DIY– category –
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グレッチのブリッジ位置を合わせてオクターブチューニングをする
私のG6120に搭載されているのはバーブリッジ。木台は多分ローズウッドですね。見ての通りただの金属(真鍮)の棒です。細かいオクターブチューニングなど絶対にできません。 一旦弦を緩めるとこの通り、木台ごとブリッジが動き回ります。元の位置が分からな... -
ドクターマーチンの磨き方
手持ちのマーチンが汚れてきましたので、簡単なやり方で磨いてみます。 いつもはこのような道具を使ってちゃんとした手順で磨くんですけどね。ステインリムーバーで汚れを落とし、クリームを塗ってブラッシングしてワックスで磨くというように。ワックスは... -
グレッチのノブはインチ?ミリ?
グレッチにはミリ規格とインチ規格が混在しているというのをご存知でしょうか。私は知りませんでした。元はと言えばアメリカ製なので当然インチ規格です。しかしながら1989年~2002年の間に生産された日本製のPre-Fender期はどうやらミリ規格のようです。 ... -
ドクターマーチンの傷を消してみる
買ったばかりのマーチンに早くも傷をつけてしまいました。あまり気負わずに履いていたというのもあるのですが、バイクを運転したときに傷つけてしまったような気がします。キックスタート時に擦ったかな? マーチンの傷に一喜一憂するのもバカバカしいです... -
「Fender」のギター偽物製造販売、男性美容師を書類送検
https://www.asahi.com/articles/ASNBN41J7NBNUTIL00M.html 昨日のニュースです。フェンダーの偽物を作って、それを売って書類送検されてしまったと。 およそ3万円で売っていたとのことですから、結構良心的じゃないか?と思ってしまいました。フェンダー... -
ハンズマンで見かけた弾薬箱
皆さんは弾薬箱の存在をご存知でしょうか。他にアモ缶、アンモ缶、アーモボックスというような呼び方をします。これが何なのかと言いますと、弾薬を入れるためのスチール製の箱で、実際に軍隊で使われているものです。 定番品なのでAmazonにもあるんですけ... -
ジャズベースのリペア 一旦完成、今後の課題
レストアしていたジャズベースですが、ついに完成いたしました。そもそもこのジャズベは、例えば音が出ないとか破損しているとか、弾けない状態ではありませんでした。 しかし激しいカスタムの痕跡や著しく消耗した箇所がありましたので、それを「元通りに... -
ジャズベースのリペア 埋木の出っ張りを手直しする
ピックガードのネジ穴は全て爪楊枝で埋められている状態でしたが、処理があまり綺麗ではありません。特にこの箇所は顕著で、ひと目見て分かるくらい出っ張っております。多分ニッパーで切断したんでしょう。ニッパーは簡単なんですけど基本的に両刃なので... -
ジャズベースのリペア 曲がったペグを修正して磨く
曲がったペグを治す 次にペグの曲がりを修正します。他のペグと比べると一目瞭然ですが、4弦のペグがグニャグニャです。おそらくどこかにぶつけてしまったのでしょうね。ジャズベースのペグは薄く平たいので少々曲がりやすい傾向があります。 幸いにも曲が... -
さよならリッケンバッカー(のコピー)
リッケンバッカーといえばクソみたいに高く、クソみたいにカッコ良く、見た目の割にチャキチャキしたブライトな音が特徴。 リッケンバッカーのコピーモデルはどれだけあるのか コピーモデルも少数ながら存在し、HoneyとかフェルナンデスとかARIAとかグレコ... -
ムスタングのネックを調整してみる
ギターの写真って難しいですね。私の所有するギターの中でも、特に変わり種なのがこのフェルナンデス製のムスタングです。 外観 ピックガードは本来白なのですが赤に塗りつぶされています。私はそのような雑なカスタムを肯定いたします。ただ正直この色の... -
ジャズマスターのピックガードを交換する
ジャズマスターのピックガードを交換したくギターワークスで交換品を買って取り付けたのですが、残念ながらイメージと違ったのでまた交換しました。今度買ったのはモントルー製、8000円とかなり高いんですがこちらの方が純正とイメージが近かったです。 何... -
ビグスビーのアーム角度を高くする
ビグスビーのアーム角度は本来、スプリングを変更することで調整します。スプリングが短いとアームとボディがほぼ水平になり、ロングタイプのスプリングに替えるとアームの角度が上がりアームダウンの範囲が広がるという寸法です。 ここにワッシャーを置く... -
ビグスビーのアームをメンテナンスする
ビグスビーはこのようにスプリングを踏んづけているだけの構造で、弦の張力で押さえつけられている。 皆さんビグスビーのアームは使っておりますでしょうか。私はアーミングを使わない派でしたがせっかくグレッチを入手したので最近は気に入って使っており... -
ハーキュレスのラッカー対策
注意!くっつき包帯を巻いたら溶けました!! 以下の記事ではくっつき包帯を使用していますが、粘着成分を含まない包帯を使う事を強くオススメします!! https://ganbare-jazzmaster.com/2020/09/hercules-laquar/ 前回の記事でハーキュレスにラッカー塗... -
