DIY

ハンズマンで見かけた弾薬箱

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皆さんは弾薬箱の存在をご存知でしょうか。他にアモ缶、アンモ缶、アーモボックスというような呼び方をします。これが何なのかと言いますと、弾薬を入れるためのスチール製の箱で、実際に軍隊で使われているものです。

定番品なのでAmazonにもあるんですけどね。ただしこちらはレプリカでステンシル等は無くまっさらです。ただ見た感じ、実物と遜色ありません。全く同じに見えます。昔より値上がりしていたりレプリカが混在しているものの、今のほうが入手は容易ですね。昔は沖縄の米軍払い下げ用品店の通販で買っていたなあ・・・。

私がその存在を知ったのは大学生の頃で、ミリタリー用品の収集を始めたのも同時期です。当時BFBC2にハマっていて、その真似事をしたくて買ったんですね。

当時弾薬箱のレアリティは低く、大抵のミリタリーショップに売られていました。一つ1000円以下で買えた記憶があります。今は値上がり傾向で、屑鉄として売ってしまったほうが割が良いというのはミリタリーショップ店主談。

各所での目撃報告

ここ数年、ホームセンターで弾薬箱が目撃される事例が増えてきました。ジョイフル本田、ロイヤルホームセンター、スーパービバホーム等での目撃報告があります。

コストコで売られている弾薬箱は典型的なレプリカで、米軍の発注キャンセル品との噂です。Made in Chinaの表示があり、2個セットが2000円程度と激安です。

これは使用された実績が無くメーカーの刻印も存在しません。ステンシルも無くまっさらです。ただ規格は米軍のものと同一なので、実用品として割り切るのであれば十分ですね。改造や塗装ベースとしては良いんじゃないでしょうか。カインズにもレプリカがあって、こちらは格好悪いステンシル入り。

そして私の愛するハンズマンでもついに見かけました。

ハンズマンにて。ちゃんと3サイズ揃っている。

どういうわけかハンズマンで売られているのは間違いなく米軍実物、ステンシルも残存している良品です。

Sが2,255円、Mが2,710円、Lが3,619円。値上がりしたとはいえこのぐらいなら妥当だと思います。

残存したステンシルの他程よい凹みやサビ、刻印など間違いなく本物です。サイズも大中小と使いやすいサイズが揃っており、迷わず購入してしまいました。

現場で使い捨てるものなので、枯渇のリスクは低いと思います。ただ安定した供給がある品でもないので、見つけた時が買い時です。

米軍実物の見分け方

弾薬箱には実物とレプリカが混在しているため注意が必要です。何を以て実物とするかは、実際に米軍に納品されたかどうかですね。

そのエビデンスとして「ステンシル(スタンプ)の残存」「汚れ感」「刻印」などがあります。ただ米軍の払い下げ品というのは何かしらの規定があるようで、ステンシルが塗り潰されているものが多いです。

「EMPTY」というステンシルで上書きされていたり、更にそのEMPTYの文字自体が塗りつぶされているパターンもあります。それはそれで味がありますけどね。

左下がL。その上のがS。右2つはM。

S,M,Lサイズを並べてみました。サイズ違いでもスタックできるのは利点ですね。上の2つはミリタリーショップで購入した品ですが、ステンシルが塗り潰されています。ステンシルが残存しているものの方が高値で取引される傾向にあります。

どうやって使うか

Lにはスプレー缶を入れるのに丁度よい。

単なる箱として非常に優秀で、蓋の内側にはパッキンを備えラッチでバチンと閉じることができます。更に蓋の取り外しも可能。底部には凹凸がありスタックできます。気密性は非常に高く、寒暖差でベコンと鳴るほどです。湿気を嫌うものを入れるのに良いですね。

カメラのレンズを入れるのに使う人も居ます。

ただし頑丈である反面、重く硬いので屋内での使用には注意が必要です。壁や床を傷つけやすいんですよね。

あとはガチャガチャうるさいのも室内では気になります。ラッチ開閉時が特にうるさいんですよね。バコンという感じで。

私はLサイズにはスプレー缶、Mサイズには釣具や工具を入れております。ちなみにMサイズはCDやDVDがいい感じに収まります。Sサイズはちょっと小さいんで、塗料の小瓶などを入れてます。

また単なる箱としてでなく、PCケースに改造したりバイクのパニアケースにしてしまう人も居ますね。如何せんただの箱なので、工夫次第で何でもアリです。

特にDIYやアウトドア用品との親和性が高いですね。お近くのホームセンターで探してみる価値はあると思います。ミリタリーショップであればほぼ確実に売っていますが、法外な値段で買わないようにしましょうね。

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