、バレットもそこそこ飛びそうである。参考までにM16A2ライフルの最大射程距離は約3600m。無論有効射程でないが、結構な飛距離だ。

デュオソニックはどうだろう。何せ音速だ。地球上で記録された最大の音は、1883年にクラカタウで起きた大噴火の音だそうだ。4800km離れたロドリゲス島でも聞こえたと伝えられている。

ジャズマスターは距離とは全然関係の無い名前だが、スター繋がりではある。

そういえば昔の日本のパチモノギターはとてもダサい名前だった。

Stratocaster→Silver star

Les Paul→Love Rock

など。パロディなんてそんなもんだが、色々とギリギリだしフォントまでソックリだった。そのせいかは分からないが、トーカイはフェンダーから狙い撃ちされ敗訴した。

今は同型のギターの場合「STモデル」とか「LPモデル」のように明言を避けつつボディタイプを表現している。

しかしギターの名称を考えるだなんて、さぞかし大変なことだろう。

ギターを買う時、名前の意味をよく考えてみると楽しいかもしれない。

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がんばれジャズマスター

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