安ギターのすすめ メーカー一覧
エフェクター
ARIONの名作エフェクター、TUBULATORを愛でよう
今は昔。ARIONという日本のエフェクターメーカーが存在した。というか今も存在しているはずだが、何年か前から新品が姿を消した。 流通数が多いので中古市場には沢山ある。私は比較的状態の良い中古を入手したが、欲を言えば新品が欲しかった。 とりわけ話題になるのはTUBULATOR MTE-1とSTEREO CHORUS SCH-1(SCH-ZやSCH-ZDも同様)
ビッグマフがでかい理由
納品された鉄板をカットせずにそのまま使ったかららしい。 もちろんそれだけではなく、当時のエフェクター事情も関係している。 当時はエフェクターボードという考え方は無かったので、小さくする必要は無かったのである。 ビッグマフはアルミダイキャストケースでなく、曲げた鉄板をネジ留めしたケースだ。開けてみると中身はスカスカ。その大きさに必然性が無いという事が分かる。
エフェクターって何ですか?
郵便局員に「エフェクターって何ですか?」と聞かれた話。
トモカ JS-504で延長シールドを作る
普通はギターのシールドを延長することはありません。接点が増えるとそれだけでリスクですから、必要な長さのシールドを用意すれば良い事です。 ただワイヤレスレシーバーをちょっと延長したい等の需要がある事も確かです。 私の場合、ペダルボードをケースに入れっぱで使いたかったので、ジャックを延長して外に出しておきたかったのです。 TOMOCA JS-504を用意 こうい
モガミ2524でシールドを自作しよう
私がシールド自作を思い立った理由、それはベルデン8412の音が全然好きじゃなかったから。 シールドに4000円も出費して思った音が出ないとガックリきます。 まあベルデン8412の音が悪いというわけでは無いと思うんですけど、設計が古めかしく電気的な特性があまり良く無いらしいんですね。 ベルデン8412は低域が強いと評されますが、フラット重視の私には全く向かなか
マルチストンプのエフェクトを追加する
マルチストンプに搭載できるエフェクトは100+72種類。デフォルトの100に加えてZoomのアプリケーションから72種を追加できるというわけ。 とりあえず公式からアプリをインストールしましょう。 パソコンと接続 そしてPCとマルチストンプを接続してアプリケーションを起動。 インターフェースは今時珍しいUSB mini。最近は家にケーブルが無い人も多いんじゃな
もう全部マルチストンプで良くない?
当然、これは暴論だ。 ただ簡単なセッションなどであればこれ一台で済ませてしまう人も多いという。 私の友人間でも「マルチストンプで済むでしょ」という意見がマジョリティとなりつつあった。 「ビッグマフ欲しいなあ」 「マルチストンプでよくない?」 「ケンタウルス使ってみたい」 「それマルチストンプでよくない?」 「コンプレッサーが・・・」 「全部マルチストンプでよ
ARIONエフェクターの思い出を語る
ARIONの歴史は1970年台まで遡る。公式サイトによると前略はこうだ。 嘗て「ARION」製品はプリンス通信工業株式会社で製造販売されておりました。私は1973年同社に入社、開発、設計、製造、を担当し「ARION」ブランドでアンプ、チューナー、エフェクターを製造、主に世界最大のマーケットであるアメリカへ輸出しておりました。有限会社上野開発センターを1986
ARIONエフェクターのPSA化改造
最近、立て続けにARIONのエフェクターを入手しました。モノはTUBULATOR MTE-1、METALMASTER SMM-1、STEREO CHORUS SCH-ZD。 複数使っていて、たまたまLEDの明るさがそれぞれ異なることに気が付きました。直感して、これはARIONの旧製品にありがちな電圧降下だと分かりました。 要するにARIONの旧製品は、BOS
素晴らしきケンタウルスクローンの世界