ハーキュレスとラッカー塗装の相性
ラッカー塗装はポリウレタン塗装と比べて繊細です。塗装に手間がかかり維持も大変なので高級な楽器に使われる手法ですね。 薄塗りが可能であるためサウンド面で有利らしく、また経年劣化による風合いの変化も楽しめます。ひび割れはギターの世界ではウェザ... -
Joy-Conにコンタクトスプレーをぶっかけて修理する
ニンテンドースイッチのジョイコンの耐久性は低く、スティックが消耗してくるとキャラクターが勝手に動いてしまいます。これをドリフト現象と呼び、フランスの消費者団体はこの不具合について「任天堂は計画的陳腐化を行っている」との訴えを起こしていま... -
ジャズベースのリペア イモネジを交換してみる
ジャズベースのイモネジが長らく行方不明でしたのでいい加減に取り付けることにしました。六弦と一弦のイモネジが一つずつ無い状態です。このままだとサドルがカタカタ動いてサスティンが安定しません。 こういう目に見える部分は率先して解決しておくべき... -
ドクターマーチンを丸洗いしてみる
知り合いからドクターマーチンを譲ってもらいました。なんでもサイズが合わないものを眠らせているから、それをくれると。本当は「捨てるくらいならちょうだい!」とおねだりしたんですけどね。 私は普段UK7ですが、こちらはUK8でワンサイズでかい。 その... -
ジャズベースのリペア 錆び落としを検証する
こちらのジャズベースをよく見ると分かるんですけど、錆びたネジとピックガードの色が同化していますね。あんまりサビサビだとみすぼらしいので何とかしようと思います。 ビンテージ感は失われますが錆びすぎよりもマシだと判断。要所が輝いているとそれだ... -
ジャズマスターのイモネジ紛失対策に、ねじロックを塗布する
ジャズマスターのサドルは各弦ごとに弦高調整できるタイプ。ブリッジ自体の高さを調節して全体の弦高をおおまかに決めてから、サドルごとの高さを細かく調整します。そのときに触るのがイモネジです。 ジャズマスターのイモネジは弾いていると勝手に飛び出... -
ジャズマスターの弦落ち対策一覧
こちらは弦が迷子になったジャズマスター。弦があっちこっち行ってしまっているのが分かります。よく思うことですが、どこの溝が正解なんでしょうか。ジャズベース然り。 ジャズマスターは当ブログの看板ギターですがこのような欠点が本当に多いです。特に... -
ジャズマスターのチューニング狂い対策 ストリングガイドの交換
今回はストリングガイドを交換してみます。この対策はジャズマスター固有のものではなくフェンダー系のほとんどのギターに該当します。若干踏み込んだ改造になるので、必須というわけではありませんが安価で効果が高いので紹介いたします。 いまいちな純正... -
0円でできる ジャズマスターのビビり対策
ジャズマスターの弦落ちとビビリ音の問題は、全て弦のテンション不足に回帰します。弦が深い角度でナットとブリッジに接触していれば問題は解決するのです。 そこで今回は無料でできる、ナット側に限定した対策をご紹介します。 弦の巻数を増やす 弦を多め... -
ジャズマスターのチューニング狂い対策 マスキングテープを巻いてブリッジを固定する
ジャズマスターはとにかくチューニングが安定しないギターです。テンションの弱さと独自のフロートしたブリッジが噛み合って、ちょっと弾いたら結構狂います。 セッティングが上手く出てしばらく弾いてれば安定してくるんですけどね。最初のうちは苦労する... -
ジャズベースのリペア ピックガードを取り付ける
前回で配線は完了しましたので、徐々にパーツを組み込んでいきます。 もともと付いていたであろうピックガードを同時に譲り受けておりますのでそれを取り付けます。 流石の純正品、深い色が綺麗に出ております。私のジャズマスターのピックガードと比べて... -
ジャズベースのリペア SONICのターボ回路を取り付ける
57] 今回は電装部分のレストアを進めていきます。以前紹介したようにこのジャズベはボリュームとトーンが取り払われていますので、友人から同時に譲り受けたターボスイッチを付けてみたいと思います。 ジャックを外す ジャックのナットを緩めてコントロー... -
ムスタングのチューニング狂い対策 トレモロユニットの固定
石ロゴ期のムスタング。ピックガードは元々白だが赤く塗装されている。 私の手元には石ロゴ期のフェルナンデス製ムスタングがあります。ムスタングはジャズマスターやジャガーより後発で似通った部分が多いですが、入門機という位置づけです。左右非対称の... -
ジャズベースのリペア ラッカー塗装にシリコンオイルを塗るとどうなる?
以前ジャズベースのペグを分解清掃しまして、何事もなかったかのように記事を締めくくりましたけど実は大失敗したんですよ。その様子がこちら。 ヘッドの塗装が溶けた こんな状態です。ラッカーにシリコンオイルはタブーでした。ペグにまんべんなくシリコ... -
ジャズベースのリペア ベースのペグが固いときは
ベースのペグはギターに比べ大きな力がかかっており、動きが悪くなりやすいです。 日常的なメンテナンスなら軽い注油で十分ですが、指の色が変わるほど力を入れないと回らないようであれば、分解清掃が必要になりますので、今回はその手順を紹介します。 ...