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ナンバーガール音楽評

ナンバーガールの”再解散”と、アヒトイナザワにかける私の想い

2022年8月13日、ナンバーガールは再度の解散を発表した。

ナンバーガールの再結成が発表されたとき、向井秀徳が一番最初に声をかけたのはアヒトイナザワだったという。アヒトは地元で働いており、平日は仕事の都合があるからだ。他のメンバーはバリバリに音楽をやっているが、アヒトだけは音楽から遠ざかっていた。VOLAの新曲をリリースしたり、サポートでドラムを叩いたりしていたが、本業ではない。

復帰直後のアヒトのドラムは、現役時代と比べて不安を感じさせるものだった。私は大学の頃、アヒトみたいになりたくてドラムを叩いていた。あまりの才能の無さに、辞めてしまったが・・・。何年後かに再び叩く機会があったが、以前にも増して手が動かなくなっていたという経験がある。

ドラムという楽器はブランクがあると全く叩けなくなってしまうのだ。

ましてナンバーガールのドラムはタイトで厳しいから、アヒトといえどリハビリの期間が必要だった。アヒトはよく、ライブ後にSNSで悔しさを語っていた。バンドで最も重要なのはドラムだ。だからこそ一番頑張っていたのはアヒトだったし、私は常に応援していた。

そしてアヒトのドラムは、回を重ねるごとにどんどん良くなっていった。ずっと見ていたくなるような、そんな情緒のあるドラミングに戻っていた。

中尾憲太郎の存在も大きい。初めてナカケンのベースをライブで見た時、あまりの上手さに腰を抜かした。他のメンバーの調子が悪くても、彼が居れば絶対に大丈夫だという安心感があった。

そしてアヒトが仕上がって、まだまだこれからだ!という時に・・・まさかの解散発表だ。

良い時に解散してしまう、ナンバーガールとはそういうバンドなのかもしれない。

そして気になるのは、解散後のアヒトの動向だ。バンドのフロントマンは解散後も食っていけるが、他のメンバーはそうでもない。アベフトシですら、TMGE解散後は地元の広島でペンキ屋をやっていたというではないか。こう言っては何だが、解散後のメンバーは向井秀徳以外パッとしない。ZAZEN BOYSの初期はアヒトイナザワがドラムを叩いていたが、脱退した。正直な所、アヒトがそのまま向井についていってくれたほうが私は幸せだった。しかし向井の要求レベルは常軌を逸しているから、ついていくのは並大抵ではなかったと思う。

私はアヒトびいきなので、VOLA & THE ORIENTAL MACHINEのファンだ。アヒトのボーカルはクセになるし、中々に粒揃いで何気に名曲が多いのである。特に1stのWaiting for My Foodは良い。

私は以前、アヒトがサポートでドラムを叩いていたおやすみホログラムのライブに行った。

私はどうしてもアヒトに接触したく出待ちをしていると、楽屋からアヒトがヒョッコリ出てきた。モジモジしている私を妻が後押しし、なんとかアヒトに声をかけ、握手をして、写真を撮ってもらった。

私「あの、アヒトさんのファンで、VOLAも大好きで・・・(モジモジ)」

アヒトイナザワ「ありがとうございます。嬉しいです。VOLAのライブにも是非来てくださいね」

こんな感じだ。アヒトはとても気さくで優しかった。これは私にとって、人生最高の瞬間だ。

アヒトはおそらく今でも地元で仕事をしているし、大変な釣りバカで、船舶免許を取るなどしてよく釣りに出掛けている。ちなみに私も釣りが好きだし、アヒトの地元近くに住んでいた事もあるので、そういう所でもシンパシーを感じる。

どうにかして、アヒト個人を応援できないか。とりあえず私は、Apple MusicでVOLAを聴きまくろうと思う。

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