伝説のエフェクター。そんな風に呼ばれるKLON の「ケンタウルス」を知らない人は少ないと思う。ちなみに私は全然知らなかった。私はエレキギターが好きだがライブで弾く機会は少ないため、エフェクター知識は急所なのである。 ケンタウルスは他にケンタウロスとかケンタとか呼ばれるが、この記事ではケンタウルスで統一したいと思う。私の友人はこれのことを「ケンタロス」と発音す
ARION SCH-ZDを入手した
皆さんはARIONのエフェクターをご存知だろうか。日本のメーカーだがスリランカ工場で製造することで価格を抑えている。かつては日本製だった。 ARIONの思い出 有名なのはTUBULATORだろうか。TUBELATORではなくTUBULATORと表記することから、ツブレタ、ツブレーター、ツーブーレーター等と呼ばれ親しまれている。ちなみにチューブスクリーマーの回
タッキーパーツの元ネタを調査した
タッキーパーツのエフェクターの多くは元ネタありきのクローンエフェクターです。その元ネタを調査しましたので、分かる範囲で紹介いたします。基板、パーツ、名称などからの推測であるため正確性は保証できませんのでご了承ください。 オーバードライブ OVD-1 KORGのOVD-1。BOØWY時代の布袋寅泰が二つ繋いで使用したことで有名。もちろん絶版で有力なクローンも無
キタンクラブの「エフェクターケーブルマスコット」が良かった
いつの間にか、キタンクラブからこのような製品が出ていた。事前にチェックしていたわけではなく、立ち寄った駅にたまたま入荷していた。12月中旬の製品なので、欲しいのであれば急いだ方が良い。 ラインナップは下記。 OverDrive OD-1Distortion DS-1Chorus CH-1Delay DM-1Phaser PH-1Fuzz FZ-1 計6種、1
タッキーパーツのエフェクターキットを製作する CLON BUFFER編
今回の自作エフェクターはタッキーパーツの「CLON BUFFER」です。言うまでもなく「KLON CENTAUR」のバッファー部分をユニット化したものですね。こちらはエフェクターキットではなくユニットキットですので基板上の部品のみ。ケース側の部品とケースは自前で用意しました。 KLONのCENTAURと言えば誰もが知るオーバードライブの名作ですが、バッファー
タッキーパーツのエフェクターキットを製作する OVD-1編
またまたタッキーパーツのエフェクターです。プリント基板で組み立てが楽々であり、きちんと音が出ることに感動を覚えてすっかりハマってしまいました。 今回はオーバードライブが欲しかったことと、試聴して気に入ったことからOVD-1を選択。 元ネタは言うまでも無くKORGのOVD-1で、BOØWY時代の布袋寅泰が使用したことで有名。大元はYAMAHAのOD-1というエ
PEDALTRAIN METRO 16でエフェクターボードを構築する
エフェクターの数が増えてきましたので、そろそろペダルボードを構築しようと思います。 おそらくステージで使うことは無いでしょうけど、自宅であってもペダルボードが無いとなかなか不便なのです。移動とか片付けのときに。自作も考えましたが、クオリティを追求すると費用がかさむと判断し今回は購入します。あとは丁度良いすのこ板が見つからなかったのも一因。激安のやつはヤワだし
自作エフェクターが衰退した原因
私の記憶だと10年前くらいまでは自作エフェクター業界は活発でした。みんなやたらとsuper hard onとかFat BoostとかFUZZ FUCTORYを作ってましたね。shoなんて新品だと2万円くらいしますが、自分で作るとなると2,000円程度。簡単という事もあり、評判の良いエフェクターを安く作るという合理性があったのです。 しかし今は新品の激安エフェ
タッキーパーツのエフェクターキットを製作する Beach Fuzz編
またまたタッキーパーツのエフェクターキットを製作しました。今回は新製品のBeach Fuzzです。新製品でそこそこ安かったこともあり適当に選んだ一台。こちらは名前の通りファズペダルで3つのコントロールがあり、Fuzzツマミでサウンドがオーバードライブ-ディストーション-ファズの範囲で変化するという謳い文句です。 今回も初心者向けのベーシックセットで、製作に必